販売管理ソフトを運用してみて、意外に営業担当者の使用頻度が高かったのが見積書印刷フォームです。

当初は見積書印刷用フォームは、売掛金にも買掛金にも関係ないので作成するつもりはありませんでした。WordやExcelのテンプレートから作成した方が、どういった書き方でもできるので使い易いのではないかと考えていました。
しかし、どういう訳か販売管理プログラムから印刷したがります。

元々、販売管理プログラムから見積書が印刷できないわけではありませんでした。得意先によっては納品書と同時に見積書を添付しなければならない場合もあり、納入後、売上明細データから見積書を発行していました。
通常の意味で見積書を作成するとなると、この画面では使いにくいに決まっています。結局、「御要望に応えて」見積書印刷フォームを作成することにしました。

作成してみてわかったのですが、販売管理プログラムから見積書を作成すると、確かに楽です。新規客先、新規商品の場合はそれぞれのフィールドに手入力しなければなりませんが、従来得意先、納入先、商品の場合、既に登録があり、コード番号を入力するだけで、名称等を改めて入力する必要がありません。また、入力時に原単価を表示させれば、粗利計算も同時にできます。
たったこれだけのことですが、キーボードの入力に慣れていない人には重宝するのだと思います。

また、客先に提出した見積書の管理、検索が売上伝票と同じようにできるのも思わぬ効果でした。
見積書を提出しても直ぐに商談がまとまるわけでもなく、半年前に提出した見積書で注文が来る場合もあります。そういった場合に、販売管理プログラムで見積書を作成していれば、営業マン自身は見積書の捜す(検索する)のが楽だし、営業マンが不在の場合でも内勤者で過去に提出した見積書を調べて、価格、商品がわかる場合もあります。

書式はほぼ売上伝票と同じですが、見積書固有の問題もあります。
私の会社の業界では見積書を作成する時に数量を記入せず、単価だけで見積りすることがあります(単価見積)。その場合、単価×数量=金額の欄は記入しません。明細合計金額も記入しません。
単価見積りの場合はその単価がキロ当りなのか、包装単位当りなのかといった表示が売上伝票の場合と少し変わってきます。この辺の入力は手で、その都度入力していかなければなりません。
また、営業マンごとに書き方の好みもあり、売上伝票のように書式を固定すると使いにくくなってしまいます。
そういったことを売上伝票入力画面から修正して作成しました。