関西高速鉄道十津川検車区に、団体運用専用のキハ55が入線。
一時留置線で憩った後、検車区内の工場に入庫。
数日後、検車区内に戻った車両を見ると…
塗色が、国鉄初期急行色に変更されたよう。
休車中のキユ25(左)と並ぶキハ55。
五新線新宮口と折立支線のラッシュ時増発の為に、新潟鐵工所において新造されたキハ2100形(左)と並ぶ。
キハ2100形は、キハ35系の置き替え用として、今後、8両が新宮と十津川に2連4両ずつが配置される。
キハ2100形は、本家・関東鉄道のスペックより向上されているが…
本線走行はあるものの、基本的には本線走行仕様ではなく、支線仕様(最高速度100㎞/h)程度の向上のみとされている。
十津川地区におけるレアメタル輸送は、現地において液体金属に加工された後…
1日3便がコキ200 6~8両により五条経由で和歌山港へ輸送されていたが、新宮港の港湾設備と備蓄用タンク、新宮臨海線等全ての整備が整い、五新南線経由で新宮港へ輸送される事になった。
それに伴って昼行便2往復も夜間運行される事となり、日中の輸送風景は間もなく見納めとなる。
輸送については、今まで通り国土交通省よりJR貨物が運行委託され、貨車の所有も国土交通省となっている。
南線においては、退避設備は駅併設ではなく、ほとんどが退避設備のみの信号所が設けられた。
これにより貨車編成輌数が若干増やせる設定となっているが、生産量・精製量のトータルとしては、今のところ6~8両分と変わっていない為に、増結はなされていない。