犬は散歩で、身体のどこが汚れる???
お散歩や外へお出かけして家へ帰った時に、
タオルで足の裏を拭いてから、お家の中へ。
といったルールのお家、多いかと思います。
おそらく、
犬は靴を履いていない事が多いので、
靴の代わりをしている足の裏だけを
拭いていらっしゃるんだと思いますが、
実は、
犬が外を歩いて汚れるのは足の裏だけではないんでんす。
それは
わんちゃんが歩いているところを観察すると
よくわかるのですが。
わんちゃんは
自分の体重の3分の2を前足の2本で支えて立って、歩く動物です。
つまり、
歩くときは推進力の3分の2を前足で生み出していると
言い換えることができます。
そして、この推進力を生み出す際には
前足を後方=お腹側へ曲げる必要があります。
この時、
地面の汚れや埃を舞い上げ、お腹の皮膚や毛に付着させ、それを家まで運んでいるというわけです。
なので、
外から帰ったら足の裏だけではなく、
腹側(僕は犬の裏側と呼びます)もしっかりと拭いてから
お家へ入るようにしてください。
加えて、
わんちゃんの隣を歩く我々、
飼い主の足・靴が舞い上げる汚れや埃も
わんちゃんの身体に付着します。
これは
わんちゃんの高さや歩く位置によって
汚れが付きやすい場所が変わってくるのですが、
わかりやすいのは雨の日。
雨の日に帰った際に、
わんちゃんの身体を拭く前に
わんちゃんの身体のどこに汚れが多く付いているか
観察してみてください。
散歩から帰った時に
家の中を生活に保つだけではなく、
わんちゃんの健康のためにも足の裏、腹側、汚れている場所を
拭いてあげて、
月に1度は、全身をシャンプーしてあげてくださいね。
松本秀樹が
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