大型犬以外も要警戒「胃拡張・捻転症候群」
最近、
初めてわんちゃんと暮らし始めたという方も
このブログを読んでいただいているようなので
改めて
ドッグフード選びのお役に立てるよう
《ドッグフードの基本》から書いていきます。
《ドッグフードの基本 18》
『胃拡張・捻転症候群』
毎日、暑い中
なるべく気温が下がった時間に
わんちゃんとお散歩に行っていることと思います。
いつかのブログで
ごはんとお散歩の時間が近い場合、
「お散歩が’先で、ご飯が後」が理想です。
と書きました。
それに変わりはないのですが、
今の季節は、短い時間とはいえお散歩へ行って帰ってくると、
わんちゃん達の身体は、
口から冷たい室内の空気を吸って、上がった体温を下げようと
こんな感じでパウンティング(早く息を吸う)をします。
(朝5時前、妻や子どもたちはまだ寝ているため、暗闇での撮影なのでスマホのライトでまさはる君の目が光ったり、見づらいところがあります。)
【動画】
このまま
ごはんを食べてしまうと、
「胃拡張・捻転症候群」を起こしてしまう可能性があります。
胃捻転とは
何らかの原因で胃が空気で風船のように膨れ上がること(=胃拡張)で、胃が捻れてしまって血が止まってしまい、周りの肝臓や脾臓に血液がいかなくなり、処置が遅れると心不全、多臓器不全を起こし、
ものの数時間で死んでしまいます。
胃捻転の発見が早くても15%、遅ければ68%という
死亡率の高い病気です。
胃捻転は
ラブラドールなどの大型犬やグレートデンなどの超大型犬に多いとされてきましたが
フレブルさんやシーズーさんなどの短頭種、
ミニチュアダックスさんなどの小型犬、
猫さんにも起こることがわかってきています。
《症状》
・お腹が膨れている
・じっとしない
・よだれが止まらない
・床や壁を舐め続ける
・吐き気はするが吐けない1
なので、
お散歩から家に戻って10分くらいハウスで待って、
口がある程度まで閉じられようになってから
ごはんをあげるようにしてください。
これくらい
【動画】
エアコンをしっかり下げて、体温が下がるまでの
10分間を使って、
水でドッグフードをふやかすことをおすすめします。
水でドッグフードをふやかすことで
ドッグフードの中の空気を抜く、
そして、ドッグフードをふやかさず一気に食べると
ドッグフードが口、食道の水分を吸うため、喉が渇きます。
すると、ドッグフードを食べた後に水を大量にがぶ飲みすることになり、
暑さも加わり、水も空気も大量に胃へ送り込むことになり、胃捻転のリスクが高まってしまうからです。
《胃捻転の他の原因と対策》
【内臓は何処かに固定されているわけではないので、食後や大量の水を飲んだ後の激しい運動により十二指腸が胃に絡み、胃が捻れる】
・1回のごはんの量を減らすためにごはんを1日3回に
・食べた後に喉が渇き、水をガブ飲みしないようにフードをスープやぬるま湯に浸す
・食後は1時間はハウスの中で安静に
・激しい運動や遊びは胃から食べ物がほぼなくなる食後4時間以上経ってから
【激しい運動や興奮による息遣いが落ち着かないままごはんを食べたり、水を飲んだりして空気と一緒に胃に送り込んでしまい、ゲップやオナラとして出せず胃拡張からの胃捻転へ】
息遣いが落ち着いてからごはんにする
【ごはんを食べる際に、空気も一緒に胃に送り込んでしまい、ゲップやオナラとして出せず胃拡張からの胃捻転へ】
・犬はそもそも肉をちぎって飲むように食べる動物なので早食いです。なので、粒の中に空気の少ない、少しだけ噛み砕く必要がある大き目の粒のサイズのフードを選ぶ
・食べた空気をゲップやオナラとしてきちんと出せるように、普段から胃と腸に負担をかけないフードを選ぶ
というわけで
松本秀樹がまさはる君のために選んだ
粒が大き目で、中に空気がほとんど入っていない
&
ほぼ肉食動物である犬の胃と腸に負担をかけない原材料で作られた
ドッグフード
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