alices-dogcat.com「どっちかが怪我をしたらどないすんねん（怒）！」
「どっちかが怪我をしたらどないすんねん
」
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まさはる君と暮らしていた頃に
こんなことがありました。
まさはる君との朝の散歩で時々会う、
わんちゃんがいたのですが、
最初の挨拶の際に
ケンカになりそうになってしまって、
それ以来、そのわんちゃんは
まさはる君を見つけるだけで、それはそれはすごい形相で
吠えながら怒ってしまう。
なので、
お互いが怪我をしてもいけないし、
嫌な経験をさせることにもなりますし、
仲良くする必要もないので、
僕は
そのわんちゃんと飼い主さんを見かけたら
道を変えたり、道路の反対側へ行ったり、
避けてたんです。
いつかの朝、
あともう少しで家に着くという信号が青になるのを待っていたら
後から
「今日は仲良くできるかな〜」
と、
そのわんちゃんをまさはる君に近付けようとする飼い主。
ここからスローモーション。
わんちゃんの身体から出ているシグナルは
「地面に水平で固まったシッポ」
「背中の毛を立て」
「低く短いうなり声」
全てが【敵対的】。
っていうか、犬を知らなくても
どう見たって「怒っている」ことはわかるくらい。
一瞬、声を出そうかと考えたが
相手のわんちゃんは緊張マックス。
その声を合図に、まさはる君へと飛びかかる可能性もある。
まさはる君も相手のわんちゃんに気づき、
緊張しながら
顔と身体をそのわんちゃんへ向け始めていた。
咄嗟にまさはる君の左肩を僕の右足で押し、
自分がそのわんちゃんとまさはる君の間に入る。
お互いの口がお互いの身体に届かない距離ができたので
（スローモーションはここまで）
「犬を離せっ！どっちかが怪我したらどないすんねん！」
東京の朝４時過ぎに響く大阪弁。。。
やってもうた。。。
不服そうに
僕を睨みながら去っていく飼い主と犬。
犬にも相性というものがあり、
どうしても仲良くできない犬はいます。
そして、
その仲良くできないことは悪いことではないので
無理に矯正、治す、直す必要は全くありません。
危険、恐怖を感じることは
犬にとってもストレスです。
松本秀樹にすれば、
逃げられない環境において、危険と恐怖でケンカさせる
闘犬と同じだと考えています。
【今日は仲良くできるか、できないか】の賭けは
５０ー５０ではありません。
過去に
ケンカになりそうな経験があり、姿を見ればうなるほどの
悪い印象、相性があるわけですから
残念ながら次もケンカになる確率の方が高いです。
この段階で、飼い主が最優先にするべきことは、
他の犬に対して
「怒る」「吠える」「興奮する」
「ケンカをする」という経験を
積ませないことです。
つまり、
愛犬が他の犬と仲良くできないこと
＝人間の子供に友達がいない子と同じでかわいそう
＝うちの犬もかわいそうだから、
「友達になれる犬を探してあげなきゃ！」
は間違いである、
「愛犬と友達の犬が遊んでいるところを見たい、写真を撮りたい」
は飼い主のエゴである
ということです。
もちろん
仲の良い犬がいるということは
悪いことではありませんよ。
簡単にいうと、
他の犬と仲良くしたい犬は、仲良くすればいいですし、
他の犬と仲良くしたくない犬は、仲良くする必要はない、
犬の気持ちを最優先に！
ということです。
この自分の犬を、許可なく他の犬に近づける行為は、
他の犬が苦手な犬だと、より苦手になる、
苦手な犬種が増える、苦手な犬のサイズが増える、
最悪の場合、どちらかの犬が怪我をする、
亡くなってしまう、という
かなりの迷惑行為です。
そんな何らかの理由で
他の犬や家族以外の他人が苦手な愛犬が
こんな目に遭わないようにする、
良いものをご紹介します！
『犬のお散歩メッセージワッペン』
「触らないで」
「怖がりです」
「猛犬注意」
「仲良くしてね」
の４種類
付け方は、
お散歩の時のリードを挟むようにして
マジックテープで貼り付けるだけ！
しっかりと目立つサイズですし、
一目で、その意味がわかるデザインになっています。
このワッペンを付けていても
気づかずに犬を、自分を近づけてくる方もいるかと思いますので
言葉と態度で愛犬を守ることを忘れないようにしましょうね。
「触らないで」「怖がりです」
「猛犬注意」「仲良くしてね」の４種類
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もし良かったら、
犬を勝手に近づけられて
ケンカになった、犬や人が怪我をした
という経験がある方はコメントで教えてください🙇