2026年8月24日
-------------------------------------------------------------
■ 今日の大谷翔平
-------------------------------------------------------------
【試合概要/公式戦】
米国時間:2026年8月23日
日本時間:2026年8月24日(月曜日)
5時10分開始
ロサンゼルス・ドジャース
対ピッツバーグ・パイレーツ
@ドジャースタジアム
【スタメン】
1番DH
【出場成績/打者】
3打数 0安打 1得点 1三振 1四球
AVG .288 OPS .935
◆第1打席:
(結果)四球
(状況)1回無死走者なし
(投手)レーク・バカー右
※カウント0-2からファウルで粘りフルカウントへ。11球目の外角スライダー見極め四球で出塁。続くフリーマンの初球に二盗成功(今季9個目)。フリーマンの安打で三進。ベッツは遊ゴロ併殺打に倒れたがその間に先制のホームを踏んだ
◆第2打席:
(結果)空振り三振
(状況)3回無死走者なし
(投手)カーメン・ムジンスキ右
※カウント0-2から5球目、87・9マイル(141・4キロ)のスプリット空振り三振。
◆第3打席:
(結果)ショートゴロ
(状況)4回2死1、3塁
(投手)カーメン・ムジンスキ右
※カウント2-2から97・1マイル(156・3キロ)の真ん中直球打ち損じて遊ゴロ。
◆第4打席:
(結果)レフトフライ
(状況)7回無死走者なし
(投手)クリスチャン・カーティス右
※カウント2-2から80・1マイル(128・8キロ)の真ん中高めカーブを捉えたが左飛。
【コメント】
◯ なし
【NEWS】
◯ デーブ・ロバーツ監督が試合前に会見を行い、大谷翔平の先発復帰プランについて言及。来週にも復帰登板する可能性を示した。
「次はおそらくアトランタでもう一度ブルペンに入ることになると思います。その後は、その時点でライブBPにするか、試合で投げることになるでしょう」
「ブルペンでの投球内容もありますが、正直に言えば、それ以上に翔平自身の感覚だと思います。本人が“試合で投げられる。1イニングを任せてもらえる”と感じていて、日程もうまく合えば試合で投げます。今週ではなく来週。一方で、“もう少し打者を相手に投げる必要がある”と感じる可能性もあります」
「グラス(グラスノー)も戻ってきますし、ラウアーは長いイニングを投げられる。昨年のように翔平を途中から組み込み、段階的に投球回を増やしていける柔軟性があるのは、非常に大きな利点。翔平の後ろにラウアーのような投手が控えていれば、翔平にとっても、より無理なく復帰できる環境になる」
-------------------------------------------------------------
■ 試合データ
-------------------------------------------------------------
【戦評】
5連勝中のドジャースは本拠地でのパイレーツ3連戦の最終戦。先発のブレイク・スネルが6回無失点の好投を見せると、打線もしっかり援護し、4-0で快勝した。これで2カード連続のスイープとなり、6連勝で今季80勝に到達。大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場して3打数無安打1四球1盗塁だった。
ドジャースは初回、1番大谷が四球で出塁したあとに二盗を決めてチャンスメイク。2番フレディ・フリーマンがセンターへのヒットで無死一、三塁とチャンスを広げ、3番ムーキー・ベッツのショートゴロ併殺打の間に三塁走者大谷が生還して1点を先制した。
スネルの無失点ピッチングが続く中、四回には死球とヒットで2死一、二塁のチャンスを作り、8番アレック・トーマスと9番ハンター・フェデューシアの連続タイムリーで2点を追加。リードを3点に広げた。
五回にも無死一、三塁からマックス・マンシーのピッチャーゴロの間に1点を追加。4点の援護をもらったスネルは6回94球を投げて2安打無失点、6三振、3四球と素晴らしいピッチングを見せた。
七回は2番手のエドガルド・エンリケス、八回は3番手のブロック・スチュワートがいずれも三者凡退に抑える好リリーフ。最終回のマウンドには4番手のアレックス・ベシアが上がり、先頭の4番ブランドン・ラウにこそ四球を与えたものの、後続を抑え、2カード連続のスイープを見事に締めくくった。
