「犬の体内時計」の正体・・・ | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

「犬の体内時計」の正体・・・

犬が時間になると散歩の催促にくる、

ご飯の時間になると台所を見る、

やっぱり動物ってすごいね!

 


犬の体内時計は正確・・・でもないんです。

 

というか、

犬には時間という概念そのものがありません。

 

時間という概念が生まれたのは

紀元前3500年〜紀元前1500年あたり、

現在のエジプトで、太陽が作る影から昼間を12分割、

星の位置を観測することで、夜を12分割して、

1日を24分割=24時間としたことが始まりだそうです。

 

紀元前3500年というと

現在から約5700年前ということですから、

犬はすでにこの時には、

タイリクオオカミから派生した亜種「イヌ」でしたから。

 

では、なぜ

犬は散歩やごはんの時間がわかるのか?

 

散歩の場合は、

これくらいオシッコしたい、これくらいウンチしたくなったら

散歩に行ってスッキリするという経験を毎日、

 

ごはんの場合は、

これくらいお腹が空いた感覚の時に、いつもごはんをもらっている

という経験を毎日することで、

 

それが毎日、だいたい同じ時間におしっこしたい、

お腹が空くので、

〈6時と17時に散歩〉と〈7時と19時にごはん〉と

時計を見て行動している人間側からすると、

まるで時計を見て催促しているように感じる

というわけです。

 

そして、

散歩の時間、ごはんの時間には間違いないので、

「催促をする」と散歩に行けた、ごはんがもらえたという経験を

毎日重ねることで、その「催促をする」という行動も

覚えていきます。

 

この「催促をする」という行動が

飼い主を迎えに行く、台所を見つめる程度なら問題ありませんが

「早く散歩に行きたーい!」

「早くごはんを作ってー!!」

と吠えるのを【要求吠え】と言います。

 

あまりに大きく、長い時間吠えられると

ご近所の手前もありますし、

悩んでいる飼い主さんも多いので

犬に【要求吠え】をやめてもらう方法を書いておきますね。

というか、

これまでの説明に全て書いてあるのですが、

わかりますか?

成長したい飼い主さんは

上までちょっと戻って、

そんな目線でもう1度読んでみてください。

 

では、答え合わせです。

 

答えはここです

下差し

《「催促をする」と散歩に行けた、ごはんがもらえたという経験を

毎日重ねることで、その「催促をする」という行動も

覚えていきます。》

 

犬は、

【催促をする(吠える)→ごはんがもらえた→吠えればごはんがもらえる】

と覚えたわけです。

 

なので、めっちゃ簡単です。

 

上差しこの方程式の結果のところ【吠えればごはんがもらえる】

犬の行動をどうしたいんでしたっけ?

そうです!

吠えれば→吠えなければごはんがもらえる

にすればいいだけなんです。

 

なので

【催促をする(吠える)→ごはんがもらえた→吠えればごはんがもらえる】

下矢印

【催促をする(吠えない)→ごはんがもらえた→吠えなければごはんがもらえる】

にするだけ。

(催促は期待、希望という感情なので、催促をしないようにはできません)

 

つまり、

催促をするために吠えていた行動を、

催促をするために吠えない

を選択してもらうというわけです。

 

ルールは2つ。

①吠え始めたら、吠えている間はごはんの準備をすすめられない。

②吠えていない間だけ、ごはんの準備がすすむ。

 

このルールを守って

「犬にごはんを食べさせてあげたい!ゲーム!!」

を始めましょう。

 

犬が吠えたら、

「あ〜残念アセアセママ、ごはん作りたいな〜」

犬が吠えるのをやめたら「そう〜!」(一緒に喜んで)

ごはん作りを続ける。

 

犬にこのルールが伝わった瞬間から

犬は吠えないことを選択し、

吠えないことで催促をする犬になります。

 

これだけです。

叱らなくても、怒らなくても犬は変えられるんです。

 

ちなみに

ここにも吠えないこと、お座りをすることで

催促をしている犬が・・・

 


まさはる君が催促しているのは

『京丹波自然工房』さんのペット用ジビエ

 


松本秀樹が

工場まで足を運び、自分の目と耳と舌で

安全を確かめて、

まさはる君にあげようと決めた

 

京丹波自然工房』さんには

鹿肉&猪肉=ジビエを使った

レトルトお肉、ドライおやつ、ふりかけ。スープなど

たくさんのペット用ジビエがありますよグッ

 

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下差し