「クライ・マッチョ」 | 家畜人六号のブログ

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先日の「マークスマン」に輪をかけて、淡白なのにびっくり。イーストウッドがリーアム·ニーソンより20以上歳上の分だけ枯れた感じ。

走る車を追う空撮に続いて車のドアが開いてイーストウッドの長い脚がぬっと出るオープニングは「ガントレット」を引用したみたいでもあるが、イーストウッド作品で一番あからさまに大がかりな物量作戦を展開した「ガントレット」とはあまりに対照的に、銃撃戦やカーチェイスといった派手なアクションはまったくない。
ほとんど黒澤明における「まあだだよ」の境地です。

イーストウッドは自分で脚本書くわけでもないのに、ずっと演じるキャラクターに一貫性と発展がある。
マッチョなヒーローの典型的アイコンそのものになりきっていて、しかもそれを客観視している。

マッチョという名のチキン(臆病者)というほとんどダジャレのようなネーミングでもっともらしく見せてしまう。
技というより存在そのものという感じ。