最近、休みの日は、日がな一日iPadをさわっているということがよくある。

iPadを購入してから、女房もそうなのだが、家庭でパソコンの電源を入れるということがほとんど無くなった。ネットで買い物もiPadからするし、調べものもiPadで十分。

パソコンの電源を入れて、セキュリティーソフトが安定して、まともに使えるようになるのに、どうかすると10分もかかってしまう。あげくのはてに電源を入れる機会が少ないとその分、AdobeだJAVAだのアップデートの案内ほぼ確実に出るようになって、再起動しなければならなかったりで、使えるようになるまで、当分かかってしまう。お風呂に入る前に電源を入れて、風呂から上がったら使うとか、食事の前に電源を入れておくとか。そんなタイミングで電源を入れる最近だ。

会社のパソコンはさすがに毎日電源を入れるので、そこまで待たされることはないのだが、電源を入れなくなったパソコンの使い始めはうんざりするほど時間がかかってしまう。

パソコンが普及した当初、「いったいみんな何にパソコンを使っているんだろう?」と思っていた。家庭でExcelやWordを使わなければならないシーンはほとんど考えられない。あえて言えば、町内会の回覧とか年賀状の作成くらいのもので、それだけで20万円近くするパソコン、プリンターセットを購入するのはかなりの大盤振る舞いだ。それでも家庭でパソコンを購入されていた。

今にして思うと、家庭のパソコンはお父さんが家で仕事をするためだったのではないかと思う。娘が高校時代、お父さんのパソコンを使って壊してしまい怒られたという同級生の話は良く聞いた。家庭で仕事をするためのパソコンということになると、その用途は会社のパソコンの延長にしかすぎないわけで、不毛な家庭でのパソコン普及と言える。

パソコンは家庭用としては激しくオーバースペックだったので、スマートフォンやタブレットが普及してくると、パソコンの電源を入れなくなる。たまにパソコンの電源入れて使うのは非常に苦痛だ。立ち上がってアップデートをして、最初から20分たって、やっとネットで10分検索して電源を切るなんてばからしいことはできない。

スマートフォンにしろタブレットにしろ、OSのアップデートにはパソコンが必要だが、アップデートすることで不具合が出るソフトも多い。今月iPhone5が発売されたが、AppStoreにはiOS6での不具合報告は多々ある。発売まで試験ができないのだから当然だろう。作ったソフトが新しいバージョンに対応しているかどうか、やってみなけりゃわからない。

なので、私はiOSのアップデートはしていない。新しい機能が使えないのは残念だが、現在使っている機能が使えなくなってしまうのはもっと困る。だからスマートフォン、タブレット用にパソコンがどうしても必要ということにはならない。
(個人的にはScanSnapで自炊しているので、データを作成、移動するのにパソコンが必要なのだが、どちらかと言うと特殊な事情だろう。ある程度スキャンしてしまうと、読むのが追いつかないのでスキャンする頻度が大幅に減ってしまった。読むものが貯まって、膨大。)

そう考えるとやはり、家庭用パソコンの時代は終わったと思う。最後の需要は年賀状だろう。今年はスマートフォン、タブレットで年賀状が作るようになるのだろうか。スマートフォン、タブレットで作った年賀状を、無線で印刷なんてことが主流になるのだろうか。凄い時代になったもんだ。