【ブログネタ】戦争体験談、聞いた事がある?~8/15 今日は終戦記念日 | しろくま・まちゃるWORLD!

しろくま・まちゃるWORLD!

日記というよりは、思った事を、思った時に、思った様に書くところ…それがここです!

エロ系下ネタも書いてます!
あまり濃い内容なのはアメンバー限定です!

読者の方がいてくれて…読んでくれてると思うと、すごく励みになります!
よかったらコメントくださいね!

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
戦争体験談、聞いた事がある?
 
父方の祖父は、陸軍の歩兵部隊に召集で従軍していたらしいけど、あんまり多くを語らなかったな。
 
父方の家族は、高知県から満州開拓団に参加し、故郷を捨てて満州の荒地を開墾し、何年も苦労をしてようやく収穫が軌道に乗り始めた頃に終戦を迎える。
 
うちの親父が祖母の死後まとめた祖母の手記によると…
背後に迫りくるソ連軍の恐怖に怯えつつ、中国人や朝鮮人たちに掠奪や暴行を受けながら、着の身着のままで満州から京城(ソウル)まで何とか逃げ延びてきたらしい。
 
妊娠していた祖母は、単に裸ではない程度のボロ着でいたところを親切な朝鮮人の人に助けられたりもしたらしいけど、多くは日本人と知るとそんな妊婦からも物を略奪しようとしてきたらしい。
 
色んな事があり過ぎ、でも生きて生きて生き抜いて…何とか高知県の故郷に戻ってこれた。
 
でも11人兄妹のうち、半分は戦争中、または戦後すぐに戦争の影響で亡くなってしまった。
 
母方は、香川県の某藩の重役にいた武家上がりの名家で…
代々教師か医者を輩出していた家柄だったせいか、祖父は将校として海軍にいたらしい。
 
歴史に残る海戦にも出たらしいけど…
戦争のほとんどは地上勤務で、命の危険と言えばアメリカ軍の空襲が一番やったらしい。
 
戦争中、既に本家である実家を継いでいた祖父は家族に後を託して軍務に就いていたんやけど、留守を任されていた祖母が分家の親族に言葉巧みに家と土地を騙し取られて…その後、祖父は若い女と駆け落ち。
 
祖母は大阪に引っ越して、看護師をしながら女手一つで子供3人を立派に育て上げた。
でもいつも元旦那や親族への恨み言を言うてたな^^;
 
「まちゃる。あんたも世が世なら御曹司やったのに…ごめんやで」年に数回会う度にこんな言葉を吹き込まれてましたな^^;
 
まぁうちの母も、祖母の言うような裕福な暮らしはした事がないけれど…祖母はまさに田舎のお姫様のような暮らしから、子供3人を抱えての貧乏暮らしをしたんやし、苦労も一角やったやろうね。
 
戦争は人の人生や運命を狂わせる。
父方も母方も戦争に翻弄された家族でしたな。