文化財溢れる相原・小山を探訪その2 | 東京散歩日和

東京散歩日和

日々の散歩の様子、小さな出来事を綴っていきます。

お昼前に三ツ目公園に着きました。









この公園はこの辺りを開発した時

当時の自然を残した新興住宅市民の憩いの場になっている訳ですが、

実は 大雨の時、フェンスあたりまで水を貯める事の出来る調整池の役割にもなっているそうです。



こういった公園はこの辺りではよく見かけられ、

うちの近所のお散歩コースにもやはり同じような役目の公園があります。



そしてこの公園には この辺りを開発した時に出てきた遺跡のレプリカが作られていました。





久保ヶ谷谷戸横穴墓



1997年多摩ニュータウン造成中に発見され 7世紀中頃と推定

前庭部19mは全国最大規模だそうです。





この辺りでお昼休憩



やっと木陰に入れました



ここは次の訪れる日枝神社の敷地内のようです。



山王日枝神社





この神社は市無形民族文化財の三つ目囃子が毎年祭礼に奉納されるそうです

江戸時代から伝えられ 明治12年に復活したということだけど

名前だけは聞いたことがあるけど、そんなに歴史のあるものだとは知らなかったなあ







法泉寺









宝泉寺には市有形文化財の十六羅漢図木造釈迦如来座像が保存されているようですが

一般公開はされていません。







境内の市名木百選に指定されているカヤの木には避雷針が取り付けられていました。









そして最後に 今回私的にはもっともメインの田端環状積石遺構(ストーンサークル)









昭和43年に縄文後期の周石墓・土壙墓と後期から晩期にかけての環状列石が発見され

昭和46年に都史跡として指定されたそうです。



その後、竪穴住居よりなる中期~後期の大規模集落跡も発見され

現在、発掘跡は盛土・整備して保存され、積石遺構は複製展示されています。



この場所から冬至の日の夕日が丹沢の最高峰蛭ヶ岳の頂上に沈むのを見ることができるそうで、

古代の人々はここで重要な儀式を行ったのではといわれています。







まあ とても暑い一日で



上り下りも多く、途中で何度も休憩を入れつつの一日でした。



約10kmほどでしたが 気が遠くなるほど長い道のりでした









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