
早稲田松竹が登場するところは、「ママと娼婦」「サンタクロースの目は青い」などジャン・ユスターシュ監督作のタイトルがセリフで引用されたりするのと通じるオシャレで映画が流行っていた時代の匂いがする。場内は出てこないのは「月の満ち欠け」みたいに昔の設定なのに場内がリニューアルされているとまずいからか。橋本愛の役も早稲田ではなく架空の大学。神田川のロケは雰囲気あり。
原作者の柚木麻子は早稲田出身なのかなと思ったら立教でした。
監督矢崎仁司というタイトルがキャストのすぐ後に、助監督らの名と一緒に出るのにあれまと思う。監督名を大々的に出すのに遠慮があるということかな。最近では「いきてかへらぬ」の根岸吉太郎や「はたらく細胞」の武内英樹 の名前がエンドタイトルの最後にぴたりと止まったくらいで、あとは流れていくことが多い。流すか止めるか、何か決まりがあるのだろうか。
橋本愛が出版社に入社して小説家有森樹李 (のん)の担当編集者になるという「私にふさわしいホテル」の楽屋オチ。原作が柚木麻子だからそういうことになるのに加えて、歳が近くて立ち位置が違うからそうなりがちなのでしょうね。
山田杏奈が「ゴールデンカムイ」とはうって変わってきりっとしてない役。