囲碁を始めた時、「高川格の碁を並べたら良いよ!星の定石に詳しいから。」と言われて、丁度、タイミング良く、講談社「現代囲碁名勝負シリーズ12 高川秀格」が発売されたこともあり、わけもわからず、何回も並べたものでした。

高川秀格と言えば、本因坊9連覇の金字塔を打ち立てた人です。この打碁集も9連覇中の棋譜が主です。そんなこともあり、囲碁タイトルでは「本因坊」が一番好きです(なので、毎日新聞を取っています)。何と言っても歴史があります。現在、第66期挑戦手合い中です。「66」という数字は、三大タイトル(棋聖、名人、本因坊)の中でもずば抜けて大きな数字です。また、「本因坊」という名称は将棋にはなく、囲碁だけです。中国、韓国にもなく、最も囲碁らしい日本のタイトルです。
元々、「本因坊」は家の名前でしたが、タイトル化された時から、坊門の総帥という意味合いがあります。「坊門」=「日本棋院」なら「本因坊」は日本棋院総帥です。本因坊戦挑戦者は8名のリーグ戦で決めます。やはり、棋聖戦、名人戦もリーグ戦での勝者が挑戦者になります。リーグ戦は黄金の椅子と言われています。

最近、PCで棋譜を並べるようになりました。挑戦手合の棋譜は大抵、自分で入力しなくてもインターネットのどこからかsgfファイルをダウンロードしてこれます。ところがリーグ戦の棋譜となると、著作権の関係か、どこの棋譜データベースにも直近のものが見あたりません。棋聖戦リーグでは読売新聞のホームページでsgfファイルはダウンロードできないまでも、棋譜再生することができます。本因坊リーグ戦では毎日新聞を購読しないかぎり、棋譜が見れません。「週刊碁」でも一部対局のキモが紹介される程度だし、雑誌でもリーグ戦の一部の棋譜が掲載されるだけです。

新聞棋譜がどの程度並べられているかというと、終局まで並べている人は非常に少数ではないかと思います。毎日、掲載される手数だけ並べて行くなら問題ないのですが、総譜直前の棋譜から総譜で初めて掲載する手数が多すぎます。なので、総譜が掲載されてから総譜入力して、第1譜から並べて行こうすると、これが続かない。いつの間にか切り抜きするだけになってしまいます。

できれば、毎日新聞のホームページでも読売新聞同様、棋譜再生できるようにしてもらいたいと思います。それが無理なら、sgfファイルをダウンロードできるようにならないものでしょうか。せっかくのリーグ戦の棋譜が世界中に見てもらえないのは、いかにももったいない、と思います。

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総譜入力ソフト
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se465852.html