その「グレインフリー」のフードは大丈夫ですか？
「グレインフリー」のドッグフード＝全てが良いフードではない❌
【グレインフリー＝穀物類不使用】
なので
グレイン＝米・大麦・小麦・ハト麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物類
フリー＝
が原材料に一切含まれない
つまり、
「犬の先祖は狼であり、狼は肉食動物だから穀物は犬の内臓に合っていないから、穀物類を使っていないフードは良質なフードである」
は
全てのグレインフリーのフードに当てはまるわけではありませんよ〜
ってお話です。
グレイン＝米・大麦・小麦・ハト麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物類
を使わないと
炭水化物＝糖質が減るため
そのフードに含まれるカロリー＝エネルギーが減ってしまいます。
かといって肉類を増やすと
脂質が増えて酸化しやすくなったり、繊維質が足らなくなる、
何よりコストが上がる＝値段が上がる。
そこで
グレイン（穀物類）の代わりに
最近ではフードの原材料としてよく使われるのが【豆類】
中でも
えんどう豆、ひよこ豆、レンズ豆が多く使われますかね。
本当は豆類も穀物なんですけど
ペットフード業界では別なようです。
豆類は
ミネラルやビタミンも豊富ですし、犬にとっても有能な食材なのですが
豆類の中にタンパク質の分解を邪魔する成分があるのではと考えられています。
また、豆類を使う割合が増えると
全体量として犬にとっては繊維質が多くなりすぎてうんちとして
《タウリン》という大事な栄養が排出されてしまうのではとも考えられています。
この《タウリン》は
犬もシスチン、メチオニンというアミノ酸から体内で合成できるので
必須アミノ酸には含まれていないのですが、
脳や心臓、網膜、血液など身体中に存在し、生命を維持するためには
なくてはならないアミノ酸の１種。
しかし、
タウリンが足らなくなると、心臓病の１つである【拡張型心筋症】や
失明する可能性もある【進行性網膜萎縮症】といった重大な病気との関連があるという研究も発表されています。
遺伝的に【拡張型心筋症】になる確率が高い犬種
・ゴールデンレトリーバー
・アメリカンコッカースパニエル
・ドーベルマン
・ジャーマンシェパード など
遺伝的に【進行性網膜萎縮症】になる確率が高い犬種
・チワワ
・トイプードル
・ミニチュアダックスフンド
・パピヨン
・ミニチュアシュナウザー など
また
小型犬より大型犬の方が
体内でのタウリンの合成が下手だという検査結果もあります。
加えて
タウリンは常識の範囲内で
必要以上に摂取してもおしっこやうんちに排出されるので
特に健康に害はありません。
なので、
松本秀樹はタウリン（シスチン、メチオニン含む）は
犬も体内で合成できるけど、人間ほど上手くないため
他の必須アミノ酸と同じくらい食べ物から摂取する必要があると考えています。
ここで
松本秀樹がまさはる君に食べさせている
ドッグフード
『ニュートリエンスサブゼロ』の「カナディアンパシフィック」
をご覧いただきましょう！
『・・・グレインフリーやないかーい
』
その上、原材料を見てみると・・・
『エンドウ豆、赤レンズ豆、ひよこ豆、３種類も入ってるやないかーいルネッサン…あかん、他人のやつやった』
豆類が入っていることが問題なのではなく
豆類によって排出されてしまう可能性がある
タウリンを補充してくれているかが大事
で、
見て欲しいのはここ
豆類によって大事な栄養成分も入っているけど、
タウリン不足になりやすい犬も食べるかもしれないから
「タウリン」の元になる「メチオニン」と「タウリン」そのものも入れておいてくれている
ここまで
考えてくれているフードメーカーさんはなかなか無いですよ。
松本秀樹が
原材料を見て、まさはる君のフードを即座にこれに切り替えた
ドッグフード《ニュートリエンス サブゼロ》
＆
サブゼロよりもお求め易い価格の
『ニュートリエンスインフュージョン』
どちらも
ご購入はこちらから
改めてここで注意
グレインフリーのフード＝心臓や目の病気になる！
のではなく、
①遺伝的にタウリンの合成が下手な犬
が
②質やバランスの悪い「アミノ酸＝タンパク質＝お肉」を食べて、
うまく分解、吸収されない
＆
③タウリン、シスチン、メチオニンが少ない原材料で構成されている
フードだと
④タウリンが足らなくなって
⑤心臓や目の病気になるリスクが高くなる
ってことですからね。
我が家のくるみお姉ちゃんが食べている
同じクオリティのキャットフードもありますにゃ
