選択肢は3つ。
まさはる君、病院へ行ってきました。
まさはる君の左前脚の腫れの経緯を説明すると、
2月20日(月)の7回目の抗がん剤治療の後から
左前脚の肘から下が少しづつ腫れ始め、
25日の朝にはパンパンになっていたため、
その日、病院へ。
これまでの抗ガン剤治療と年齢によって脆くなった血管が破れ、
そこから、20日に投与した抗がん剤が漏れ出て、
そこの組織が炎症を起こしている=「抗ガン剤の血管外漏出」
だろうと。
(人間のデータだと、抗ガン剤の血管外漏出の割合は7%未満。
人間と比べると体が小さい=血管が細い+処置中じっとしないことを考えると、犬はもう少し多いのかもしれません。)
この「抗ガン剤の血管外漏出」は、
無症状なことも多く、自然治癒により治ることもあるが、
悪化すると、
痛みを伴いながら水疱→潰瘍→壊死することになる。
ただ、
この25日までは
まさはる君は歩き方も速度も普通ですし、
左前脚を気にする様子もなかったので、
家で冷やし、様子を見ることに。
毎日、
濡れタオルで拭き、湿らすようにして
まさはる君の左前脚を汗をかいた状態にして、
その気化熱で左前脚を冷やしていました。
それでも
足の腫れは引かず、今日の早朝、
まさはる君が自分の左前脚を舐めている音で目が覚め、
「痛みがある」と判断し、今日病院へ行ってきました。
左前脚の肘から下の皮膚が全体的に赤く腫れ上がり、
注射針を刺した後の周囲が黒ずみ始めていたので
悪化していることは間違いないと。
治療法としては3つ。
①抗ガン剤による炎症を中から抑える可能性がある薬剤の注射。
(1回10万円×3日)
②壊死した組織を手術で取る。
③外から薬を塗って壊死を防ぐ。
①は、
承認されたばかりの薬剤なのでデータが少なく、
効果があるかどうかがなんとも言えないらしく、
②は、
そこまで壊死が広がっているわけではなく、
抗ガン剤の副作用で血小板が減っている上に、
体力と肝臓が万全ではない今、
外科手術と全身麻酔は怖い。
というわけで、③を選択。
外用感染治療薬
「ゲーベンクリーム1%」という塗り薬と
ガーゼ、包帯をしてもらってきました。
これを家でも
1日1回、塗り替えます。
まさはる君のためを想って、
抗ガン剤治療を始めたはずなのに、
副作用による嗅覚・味覚の変化+食欲低下に伴い、
食べる楽しみを奪ってしまい(好みがガラッと変わった)、
今度は、
大好きな散歩の楽しみを奪うことになるかもしれない。
僕は、
何をやってるんでしょうね。。。
ごめんな、まさはる。