その「ハウス」間違っています!!
一昨日、
わんちゃんと一緒に寝てもいいですけど「ハウス」はできるようにと、
お願いしましたので、
『飼い主が「ハウス」と言うと、ハウスに入る犬と飼い主になる方法』
をお教えします。
*PRを含みます*
「ハウス」
=ハウスの中にいる時間を伸ばしていく…
と言うイメージを持っているトレーナーさんや
飼い主さんも多いかと思います。
なので、
ハウスの扉を閉じていられる時間を少しずつ長くしていく
トレーニングを積んでいくのですが、
扉を閉めて2秒待てたら、おやつ。
扉を閉めて5秒待てたら、おやつ。
扉を閉めて10秒待てたら、おやつ。
おやつが食べたい犬の気持ちになってみてください。
「この扉、早く開け!」
って思いませんか?
これだと、犬にとって
ハウスの中は【おやつを我慢する部屋】
になってしまいます。
ハウスってなんで入っていてほしいか?
一昨日も書きましたが、
ハウスで寝てほしいんです。
朝まで8時間ほどハウスに入っていてほしいんです。
入院した時や災害時に避難所の外でハウスに入る時のことを想定して、
ある程度の長時間、ハウスの中にいてほしいんです。
扉を閉めておやつを食べるまでの時間を
2秒から始めて、
少しずつ、少しずつ8時間まで伸ばせますか?
この従来の「ハウストレーニング」が
間違っていることは分かりましたね?
まず、ハウスのイメージから変えましょう。
ハウス=【寝室&食堂】です。
皆さんは、寝室に閉じ込められますか?
食堂に閉じ込められますか?
そうなんです、ハウスの扉って
基本的にはずっと開いているものなんです。
犬が入りたい時に入って、出たい時に出る
=【寝室&食堂】なんです。
では、どうすれば犬にそう思ってもらえるのか?
答えは、
犬にとって「入りたい&いたい部屋」にしましょう。
ということは・・・
いつものようにおやつをたくさん用意しておきます。
おやつを準備している、持っていることを
犬が確認したら、ウキウキのエネルギーで「ハウス」と声をかけて、
ハウスの中におやつを投げ入れます。
ハウスの中に躊躇なく入るようになったら
ハウスの前後左右に通気窓がある場合は、
「ハウス」と声をかけて、おやつを投げ入れて、
犬がハウスの中で転回する前に、後ずさりで出てくる前に
通気窓からおやつを次から次へと複数入れます。
通気窓が無いタイプのハウスの場合は、
奥に投げ入れたおやつを食べている間に、
ハウスの入り口すぐにいくつかおいて、
犬がハウスに全身入っておやつを食べるように
してください。
こんな遊びを毎日、繰り返しておいてください。
(オモチャやボールが好きなら、おもちゃやボールを投げ入れて)
加えて、ハウスのサイズにもよるかとは思いますが、
ごはんをハウスの中で食べるようにしてみてください。
飼い主さんに意識してほしいのは、
「ハウス」=ハウスの中に入ると美味しいことが’あるよ!楽しいことがあるよ!という経験しかさせないこと。
間違っても、
ハウスを罰として、閉じ込める牢屋として使わないこと。
と
ハウスの中に閉じ込めないこと。
と
上手くいかない時に語気を強めて「ハウス」と命令しないこと。
あと、犬がハウスにいるときは
声はかけられるけど、手は出せない。
というルールを家族全員で守ってください。
(緊急時以外)
こういうスペースがあることで、
犬がレーダーをOFFにする時間ができて、
精神的に落ち着いた子になりますよ。
こうすることで、
犬にとって、ハウスが
美味しい部屋、楽しい部屋となり、
入りたい部屋、邪魔が入らない部屋となり、
眠たくなったら、休みたくなったら
勝手に入るようになります。
生前、まさはる君は
夜8時半になったら
自分のハウスに入って寝てました。
寂しくなったら、ハウスから出てきて
僕の股の間で寝てました(笑)
はい、これで
長時間、ハウスで我慢できる犬ではなく、
長時間、ハウスにいたい犬
の完成です。
犬との「正しいハウストレーニング」
に使うおやつは
通気窓に入るサイズに手で切れる…
まさはる君の大好物
『京丹波自然工房』さんの
ジビエ(鹿肉&猪肉)を使った
ドライおやつがおすすめです。
ドライおやつがおすすめの理由は、
小さく切れることと、
ハウスの床に落ちた時に音がするので
おやつが通気窓から入ったことが
犬へ伝わりやすく、ハウス内も汚れにくいから。
また、元肉食動物の犬には
たまらない匂いと味のようです。
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