講座では経理業務の合理化はIT化抜きでは考えられないので、何らか電算を導入して合理化を進めるように、との指導でした。そのコンピュータの導入にもグレードがあって、
単なる会計ソフトもあれば、販売管理も含めたものもあり、費用が許せばERPを導入できれば申し分ない、とのことでした。
ERPという言葉は時々耳にしていましたが、実際のところよくわからなかったので、帰ってインターネットで調べてみると、なんてことはない。今までやってきた電算化はERPソフトの作成そのものだったのでした。
ちなみにO社のERPで網羅している項目は
会計・税務
人事・給与
販売・仕入
債権・債務
就業管理
固定資産管理
の通りです。この内、作成した販売管理システムであまり手をつけて部分は固定資産管理ですが、これはあまりに計算がややこしいので税理士にまかせることにしました。資産管理でやっているのは、毎年1月に市役所に提出しなければならない固定資産申告のための資料作成だけです。減価償却は税理士に任せていて、TACTiCSという税務ソフトで管理しています。固定資産台帳は法定帳簿ですが、これはTACTiCSで決算時に税理士に印刷してもらいそれを保存しています。
ERPの導入にどの程度の費用がかかるのかはよくわかりませんが、ERP相当のプログラムがほぼ完成したことで、内勤業務の人数をかなり減すことができたことが一番の経費削減になっているのではないかと思います。
結局、内勤に必要な人数は「電話をとる人数+経理1名」になってしまいました。
当面はこれでメデタシ、メデタシというところですが、実際には問題があります。それは業務の継承ということです。特に、弊社の場合、私が作成したので、私がいる限りは絶対にこのシステムを動かします。しかし、メンテする人間がいなくなってしまったら、とたんに問題発生です。このソフトで全てを行っているのですから、動かなくなってしまえば、また人数を増やすか、別のものを用意することになります。それがパッケージソフトになるのか、新たに外注で作り込みをすることになるのかわかりません。パッケージソフトでは手直しに相当な制約があるでしょうし、作り込みをするとなると具体的な仕様と方法(実際こういったテーブル構成でデータベースを組んでほしいと言わなければ、「できません!」と言われてしまいますし、言われました)を提示しなければなりません。オペレーターばかりでは具体的な仕様を明示することはほぼ不可能でしょう。また、経理業務をボタン一つで行うのが習慣化してしまえば、専門的な知識がつくはずもありません。一度は、専門的な知識が不要として合理化された人が少人数ではあるにしてもまた必要になってきます。社内でそういった専門的な知識を持った人を養成できれば良いのですが、経理に必要な人数は1名です。2名分の仕事量はありません。結局、経理知識をもった人間を養成することもできず、外注のERPでは十分な人数削減もできず、固定費の増加、損益分岐点の上昇という事態はさけられません。
その頃、自分は多分会社にいないでしょうから、この問題は今後世代の課題としておきましょう。よく考えてもらいたいものです。
単なる会計ソフトもあれば、販売管理も含めたものもあり、費用が許せばERPを導入できれば申し分ない、とのことでした。
ERPという言葉は時々耳にしていましたが、実際のところよくわからなかったので、帰ってインターネットで調べてみると、なんてことはない。今までやってきた電算化はERPソフトの作成そのものだったのでした。
ちなみにO社のERPで網羅している項目は
会計・税務
人事・給与
販売・仕入
債権・債務
就業管理
固定資産管理
の通りです。この内、作成した販売管理システムであまり手をつけて部分は固定資産管理ですが、これはあまりに計算がややこしいので税理士にまかせることにしました。資産管理でやっているのは、毎年1月に市役所に提出しなければならない固定資産申告のための資料作成だけです。減価償却は税理士に任せていて、TACTiCSという税務ソフトで管理しています。固定資産台帳は法定帳簿ですが、これはTACTiCSで決算時に税理士に印刷してもらいそれを保存しています。
ERPの導入にどの程度の費用がかかるのかはよくわかりませんが、ERP相当のプログラムがほぼ完成したことで、内勤業務の人数をかなり減すことができたことが一番の経費削減になっているのではないかと思います。
結局、内勤に必要な人数は「電話をとる人数+経理1名」になってしまいました。
当面はこれでメデタシ、メデタシというところですが、実際には問題があります。それは業務の継承ということです。特に、弊社の場合、私が作成したので、私がいる限りは絶対にこのシステムを動かします。しかし、メンテする人間がいなくなってしまったら、とたんに問題発生です。このソフトで全てを行っているのですから、動かなくなってしまえば、また人数を増やすか、別のものを用意することになります。それがパッケージソフトになるのか、新たに外注で作り込みをすることになるのかわかりません。パッケージソフトでは手直しに相当な制約があるでしょうし、作り込みをするとなると具体的な仕様と方法(実際こういったテーブル構成でデータベースを組んでほしいと言わなければ、「できません!」と言われてしまいますし、言われました)を提示しなければなりません。オペレーターばかりでは具体的な仕様を明示することはほぼ不可能でしょう。また、経理業務をボタン一つで行うのが習慣化してしまえば、専門的な知識がつくはずもありません。一度は、専門的な知識が不要として合理化された人が少人数ではあるにしてもまた必要になってきます。社内でそういった専門的な知識を持った人を養成できれば良いのですが、経理に必要な人数は1名です。2名分の仕事量はありません。結局、経理知識をもった人間を養成することもできず、外注のERPでは十分な人数削減もできず、固定費の増加、損益分岐点の上昇という事態はさけられません。
その頃、自分は多分会社にいないでしょうから、この問題は今後世代の課題としておきましょう。よく考えてもらいたいものです。