ご報告があります。 | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

ご報告があります。

先週

まさはる君との

朝の散歩から帰った時に、

脚を拭くついでに色々と全身チェックをするのが

日課になっているのですが、

 

全ての脚を拭いて、次に

下顎を拭きながら触った時に、

小指に何か硬いものが当たる。

しかもその硬いものは両側にある。

 

僕も素人ではない。

場所が場所だけに

目をつぶって深呼吸をして、自分を落ち着かせる。

 

とにかく病院へ。

まさはる君が生まれてからずっと診ていただいている

主治医の先生も同じ見解。

 

「とりあえず、病理検査しましょう。」

 


そして、

その病理検査の結果が25日の金曜日に出ました。

 

病名は

【悪性リンパ腫多中心型】

 

怖い文字が並んでいるので1つづつ説明しますね。

 

「悪性」=転移している、する可能性があることを意味します。

基本的にリンパ腫に良性はありません。

 

「リンパ腫」=リンパ節の中のリンパ球が腫瘍化している。

 

「多中心型」=身体中のあちこちにあるリンパ節が複数以上腫瘍化している。

 

な病気です。

 

ただ、

この「リンパ腫」には様々な型がありまして。

 

リンパ腫を

細かく分類すると約40種類にもなるので

簡単に説明しますね。

 

リンパ腫=T細胞とB細胞からなり、

どちらの細胞が腫瘍化しているによって、

危険度、悪性度が変わってくる。

悪性度、危険度=T細胞>B細胞

 

そして、

その腫瘍が若くて元気な=低分化型なのか、

すでに腫瘍としての成長をほぼほぼ終えている=高分化型なのか

 

この4通りのうち、

どれかで治療方法や生存率が大きく違ってきます。



で、

まさはる君のリンパ腫は

不幸中の幸いという言葉を使っていいのかはわかりませんが、

この4通りのうち、最も悪性度、危険度が低い

「B細胞の高分化型」だったんです。

 

なので、まさはる君は

食欲はいつも通り、うんちやおしっこもいつも通り、

痛みも無いので、元気さもいつも通り。

本人的には倦怠感など違和感はあると思いますが、

飼い主としては、

ただ、ただ、リンパ節が腫れているだけなんです。

(今のところは)

 


とはいうものの、

細胞が腫瘍化しているのは間違いなく、

喉の近くのリンパ節が最も腫れていて、

あんまり大きくなると気管を圧迫して、

呼吸がしづらくなるため、

近々、

抗がん剤(飲み薬)による治療を始めることになると思います。

 

正直、

最初は「年越しも難しいかな」と考えていました。

「リンパ腫」って、

型によってはそれくらい怖い病気なんです。

 

なので、

皆さんも愛犬にこのあたり(緑の丸)を触って、

 


しこりのようなものができていないか

チェックしておいてくださいね。

 

ラブラドールの10歳10ヶ月。

何があっても不思議ではない年齢ではありますが、

今回の敵はちょっと相手が強すぎます。

 

まさはる君は僕の犬、僕の家族ではありますが、

テレビで応援していただいていた、

SNSで応援していただいている

皆さんがいてくださっているからこその

まさはる君であり、松本秀樹であり、

松本家だと考えています。

 

なので、

今日の投稿を読み、まさはる君をご心配いただき、

様子や容態が知りたい方もいらっしゃるかと思いますので、

できる限り、まさはる君の写真や動画を載せていくつもりです。

 


また、

このリンパ腫というガンは、

ガン全体の7〜24%を占める

比較的犬が罹りやすいガンと言えます。

なので、

飼い主さんの勉強のためにも、

心構えとしても読んでほしいので

どんな検査や、どんな薬がいくらくらいして、

どんな副作用があってなども

書いていくつもりです。

 

引き続き、

まさはる君と松本秀樹を含めた松本家を

よろしくお願いいたします。