【鉄道】記憶の中の鉄道路線⑦~近鉄奈良線 | しろくま・まちゃるWORLD!

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(本文中に掲載の写真は、全てネット上からの借りものです。)

 

前にも書いたけれど、「人生で一番よく乗った路線」になってるかもしれないのは、やはり地元の近鉄奈良線。

 

高校時代は、3年間毎日通学でずっと使ってたし…

 

結婚してから近鉄奈良線沿線の奈良市内に20年住んでた事もあったし…

 

通勤・通学で使っていた頃は、奈良線所属車両の車番も自然と覚えていたわw

JRや他の近鉄線よりも一番馴染みのある路線やねぇ^^

 

昭和48年に奈良県へ移り住んで…

それまでは、ほぼ国鉄関西本線経由でしか、奈良県内へ来たことがなかった。

 

でも家を建築中に、1度だけ、近鉄で生駒経由で上本町へ出た事があった。

 

昭和47年のいつだったかは覚えていない。

でもすごく記憶に残ってるのは、「快速急行」という当時5歳のしろくま・まちゃるには聞いたことがない珍しい列車種別。

今では全国の私鉄でも珍しくない列車種別なんやけどね。

すぐに頭に刻まれたねw

(あとから知る事やけど、しろくま・まちゃるが生まれる前の南海電鉄にも、快速急行という種別があった。今は復活してるけどね)

 

今の鉄道車両では、「方向幕」という行先や列車種別の自動表示器が前面や側面に標準装備されているけど…

 

当時は行先表示板という鉄製の板が前面に取り付けられている車両がほとんどやったね。

 

何よりも冷房を装備している車両が、まだまだ少なくて、希少価値やった時代。

 

また南海が既に一般車でも空気ばね装備の台車を履いている率が高かった頃、近鉄は一般車はまだ1ランク下のバネ台車履きが多かったんよね。

 

空気ばねの方は、当時はまだ国鉄でも優等列車にしか使われてないように、高価で乗り心地はよかったんよねw

 

新製冷房車が出始めたのは、小学校も半ばに入ってから…小3か小4辺りな記憶がある^^

 

たまに母に連れられて、大阪なんばの髙島屋へ行くんやけど…その際に、新型車両とか入っていると…すごく喜んだもんやったねw^^

 

当時の最新鋭車両は、8600系新製冷房車。

新製時から冷房装置と空気ばね台車を標準装備

冷房と同時に方向幕を標準装備した、当時としては高品位な車両。

中でも新製時、2両編成でWパンタ装備だった8617は、しろくま・まちゃるが見る頃には、4連化され…前パンタ撤去跡が新鮮な異端車だった。

 

異端車と言えば、8000系全盛時代の奈良線で一番目を引いた車両は…

8000系アルミカー試作車8069編成。

何せ近鉄で唯一の存在。試作車やしねw

普通の8000系は、屋根裾が丸みを帯びる当時の近鉄標準車体。

(8000系の増備車8400系)

上の標準車の写真と比べたら、屋根の角ばり方は、一目瞭然よねw

この車両にたまたま乗れるのが「当たり」やったねw

 

アルミ材使用の為に…

工作の難しさを乗り越えて、他の8000系よりも遅ればせながら冷房化され…

塗色ツートン化までの短い間、マルーン1色のきれいな姿も観れました。

 

この角ばった姿がすごく好きやったね^^

 

その後、アルミカー編成は、連結器の高さを近鉄で統一した際に、工作が難しいとの理由で…8074編成の中間に入ってしまった。

 

でも上の写真で観たら…連結器上がってないかい?

 

スカートの欠き取りが2段階低くあるのが奈良線車両の特徴なんよね。

下がりきったところではなく…もっと上に連結器が収まってるよね?

 

非冷房時代と比べると…明らかに連結器高さが上がってる。

でも中間車となり、この個性的な顔立ちは観れなくなり…

側面だけしか拝めなかったね。

 

ワイパーがなくなった8569前面窓

貫通幌も先頭車同士のものじゃないね

 

最初はただ真中へ入れている感じだったのが…

いつの間にか、スカートが撤去され…完全な中間車になってしまう…

 

 

8069編成を取り込んで6連化された8074編成。

2両目から5両目までの肩が角ばってるのがよくわかる写真。

こうしてみると車体裾の寸法も少し違うのねw

 

異端車話で盛り上がり過ぎたねw

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

もう一昔前の話になったから、思い出話として書くけれど…

 

2009年、近鉄奈良線には大きな変化が起きる。

阪神なんば線・阪神本線(尼崎以西)との相互乗り入れが開始され、近鉄奈良と神戸三宮が乗り換えなしで利用出来るようになる。

 

これは奈良線沿線住民にとっては、画期的やったね^^

 

乗り換えを1回するだけで、山陽電鉄の姫路まで行けてしまうのは、すごい事やったね^^

 

JRの方が圧倒的に速度は速いけど…

乗り換えの回数が少なく、座って移動出来る方が魅力度がある時が多いからねw

 

阪神1000系と近鉄車

 

白とグレーに黄色の線の塗り分けは、「シリーズ21」と言われる近鉄最新鋭車両。

 

奈良へ向かう快速急行が阪神尼崎駅に到着。

ここから、近鉄奈良線(近鉄難波線)の起点・大阪難波へと向かう阪神なんば線と大阪第1の繁華街・キタの中心地・大阪梅田へと向かう阪神本線が分岐している。

 

尼崎はJRも阪神も便利になって、ほんとにイイ街になったね^^

「大阪府尼崎市」と揶揄された下町感もいずれはなくなっていくのかもね^^;

 

阪神尼崎駅の電留線には、近鉄車両が増結待ち、運用待ちで待機中。

阪神線内なのに、近鉄車しか見えない光景は、ある意味異様ねw

 

近鉄奈良線の話やのに…

後半は、阪神なんば線の話になってしもとるがなww^^;

 

奈良線の特急は、全線乗り通しても40分ほどで…過去に「無料の特急(現・快速急行)」が走っていたこともあって、有料特急も最初はニーズが少なかったので、2両で走る事が多かったんやけど…

 

今やラッシュ時には、堂々の10両編成運転をしてるほど盛況やね^^

 

でもどうせなら…1時間1本程度じゃなく、2本は最低運転してくれないと…ほんの少しで乗り逃した時に、快速急行や急行に乗るガッカリ感はハンパないから何とかして欲しいねw