ネットワークアダプタについて言うと、テストインストールでcorega CG-LAPCITXはSolarisで認識できるのはわかっていましたが、最初から取り付けてインストールするとうまくいきませんでした。というのは、下手に見えるだけにデバイスとしてセットアップされるにもかかわらず、Solarisが最初から持っているドライバーではうまく動作しないため、認識はされるが結局は動作しない結果になってしまいます。一端セットアップされたドライバーをRealtekの純正ドライバーに書き替えることができれば良いのですが、その方法がわからず、結局再インストールするハメになってしまいました。

一端、取り付けたネットワークアダプタをはずして、Solaris10をインストール。その後、おもむろにNICを再度取り付けてテストインストールの場合を同じようにインストールし直しました。

これはNICを取り付ける前の話ですが、インストールの終了間際に、あるプログラムがインストールできないという、表示がでました。しばらくすると再起動し始め、

Verifying DMI Pool Data
Bad PBR sig

と出て、ブートできません。どうもマスターブートレコードが設定できていないようなので、マウントし直して再インストールしました。(マスターブートレコードのインストールとマウントは関係ないはずなのですが、マウントし直すとブートするようになりました。)
Linuxの時は
/boot
に100MByte割り付けてやれば大抵、うまくいったのですが、Solarisではうまく行きません。
テストインストールの時、インターネット接続後、PostgreSQLの設定をしました。その際、現在使用しているデータをリストアすると、ディスク容量が足りないといったエラーがでて途中で止まってしまいます。そんなわけは無いはずと思って、df -k してみるとPostgreSQLのデータディレクトリである

/var/lib/pgsql/data

を使い切ってしまっています。この時のインストールではマウントは自動配置していたのですが、自動では/var以下に十分な容量が確保されません。手動配置することになります。
(Solarisのマウントの自動配置ではZone用の/export以下が大きく配分されます。Zoneを使用するつもりがなければ/export以下を大きくとっても意味がありません。)

結局、この手動配置がまずくてブートできなかったのでした。
調べてみると、Solarisではディスクを7つのスライスに分割します。分割したスライスに対してマウントしていきます。
Linuxではパーティションを切ってそれぞれにマウントしてパーティションのクラッシュに備えるといったことをすることがありましたが、それではハードディスクが使用効率がよくないので、パーティション(swapを除いて)を切らずに一発で/ にマウントしようとしていました。(実際にはこれではブートできないので、/boot に100M割り当てていました。)

手動配置ではうまくブートできないので、一端、自動配置を選択して、自動配置されたマウント構造の必要なディレクトリ容量増やしたり、不要なマウントを取り消すという方法で行いました。その際、7つのスライスのどこかにoverlapと書いてありますが、それを消してはいけません。
意味はよくわからないのですが、自動配置した時、overlapというディレクトリではないマウント表示がでます。これをわからないまま消していましたが、これを消したばっかりにブートエラーになっていたのではないかと思います。
最終的にこうしました。

/ c1d0s0 136725
swap c1d0s1 4000
overlap c1d0s1 190756
/export 500007

swapはメモリー(2GByte)の2倍4GBとりました。その他、/export以下はZoneは使用しないまでも、sambaの共有ホルダーだとかpostgresのホームディレクトリをおきます。50Gあれば十分と思いました。/ の容量はフリー領域が0になるように計算して数字を入れました。overlapの行は自動表示されるままさわりませんでした。
これでブートできるようになりました。

最初、ブートできないのはfdiskでハードディクスの全容量をSolarisとしたため、SolarisのブートローダーであるGrubから見えないのかと思いました。通常ハードディスクの全量を使用領域のとして割り当てても8Mbyte程度の領域がなぜか残ってしまいますが、これがブートローダの領域だと思います。Solarisの場合はこの8Mbyteが自動割当では取られないためブートエラーになるのかと思いきや、knoppixのqtpartedで確認しみると、2つのパーティションが取られていて、8MByteの領域は確保されています。結局8Mbyteのパーティションの問題ではありませんでした。

ブートエラーも解消してなんとかSolaris10 6/06のインストールが終了しました。