12系ユーロライナー。
国鉄末期のジョイフルトレインブームの先駆けとなった12系客車からの改造車。
登場時は、その明るく斬新な塗色と見た目の良さですぐに気に入った車両。
国鉄からユーロライナーを引き継いだJR東海には1編成が在籍したが…しろくま・まちゃるの妄想鉄道では、一応4編成が在籍する。
左が、TOMIX 12系ユーロライナー床下黒色限定セット(98914)。
右が、TOMIX 12系ユーロライナー(92636)
10年ほどの発売時期の違いで、大きく造作が変化した。
12系客車のリニューアルに合わせたグレードアップがなされていて…
クーラーも通風機も見るからに細かく製作されている。
手前の旧製品は、ピントが合っていない訳じゃなく、「彫り」が浅いのでのっぺりして見える。
旧製品の屋根上機器の表現。
通風機が一体成型なのが旧製品の特徴ね。
TOMIX12系ユーロライナー・オロ12の冷房機器表現。
上が旧製品。下が現行品。
プラ注入口が現行品の方が目立つってどういうこっちゃ(笑)
リニューアル後は、少し青味がかった明るい白色
グリーンマックスのマニ44やマイクロエースの14系ユーロピアのユーロ色は、もっと青みがかっているので…リニューアル車の色目は、その中間くらいかな。
14系ユーロピアは、12系ユーロライナーが大人気を博し、増結用として…当初は14系客車をユーロ色に改めただけのものが投入され、のちにリクライニングシート化され、グレードアップされた。
ちなみに…
マイクロエース(A-8634)とTOMIXの床下黒色限定6両セット(98913)の14系ユーロピアの比較。
マイクロエース製(左)とTOMIX製(右)
マイクロエースは、電車や気動車などではやや全体的な造形バランスが悪いものが多い中、客車は比較的バランスが良い。
ただし床下機器やクーラーなどが、オーバースケール気味で…
特に床下機器は、かなり下方への出っ張りがひどい。
TOMIX「ユーロピア」オハ14黒色床下限定品
ユーロピアの屋根上機器の比較
マイクロエースのクーラーは、微妙に一回りほど大きい。
マイクロエース14系ユーロピア
右に傾いてるのはレール設置上の問題^^;
号車表現の印刷が細かい。
老眼が入り始めた目には見えんw