大谷は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席は四球で出塁し、二塁へ今季9個目の盗塁を決めた。第2打席は空振り三振、第3打席はショートゴロ、第4打席はレフトフライに倒れて3打数無安打1四球1盗塁。今季の打撃成績は打率.288、OPS.934となった。
※「MLB.JP」
【コメント】
デーブ・ロバーツ監督:
(試合後)
ーー大谷が11球粘って四球を選んだ第1打席について
「翔平の今季の打席で最も多く球数を投げさせたと思うが、本当に素晴らしい打席だったし、試合の流れを作ってくれた。相手が数イニング投げる予定の投手なら、あの打席だけで1イニング分の負荷を与えた可能性もある。カウント0-2からファウルで粘りながらカウントを作っていく姿勢は本当に良かった。普段は早いカウントで打っていくことが多いけれど、ああやって打席を作る姿を見られたのも良かった」
ーー10月のポストシーズンに向けて、ようやく開幕前に思い描いていた先発陣の顔ぶれがそろってきた
「本当に楽しみだよ。毎日、先発投手を見て『勝つチャンスがある』と感じられるのがいい。相手の攻撃陣からすればかなり脅威だと思う。先発予定を見て、グラスノー、山本、スネル、佐々木、(近いうちに)そこに翔平(大谷)が加わるかもしれない。相手打線はかなり嫌だろうね」
ブレーク・スネル投手:
ーー豪華な先発ローテが形成される。そのことについて
「もちろん、すごく楽しみ。火曜日にはグラスノーも投げるし、ショウ(大谷)も戻るために調整を進めている。先発ローテーションの中でも、すごくハイレベルな競争になると思うし、本当に楽しみ。球界でもトップクラスの投手たちの投球を見て、そこから学べるわけだからね。彼らのメンタリティーだったり、どう打者を攻めているのかだったり、そういうことについて話せるのは本当に大きい。同じチームにいられることに感謝しているし、学べることは本当にたくさんある」
-------------------------------------------------------------
■ 注目記事&コラム
-------------------------------------------------------------
◆ 大谷翔平かPCAか MVP争いの行方「最も価値のある選手」を分析
(福島良一/日刊スポーツ)
###
ドジャース大谷翔平投手か、それともカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手か?ここに来て、日米ともナ・リーグMVP争いの話題で盛り上がって来ました。その前に、日本のプロ野球がほぼ優勝チームからMVPを選ぶのに対し、昔から大リーグは全米野球記者協会による選考基準が実にあいまいでした。なぜなら、MVPという文字通り「最も価値ある選手」として個人の成績よりチームへの貢献度を重視するはずが、過去にこんな騒動もあったからです。
1987年、カブスのアンドレ・ドーソン外野手はチームが最下位だったにもかかわらず、ナ・リーグ2冠王となる49本塁打、137打点の活躍でMVPを獲得。確かに、その時代に米球界で最重視されたのは打点というのが衆目の一致したところ。その結果、メジャー史上初めて最下位球団からMVPとなりました。
その時、カージナルスの地区優勝に貢献しながらMVP投票2位で受賞を逃したオジー・スミス遊撃手が「もしその選手がいなかったらチームはどうなっていたか? それがMVPを決める重要な要素であり、最下位球団から選ばれるのはおかしい」と異議を唱えました。確かに、その選手がいてもいなくても最下位では論外です。
それをきっかけにア、ナ両リーグともMVPの選考基準が見直され、基本的にチームの優勝、または優勝争いに貢献した選手、特例としてエンゼルス時代の大谷のように歴史的偉業を成し遂げた選手が最高の栄誉に輝くようになったのはうれしい限りです。そこで前置きが長くなりましたが本題に入ります。
今年のナ・リーグMVP争いを考えると、もしドジャースに大谷がいなくてもチームは優勝というのが大方の予想です。それに対し、今季カブスの戦いぶりを見ると、チームが勝つも負けるもPCAの活躍次第。もしPCAがいなければ優勝を狙うどころか、ワイルドカードすらなかったと言われます。
