「英検過去問PDF公開終了分の入手法」の公開終了のお知らせ | 学習メモ。

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長男(開成→東大理1[2016現役・専願]→東大大学院情報理工学系研究科→大手外資系IT企業)、長女(桜蔭→東大文1[2020現役・専願・TLP仏語]→東大大学院人文社会系研究科)の生活,中学・大学受験。暗記はAnkiが9割。リスニングは英語アニメが10割。

悲報!ウェブアーカイブでの英検過去問公開終了  2024年4月現在,本記事で紹介しているウェブアーカイブでは,英検過去問入手不可になっている。日本英語検定協会が同アーカイブに対して非公開の措置を申請したのだろう。今後は,英検の過去問が英検公式サイトで公開されている間に将来のためにせっせと保存することをおすすめする(ちなみに,公式サイトから見かけ上消えた分も直前1回分なら直リンクでアクセスできる)。

 

 公益財団法人 日本英語検定協会は,太っ腹なことに,過去1年(3回分)の英検一次試験(日曜日実施分)の問題冊子PDFとリスニング音源MP3を公開している。A3サイズ対応のプリンタを用いて小冊子印刷することで,本番同様のA4サイズの問題冊子を再現できる(とりあえずA4サイズ対応プリンタでA4両面印刷するだけでも,ページ単位のレイアウトは再現できる)。本番同様の緊張感を演出しながら問題演習するのに役立つ。
ところが,1年を過ぎた分は,順次サイト上から削除されていってしまう。それを見越して,事前にせっせと保存しておけばよいのだろうが,なかなかそうもいかない。

 そこで,当ブログでは,先日まで,ウェブアーカイブ上に保存されている,公開終了分の問題PDF(+解答PDF+リスニング原稿PDF)とリスニング音源MP3への直リンクを紹介してきた。
しかし,ここのところ,この記事に対して連日予想を超える多数のアクセスがあり,検索サイトで「英検 過去問 PDF」で検索すると英検公式サイト直下に当ブログが表示される始末である。
これでは,露出度があまりに高すぎる。「知っている人は知っている」程度の知名度にとどめなければ,この便利な隙間入手ルートもいずれ使えなくなってしまうだろう。

 以上の理由から,本日より,英検過去問公開終了分への直リンクの紹介を自粛することとした。期待して訪問してくださった方には申し訳ない。

 今後は,多少面倒になるが(英検の過去問のページは,これまでサイト構成が2回変わっている。それをうまくたどらなければならない),ウェブアーカイブのサイトから各自で探していただきたい。
 全級ともに,問題PDFは2009年度以降(および2008年度の一部),リスニング音源MP3は2013年度以降(および2011年度と2012年度の一部)について,ほぼウェブアーカイブに存在することを確認している。
 ダウンロードの方法は,ファイルのリンクを右クリック→「対象をファイルに保存」(Macならcontrol+クリック→「リンク先のファイルをダウンロード」)である(とくにリスニング音源MP3については,ダウンロードせずにウェブアーカイブから直接に再生すると,送信元回線の帯域幅が狭いせいで,再生途中でバッファリングが発生し,音声が途切れたり最初に戻ったりする場合がしばしば生じる。あくまでダウンロードしてからそのファイルを再生することをおすすめする。)。

 解説が必要な場合は,該当する過去問を収録する『過去6回全問題集』(旧年度版なだけに格安)を購入するとよい。全問題集の紙面レイアウトは本番の問題PDFと異なり,1ページあたりの問題量が少なく,その分ページ数が増えている。

 また,リスニング音源MP3は,ウェブアーカイブに存在しない分が必要であれば,Amazonマーケットプレイスなどで該当する過去問を収録する『過去6回全問題集CD』(旧年度版なだけに格安)を購入するとよい。そこに収録される音源は,本編の内容・ナレーターは公式サイトで公開されたものと同一だが,冒頭説明の読み上げは省略されている。冒頭説明の内容は各回同じなので,完全再現を期する場合,ウェブアーカイブに存在する他の回のリスニング音源MP3から冒頭説明部分のみを音声編集ソフトで抜き出して流用することが考えられる。