【危険】タマネギよりも、チョレートよりも・・・ | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

【危険】タマネギよりも、チョレートよりも・・・

今年も残すところ、2日と少し。

 

そろそろ

お正月の準備を始めているご家庭もあるかと思います。

 

お正月と言えば・・・

松本秀樹も大好きな「お餅」。

 


新年になって、雰囲気に流されて

「お餅」を絶対に犬に与えないようにしてください、

いいですか、絶対にです。

 

最近は、

犬の情報サイトも増えてきましたが、

その中には

「お餅はわんちゃんも食べられます!

お米でできているので少量なら大丈夫です!」

って書いてあるものもありますが、

問題は何でできているかではなく、

形状と粘着力です。

 

毎年、1月になると高齢者を中心に

餅を喉に詰まらせて死亡するというニュースを

多く目にしますよね?

 

毎年、

異物を喉に詰まらせて亡くなる方の人数が約3500人、

そのうちの4割にあたる約1300人が1月に集中しています。

 

高齢者が中心とはいえ、

お餅を食べ慣れている人間がこんなに多く

亡くなってしまうんです。

 

オオカミから派生した亜種である犬。

引きちぎった肉が口に入るサイズになったら

丸呑みをすることがあたり前の動物。

 

また、

お餅が危険なのは、

噛んでも形が変わるだけで大きさは変わらないところ。

 


犬が窒息をして呼吸が停止した場合、

時間経過と生存率は、以下のとおりです。

 

【時間経過】

30秒:脳への酸素供給が減少し、意識がなくなる可能性があります。

2分:脳への酸素供給が完全に停止し、脳細胞が死に始めます。

4分:脳細胞の大部分が死に、脳死状態に陥る可能性があります。

 

【生存率】

1分以内に救助した場合:95%以上

2分以内に救助した場合:50%以上

 

犬が呼吸できなくなってしまうと、

たった2〜3分で生死の境目がきてしまうんです。

 

口から指やピンセットなどでお餅を取ろうとしても

水分を多く含んだ餅は咽頭にへばりつき、

つまんで引っ張ってもちぎれるだけで

なかなか上手く取れません。

 

そうこうしている間に

何分が経ってしまうのでしょう。

 

もう1つ付け加えておきますね。

 

お正月は、

動物病院もお休みですからね。

 

松本秀樹は、

犬にとってはタマネギよりも、

チョコレートよりも

この「お餅」の方が危険だと考えています。


「お餅」は犬が食べても問題ない材料で作られていますが、犬には危険な食べ物であることがわかっていただけたと思います。


そもそも、

犬は「お餅」を食べなくてもいい動物です、

「お餅」は犬にとって、

食べなくてはいけない食べ物ではありません。