自作した販売管理プログラムを運用し始めて6年目になりますが、未だにチョコチョコした修正があります。使い勝手が少しでも悪いと直すので、まあ、きりがありません。
それにつけても、作り込みソフトを販売するっていうのは、恐ろしく手離れの悪い仕事だと思います。

使う人間が作ったソフトでも6年たってもまだ手直しがあります。大した手直しではないにしても、修正したいところが無くなるということがありません。外注ソフトなら、6年たっても基本的な部分も含めて、おそらくこれで満足という状態にはほど遠いと思います。
そう考えると、ユーザーはソフト製作会社に対していつも不満を持っており、製作会社は誠意を尽くしても、あまりの手離れの悪さに、これまた、ウンザリといった感じではないでしょうか。救われない業界だよな~。

販売管理ソフトを導入しても売上伝票と請求書の発行くらいにしか使用していない、という話はよく聞きます。また、私がいる業界でも、営業が得意先に納品した伝票処理を会社に帰った後、延々と午後9時過ぎまでやっているというところが少なからずあります。
受注を内勤者が入力して、納品時に売上伝票を発行しておけば、そんなことはないはずなのですが、こんなことも電算化できない中小企業は多いです。
販売管理ソフトを導入しても経理処理と連動していないので、月次を出すのは大変です。挙げ句の果ては決算処理です。
高価なERPパッケージを導入してみても、受注データが発注書とヒモヅケされていないばっかりに手書きの発注書をFAXしなければならなかったり、できたとしてもその都度、付け加えておかなければならない注意事項は手で書き込まなければならないとか。業界の習慣からくる特別な処理はERPソフトに含まれているはずもなく、相変わらず手作業が必要で、パッケージを導入しても人は減らない。減るのは定型帳票を作成している経理の人ばかり。受発注部門は相変わらず同じ人数で仕事をしている。大手メーカーは中央にデリバリ業務を集約化、それぞれ定型フォームでの発注書の作成を要請され、メールによる受注検収作業がまた、個別作業に追加される。
自動化をしようとして、ソフト納入業者に手直し費用の見積もりを取ると、結構な金額で、そんなにかかるのなら、次のソフト更新時まで待とうか。更新時には従来の問題は全て解決できているはずなのに、またぞろ2年もすれば、次の自動化要望がたまってくる。

ソフト製作を外注しても、こんなことの繰り返しではないかと考えてしまいます。