【映画鑑賞】「戦争プロフェッショナル」(1968年イギリス) | しろくま・まちゃるWORLD!

しろくま・まちゃるWORLD!

日記というよりは、思った事を、思った時に、思った様に書くところ…それがここです!

エロ系下ネタも書いてます!
あまり濃い内容なのはアメンバー限定です!

読者の方がいてくれて…読んでくれてると思うと、すごく励みになります!
よかったらコメントくださいね!

【作品情報】

監   督  ジャック・カーディフ
出   演  ロッド・テイラー、ケネス・モア、ジム・ブラウン、他
上映時間  101分
原   題  「DARK OF THE SUN」

【あらすじ】

コンゴ国内軍に雇われている外人部隊指揮官のカーン大尉(ロッド・テイラー)は、反乱軍の攻勢により危急の時を迎えたコンゴ共和国大統領から重要任務を依頼される。

その内容とは、国内鉱山から掘り出され、付近の町の金庫に厳重に保管されている時価5000万ドルのダイヤモンド原石と町の住人達の救出であった。

当初の報酬は、25000ドルであったが…交渉の末、3日以内の作戦完了なら50000ドル払うという内容で決着し、仕事を請け負う。

カーンは作戦成功に向けて、コンゴ国内軍から選り抜きの兵士を選び出す。

自分の長年の腹心で、国内軍のルッフォ軍曹(ジム・ブラウン)。

外人兵からは、指揮官としては優秀ながらナチスシンパで冷徹なドイツ人・ヘンライン大尉、ベルギー人の優男・シュリェ少尉、ケガ人多数を出しそうな過酷な戦闘を想定しアル中のイギリス人医師・リード(ケネス・モア)も連れていく。

軍用列車を仕立てて、ダイヤ原石と住民を救出に行く一行に、反乱軍はいつどこで攻撃をかけてくるか…

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□


戦争映画、傭兵ものの中では、比較的人気作なこの作品。

俺はどうも好きになれんのよねw


作品のかなり始めの方で、隊長さんが「傭兵は金さえもらえばどんな汚い仕事でもする、女子供でも殺す」みたいな事言うてる能書きはあるんやけど、


秘密作戦中の部隊の行動情報漏えいを恐れて、地元民の子供を射殺するドイツ人士官が悪者となるのは、映画的にある程度仕方ないとはいえ、

でも、本来指揮官がその可能性を考えて、相手が子供であっても殺さないまでも…逃がさないか、それ相応の措置を講じるべき。


観客と一緒になって、ドイツ人士官を憎んでる場合じゃない。


ただ子供を見逃して村へ返そうとする…

その隊長さんの優しさは、部隊や作戦自体を危険に晒しまくって…

多くの将兵や救出する予定の一般市民をも危うくする。


隊長さん、あなたがその決断をしてあげねばならないんでしょ?

それが傭兵でしょ?

自分で言っておいて、自分はきれいごとなのが気に食わんw


このドイツ人士官が、自分の腹心を殺したと知ると…

軍法会議にかけるとか一切なく、復讐するんよねぇ^^;

しかもめった刺し^^;


正義も何もあったもんじゃねぇ^^;


劇中でただドイツ人を悪者にするとアカンと思ってか…

このドイツ士官はナチスシンパである事になってる。

戦後の今でもナチス…なら悪者にしてもイイやろう…みたいな^^;

そういうの見え見えね。


…ってか、いくら有能でも、自分の部下に信用出来ない人間を持ってくるかね?

そこからして、この映画に入り込めないw


自分で兵を集めるなら「戦争の犬たち」とか「ワイルドギース」のようなのが理想やなw

「RONIN」のようにスポンサーが兵を寄せ集めてるなら別の話やけどね^^;