【ウクライナからの犬】について。
狂犬病の清浄国ではない
地域であるウクライナから
清浄国である日本へ避難されてきた方のペットである犬が
狂犬病予防法に基づき
動物検疫所で最長180日間も
係留される理由。
狂犬病は
・感染し発症すると犬も人もほぼ100%死亡する。
・「狂犬病」という名前ですが全ての哺乳類が感染する。
・人に感染させる媒介動物の99%が犬である。(だから犬だけが狂犬病予防接種を義務付けられている)
・その犬が狂犬病ウィルスに感染しているかどうか、発症前にわかる検査がない。
・狂犬病ウィルスの潜伏期間の平均が2〜3ヶ月(人は1年以上の場合も)なのでセーフティーに180日間か。
・人→人、人→動物への感染は確認されていない
(だから、飼い主さんは入国できています)
犬にとっても、人にとっても、野生動物にとっても危険な狂犬病。
日本では1956年(人1人、犬6頭が死亡)を最後に
犬も人も野生動物も発症はありません。
これは、
今回のような一見厳しすぎるように見える
いわゆる水際対策を
厚生労働省、農林水産省、獣医師会が中心となり、1頭も例外、特例なく
しておいてくれた結果です。
インドネシアのフローレス島では、海外から船できた、たった3頭の犬から、3年後に島全体に感染拡大し…
3年間で81人が亡くなり、感染拡大防止のため約50万頭(全総数の63%)が殺処分された
という事もありました。
(大阪府獣医師会サイトより)
なので、
今回の措置は…
自分の愛犬や友達の犬、自分の家族や大切な人、将来日本で暮らす犬や人、日本に住む野生動物を守るためにはやむを得ないと
松本秀樹は考えています。
ただ、
費用(約55万円)については…
命からがら
避難してきたわけですから
ウクライナの方本人が払える可能性は極めて低いので、
日本政府が払う、
とか、
政治家さんのどなたかが
ポケットマネーでポンと(人気出るんちゃう?)
…と考えています。
長文失礼いたしました。
終わりです🙇♂️