小型犬&短頭種に多い❗️「隠れ気管虚脱」
小型犬&短頭種に多い❗️「隠れ気管虚脱」
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《気管虚脱(きかんきょだつ)とは》
口と鼻からの息を肺へとつなぐ重要な役割を担う気管の一部が潰れて狭くなっていき、進行すると完全に潰れて呼吸困難で死に至る。
一度なってしまうと自然に、自分の治癒力では治ることはありません。
(手術費用:約70万円+入院費)
《どんな症状が出るの》
気管虚脱には4段階のグレード(進行度)があります。
「グレード1(気管内が25%潰れている)」
=水を飲んだり、ご飯を食べたりすると咳が出る
「グレード2(気管内が50%潰れている)」
=散歩中、引っ張って首に圧がかかると咳が出る。
運動している時など、大きく息を吸うといびきのような音が出る。
「グレード3(気管内が75%潰れている)」
=普段の息が短く「フゴフゴ」と豚のようになる。
「グレード4(気管内がほとんど潰れている)」
=普段の息が長く「ガーゴー」とガチョウのようになる。
(グレード2はグレード1と2の症状、グレート3はグレード1と2と3の症状、グレード4は全ての症状が出ます)
《気管虚脱になりやすい犬種は》
・ポメラニアン
・ヨークシャーテリア
・チワワ
・トイプードル
・パグ
・フレブル
・ボステリ
・マルチーズ
・柴犬
・ゴールデンレトリーバー
・ラブラドールレトリーバー
この他は、小型犬に多い病気です。
《原因は》
・散歩時の引っ張り
・吠えすぎ
・早食い、大食い
・肥満
・タバコの副流煙
・高温多湿
・乾燥
・老化による筋力の衰え
・そもそも気管に疾患がある
・遺伝
気管虚脱が厄介なのは、
「犬だって咳くらいはたまに出るだろうし、元気だし・・・」
と、
グレード2か3=気管が50〜75%潰れてからじゃないと飼い主さんが気づきにくいところ。
例えば、
グレード2=50%潰れている段階でも
ドッグランなどで走り回って遊んだ時、酸素を欲しがっている全身に酸素を供給するのに普通に息を吸っても半分しかいかないってこと。
暑い時、
命の危険がある熱中症を避けるために汗をかけない犬の体は、
冷たい床にお腹をつけるか冷たい空気を吸うしかできません。
その冷たい空気が半分しか吸えないってことなんです。
結果、犬の体は酸素や冷たい空気をよりいっぱい吸うために無理をして、心臓や肺、肝臓に負担がかかって、その臓器も病気になることもあります。
松本秀樹は
グレード0.5〜2=気管が15〜50%潰れているけど、
飼い主さんが気づいていない「隠れ気管虚脱」
のわんちゃんが意外と多いのでは考えています。
そして、
「気管虚脱」を進行させてしまっている理由の1つに
首輪の装着があると考えています。
気管は、
首の動きに対応するため、
柔らかい骨=軟骨の輪がいくつも重なってできています。
犬の
首の中はこんな風になっていて、
気管が下(地面側)、食道が上(後頭部側)と
並んでいます。
犬に首輪をつけて、
犬が引っ張る、飼い主さんが犬をコントロールする際に
リードを上にあげたり、後から引っ張った際に、
首輪の圧力がかかる
首の下側(地面)にある気管に圧力がかかり、
「気管虚脱」を発生させたり、進行させているのではないかと。
また、
結果的に気管がクッション代わりとなるため
食道が狭くなる「食道狭窄」より、「気管虚脱」の方が
圧倒的に多いのではないかとも考えています。
加えて、
首の地面側にある筋肉は、上側と比べると薄く、
ある程度、力加減をしたとしても
体重2〜5kgの小型犬のあの細い首の筋肉では
人間が引っ張るたびに気管に負荷がかかっているため、
体重が少ない、小さい犬の方が「気管虚脱」が多いのではかいか。
そして、
大型犬でも気持ち先行型で引っ張り続ける
ゴールデン&ラブが多いのではないかと
考察しています。
目安としては
「2日に1回は愛犬の咳を聞く、見る」という飼い主さんは、
何かのついででも良いのでレントゲンを撮ってもらって
気管虚脱の検査をおすすめします。
気管虚脱を進行させない方法としては
①気温と湿度を適度に保つ
②太らせない
③首輪をハーネスへ替える
そんな
気管虚脱のわんちゃん、
気管虚脱になりやすい犬種のわんちゃん
及び、小型犬さん&気持ち先行型のわんちゃんに
是非使ってもらいたいのが・・・
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