世界卓球2024の決勝戦。
日本はこの3人で戦います。
対中国に強い伊藤が出るか?と言われていましたけど、張本、早田、平野の3人で
中国に挑みます。
第1試合は、張本美和選手が中国の孫 穎莎(そんえいさ)選手に0-3で破れましたけど、
良いんです。
15歳の張本選手にとって、世界のトッププレイヤーと直接戦う事がこれからの張本選手に
どれだけ大きな収穫になるのか計り知れませんよ
きっと近い将来、日本のエースになりそうな気がしますし 僕この大会でファンになりました。
驚いたのはここからですよ
第2試合 エース早田が陳夢選手に第1セットを獲られながらそこから3セットを連取して
1-1のタイに
この陳夢選手に勝つと言う事がどれだけ凄い事なのか・・・。
なにしろ2019年から現在まで世界ランク1位、Wikipediaで調べていたら もう嫌になるくらい
優勝しています 東京オリンピックでも優勝してましたね
その選手を堂々と破って、これまた中国選手に強いと言われている「ハリケーン・平野」に
バトンを繋ぎます。
第3試合平野選手の相手は王 芸迪選手・・・世界ランクは2位
当然 苦戦が予想されたのですが、平野選手がポイントポイントで素晴らしいプレーを見せて
なんと・・・3-0のストレートで王 芸迪選手を破りました
す・・・凄い 日本女子チームが中国をリードしています
この大会は全5試合ですから日本があと一つ勝てば優勝なんですけど、中国もそんなに簡単には
諦めてくれません
第4試合は、早田対孫 穎莎選手。
王 芸迪選手27歳、陳夢選手30歳に比べて孫 穎莎選手は23歳と伸び盛りの選手。
実質的には今中国でも一番強いのではないかと、卓球素人の僕でさえ思っています。
日中
エース対決のこの試合が「鍵」になると思いました。
この試合を早田選手が 2-11、7-11、6-11とストレートで落としてしまった事で、
第5試合 15歳の張本美和選手に53年ぶりの優勝が懸かる事になってしまったんですけど、
ちょっと残酷ですよね
第5試合は張本選手が果敢に陳夢選手にチャレンジしました
第1セットは11ー4で なんと張本が獲りました
しかし・・・ここからはやはり経験の差が出ますよね。
世界ランクずっと1位の選手に15歳初出場の選手が挑んでいるんですからね。
第2セット7-11で落とすと、第3セット8-11、第4セット7-11で敗れて、
優勝には手が届きませんでした
とは言え ただただ無心で全力を出し尽くす姿は本当に胸を打ちましたよ
昔、少年野球のコーチをしていた頃、Yブログに「選手同士で考えて話し合うチームは必ず
強くなる。」と何度も書きました。
今の卓球女子チームはまさにそんなチームですよね。
戦うのは一人ずつですけど、他の選手や控えの選手までベンチが一つになって戦ってます。
その中でも 伊藤美誠選手の的確なアドバイスが話題になってますね
きっと反論してる人達は、伊藤選手がオリンピックに「控えだったら行かないかも知れない。」
と 言った事を根に持っているのかも知れませんけど自分の気持ちを正直に言ったって良いじゃ
ないですか・・・・?
こうして自分が出ない試合に仲間を一生懸命応援して アドバイスする事がどう言う事か・・・
分かりますよね。
いっそう 監督として連れて行く・・・? 笑笑
金には届かなかったけど、一度はリードしてフルセットまで縺れ込んだと言う結果は、とても重大な事ですよ。
途中 中国ベンチも何度か映りましたけど、いつも余裕しゃくしゃくの中国ベンチも必死の
形相で応援していましたし、惜しい所で負けた日本チームには悔しさが残りましたよ 笑
このリベンジはパリ五輪で・・・・ね。
卓球女子チーム 本当に良く頑張りました・・・、感動しました
泣かなくて良いんだよ
オマケ・・・・・、
応援してるだけで(見てるだけで)こんなにガックリ疲れてしまうなんて・・・・・、
僕は絶対に卓球の選手にはなれないと思いました www