ふぐ、もちろん食べた事ありまする^^
しろくま・まちゃるは、基本、魚料理が嫌いなんやけど…
人生を重ねていく中で、生魚と焼魚は随分食べられるようになった^^
えらい??
でも煮魚や魚の入った鍋はまだまだ苦手。
理由はもちろん「魚臭い」から。
でもふく鍋(てっちり)は、さほど「魚臭さ」を感じなかったので、初めて食べる時でも抵抗なく食べられましたな^^
それでも、未だにふぐ刺し(てっさ)は好物と言うてもイイ位好きやけど、ふぐ鍋は「食べられる」という範囲かな^^;
ちなみに、敢えて括弧書きで分けて書いた「てっちり」「てっさ」という言葉は、大阪での呼び名なんよね^^
一番最初だけ「ふぐ鍋」を「ふく鍋」と書いてあるのも、ふぐの本場・下関周辺での呼び方をあえて書いてます^^
それぞれに理由があって、大阪での「てっちり」「てっさ」は、ふぐが大阪では「てっぽう」と呼ばれていた事に由来するんよね^^
理由は「当たると死ぬ」という双方に共通する意味合いからの洒落言葉なんやけど、「てっちり」は、「てっぽうのちり鍋」、「てっさ」は「てっぽうの刺身」というところからきとります。
下関周辺での「ふく鍋」の呼び方も、ふぐと聞くと「不具」を連想するという事で、「福」を連想する「ふく」と呼ばれるようになったと言われてますな^^
さてうんちくはそれ位にして…
今や100円回転寿司でもふぐのにぎりが出されてるけれど、ふぐはふぐでも「ふぐ科」「はこふぐ科」「はりせんぼん科」に属する22種類の食用が認められたものの中で、以前はふぐとしては食べなかったものや固体の小さなものが安く出回っているので、気軽に口に入れる事が出来るようになってきてる。
でも、本来のふぐ鍋・ふぐ刺しと言えば、やっぱり高級な「天然とらふぐ」がよろしいな^^
しろくま・まちゃるがこの手の本物を食べたのは、もう15年ほど前の話ねw
景気が良かった前職の職員旅行で行ったんで、下関の名の知れたふぐ料理店「春帆楼本店」で、それこそお高いふぐをコースで頂きましたな^^
あの時食べた「てっさ」や、ふぐの皮、煮こごり(前菜)などはものすごく美味しくて、未だに忘れられへんな^^
翌朝、中央市場で食べた小ぶりのフグの唐揚げもなかなかいけましたな^^
その後に、更にもう一度…
寿司屋の配送のバイトをしてた時に仲良くなった寿司職人君が、自宅でふぐパーティーをしてくれた時…
卸売市場で自ら買い出しに行って、イイふぐを手に入れて調理してくれたこともあったね^^
それ以来、「安物」しか食べた事は無いなw
久しぶりに、高級な「てっさ」を飽きる位食べてみたい…
まぁこればっかりは、一般庶民以下の生活中なしろくま・まちゃるには中々かないませんけどねw