LINEやAmebaメッセージでAmazonギフト券を送る最新の裏技 | 学習メモ。

学習メモ。

長男(開成→東大理1[2016現役・専願]→東大大学院情報理工学系研究科→大手外資系IT企業)、長女(桜蔭→東大文1[2020現役・専願・TLP仏語]→東大大学院人文社会系研究科)の生活,中学・大学受験。暗記はAnkiが9割。リスニングは英語アニメが10割。

 ネットの友人・知人へのちょっとしたお礼や決済に,Amazonギフトカード(Eメールタイプ)が便利である。100円以上なら1円単位で手数料なく送信できるし,Amazonなら日常生活で確実に消費できる。送り手にも受け手にも全く無駄がなく合理的である。

 

 しかし,Amazonギフトカード(Eメールタイプ)を送るには,通常は,受取人のメールアドレス(または電話番号)が必要がある。LINEやAmebaでのやりとりしかしていない者同士ではこれがネックとなる。

 そこで私の出番である。メールアドレスや電話番号のやりとりなしに,LINEやAmebaメッセージだけでAmazonギフトカードを送る裏技を紹介する。2023年8月末最新仕様(※)に対応した手順は以下のとおりである。流れは,贈り主が贈り主自身宛にAmazonギフトカード(Eメールタイプ)を購入し,その登録URLを受取人にLINEまたはAmebaメッセージで通知する,受取人は登録URLを開き,受取人のAmazonアカウントにギフトを登録する,である。

Amazonの最近の仕様変更 2023年8月中旬までは,自分宛メールアドレスで購入したAmazonギフトカード(Eメールタイプ)の文面にギフトカード番号が記載されていたので,ギフトカード番号をLINE等のメッセージでやりとりすれば済んだ。ところが,2023年8月末に仕様変更され,ギフトカード番号がメールの文面に記載されなくなった(買取業者での流通を阻害する狙いだろう)。そこで,ギフトカード番号の代わりに登録URLをやりとりする手順を考案したのである。
  1. 贈り主が下記からAmazonギフトカード(Eメールタイプ)の購入画面を開く。

     

  2. 好きなデザインを選んだ上,「金額」の「¥」入力欄に必要な額を入力する(100円以上1円単位)。もちろん「¥1,000」などの既定のボタンを選択してもよい。
  3. 「配送」で「テキストメッセージ」を選択する(手順の簡略化のため。Eメールを選択したい場合は,後述コラム参照)。
  4. 「宛先」にテキストメッセージを受信するための贈り主自身の電話番号を入力する(ここで受取人の電話番号を入力するのでは意味がない。受取人の電話番号やメールアドレスを使わずにやりとりするのがこの裏技の目的なのだから)。
  5. 「贈り主」「メッセージ」「送信日」を希望のとおり入力する。
    ※1「贈り主」「メッセージ」の内容は,便宜的に贈り主自身が受けとるテキストメッセージ(またはメール)だけでなく,最終的にギフトカードをAmazonアカウントに登録する際にも表示される。したがって,匿名性を維持したい場合は少なくとも「贈り主」は変更したほうがよい。
    ※2「送信日」は手順を進めるために当然「すぐ送信する」のままでよい。
  6. 贈り主の電話番号宛にAmazonからギフトカードがテキストメッセージで送信される(通常,5分以内。30,000円以上だと異様に時間がかかる場合がある。高額な場合,30,000円未満に分割して送るのが無難である)。
    差出人:◯◯様
    Amazonギフトカードをお送りします -https://www.amazon.co.jp/g/ABCDEABCDEFG7Z
  7. 6のテキストメッセージのうち「https://www.amazon.co.jp/g/ABCDEABCDEFG7Z」という登録URL(これはあくまで例示。「ABCDEABCDEFG7Z」は購入ごとに異なる)を,LINEなりAmebaメッセージなりで受取人に送信する。「https://www.amazon.co.jp/g/」も付けたままにするのが重要である。
    ※「https://www.amazon.co.jp/g/」に続く文字列は,Amazonギフトカード番号そのものではない。あくまでギフトカードを登録するための個別URLにすぎない(実際にAmazonアカウントの「Amazonギフトカードを登録する」メニューから「ABCDEABCDEFG7Z」をギフトカード番号として登録しようとしてもエラーとなる)。
  8. LINEやAmebaメッセージで登録URLを受けとった受取人は,その登録URLをスマホやPCで開き,「Amazonアカウントに適用」ボタンで,受取人のAmazonアカウントにギフトを登録する。
 
【参考】「配送」で「Eメール」を選択した場合 手順を簡略にするために,本文では「配送」で「テキストメッセージ」を選択した。しかし,実際には「Eメール」を選択した場合でも,登録URLの取得は可能である。贈り主自身のメールアドレス宛に送信されたメールの本文には,登録URLではなく,「アカウントに登録する」ボタンがいきなり表示される(2023年8月中旬まではその下にギフトカード番号も表示されていた)。
▼メールで表示されたギフトカード

そこで「アカウントに登録する」ボタンをクリックすると,Amazonのギフトカード登録画面が開かれる。登録画面のブラウザのURL欄に表示されているのが登録URLである(受信したメールの「アカウントに登録する」ボタンのソースのURLのうち「%2F」と「%3F」に挟まれた文字列を「https://www.amazon.co.jp/g/の後に付けるのでも同じである)。ただし,登録URLのうち末尾の「?ref_=pe_2323522_302406982」のような「?ref」以下はリンク元がメールであることを示す不要な情報なので,削除してよい(削除しなくてもよいが削除したほうが最小限の表示となりすっきりする)。
▼ブラウザのURL欄

 もちろん,ここで下の「Amazonアカウントに適用」ボタンを押してはいけない(贈り主のアカウントにギフトカードがダイレクトに登録されてしまう。確認画面も出ない。後述「うっかりさん」参照)。ただブラウザのURL欄をコピーして,それを受取人にLINEやAmebaメッセージで送信すればよいのである。
▼うっかりさんの例