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これ、飼い主としてめっちゃ大事な仕事です。
そういえば、
ふと思い出したのですが、
ある日の夕方、
まさはる君と散歩に出て、
信号待ちで、まさはる君に
特に理由はなく、おやつをあげたところ
右斜め後ろから
「今、なんでおやつをあげたんですか?」
って、
自転車に乗った、同じ信号を待っていた人に
聞かれたことがあり、
『いや・・・特に理由はないです。』
「うちにも犬がいるんですが、
何かしないとあげちゃいけませんよ!」
って、ご指導をいただいたことがあります。
(最後の「よ!」でペダルを押し込み、
颯爽と行ってしまいました)
この方と同じように
〈おやつは何か犬が芸をした時だけにあげるもの〉
〈おやつをあげる時は何か芸をさせてから〉
=《犬は甘やかしてはいけない》《犬は従える者》
という考えの飼い主さんが
まだまだ多いようです。
もちろん
「おいで」や「ハウス」「トイレ(成功)」など、
犬に忘れてほしくない行動をしてくれた後に
おやつをあげることには大賛成です。
でも、どちらかと言うと、
松本秀樹は、まさはる君に
何の理由もなく
おやつをあげることの方が多かったですよ。
あ、
今、嘘をつきました。
【何の理由もなく】は
まさはる君(犬)から考えると、
確かに【何もしていないのにおやつがもらえた】
になるのですが、
松本秀樹(飼い主)から考えると
明確な理由があります。
犬が行動を覚える、行動を変えるには
基本的には以下の2つのシステムしかありません。
①《古典的条件付け》
犬がある情報を手に入れた後、自分に対して何らかの刺激があることを繰り返すと、その同じ情報を手に入れると刺激を思い出し反応すること。
例:
缶詰を開ける音を聞いた(聴覚情報)後に、缶詰のご飯をもらえた(美味しかった)を繰り返すと、缶詰の音を聞くだけでご飯がもらえると思い、台所へ来るようになる。
②《オペラント条件付け》
犬がある行動をした結果、自分にとって好ましいことがあると、その行動は増えていき、好ましくないことがあると減っていくこと。
例:
野良犬があるお宅の玄関先へ行くと、ご飯がもらえるので、毎日そのお宅へ行くようになり、玄関先で水をかけられれば、そのお宅へは近寄らなくなる。
松本秀樹がまさはる君に使ったのは
①《古典的条件付け》による行動です。
ポケットに手を突っ込むパパの仕草(視覚情報)を見た後に、
パパのその手からおやつがもらえて美味しかった!
という経験を何度か、まさはる君にしてもらうことによって
パパの手が動くたびに「おやつかな?」と気にするようになる
→パパの手が常に見える位置にいようとする
=引っ張らなくなる&拾い食いができない
(地面よりもパパの手からの方が、美味しい確率が高いから)
&勝手に近くにいようとしてくれる。
松本秀樹がまさはる君に
何の理由もなくおやつをあげていたのには
『まさはる君の安全と健康を守る』
という明確な理由があったわけです。
この
犬の安全と健康と守るために
あげるおやつも
安全で健康を損なわない、
かつ、
愛犬が大好きなものを見つけてあげてくださいね。
これ、飼い主としてめっちゃ大事な仕事です。
松本秀樹はまさはる君に、
これを選んであげたら、
生涯、まさはる君の大好物となった
『京丹波自然工房』さんの
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愛犬が好きそうなものを選んであげてもいいですし、
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