特に、5月23日から1番打者に抜擢(ばってき)されて以来、8月20日(日本時間21日)時点で73試合に出場して打率3割9厘、24本塁打、55打点、19盗塁、OPS1.081をマーク。そのうえ、メジャー最高の中堅守備を誇り、今シーズン序盤2度も10連勝しながら10連敗を喫するなど浮き沈みが激しかったチーム躍進の若き原動力となっています。
一方、大谷はシーズン前半戦に比べて後半戦の成績が30試合で打率2割8分7厘、8本塁打、22打点、1盗塁、OPS.909とやや低下し、7月3日以来投手としての登板もありません。そういう意味では、現在のところMVP争いでPCAが優位に立っていると言えます。
しかし、毎年のことながら本当の勝負はこれからです。
思えば、2024年9月にドジャース1年目の大谷は26試合で打率3割9分3厘、10本塁打、32打点、16盗塁、OPS1.225。昨年9月も24試合で打率3割1分2厘、10本塁打、17打点、OPS1.165。また、投手として3試合に先発登板し14回2/3で無失点、18奪三振をマーク。エンゼルス時代から3年連続でMVPに輝きました。
したがって、シーズン終盤の活躍でMVPが決まるといっても過言ではありません。はたして、大谷が4年連続5度目のMVPに輝くか、それともPCAが初受賞なるか? 残り1カ月余りで決着がつく2人のMVP争いに注目です。【大リーグ研究家・福島良一】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「福島良一の大リーグIt's showtime!」)
###
◆ 原因不明の欠場から故障者リスト入り、そしてカジノで目撃… ダイヤモンドバックスのケテル・マルテの不可解な1週間を振り返る
(Daniel Mader/The Sporting News)
###
どんな形になるにせよ、ケテル・マルテが来シーズン以降もアリゾナ・ダイヤモンドバックスの一員であり続ける可能性は低いとの見方が強まっている。
マルテはMLB屈指のオールラウンドプレイヤーとして2017年からダイヤモンドバックスで活躍し、過去に3度のオールスター選出を果たしたほか、2023年シーズンにはチームがワールドシリーズ進出を果たす過程で、ナ・リーグのチャンピオンシップシリーズMVPにも輝いた。
だが、そんなマルテとチームの間にはここへ来て緊張が高まっている。
日本時間8月18日(火)のボストン・レッドソックス戦、マルテはスターティングラインアップに名を連ねていたにもかかわらず、フェンウェイ・パークに姿を見せずに欠場した。それを受けて、怪我の可能性からエージェントによる「個人的な事情」に関する声明まで矛盾する報道が相次ぎ、マルテをめぐる状況は混乱を極めた。
マルテは当初、制限リストに登録されたが、その後チームと直接協議した上で左膝の炎症を理由に10日間の故障者リスト入りとなっている。
ここでは、マルテを取り巻くここ1週間の状況について、レッドソックス戦の欠場から時系列で整理していく。
ケテル・マルテの1週間を振り返る
マルテは2025年4月にダイヤモンドバックスと6年契約の延長を結んでおり、今季も一連のトラブルが生じるまで118試合に出場していた。ダイヤモンドバックスがナ・リーグのワイルドカード争いを繰り広げる中、彼はチームの主力選手の1人としてプレーし続けていた。
しかし日本時間8月18日(火)、マルテとダイヤモンドバックスの間で不可解な一連の出来事が始まった。
▶最初のトラブル
日本時間18日(火)のアウェイ・レッドソックス戦、ダイヤモンドバックスは試合開始1時間前になって主力選手の1人が出場できないことを知った。マルテがスタジアムに姿を見せなかったためだ。
報道によると、マルテはチームと共にボストンへ移動したものの、球場には現れなかったという。ダイヤモンドバックスは試合開始前に彼を制限リストに登録し、彼を外したラインアップを遅れて発表した。
▶試合後のトリー・ロブロ監督のコメント
その試合に11対1で敗れた後、トリー・ロブロ監督は記者団に対し、「個人的な問題」を抱えていること以外、マルテの欠場について詳しい情報は知らないと語った。
「今日はとんでもない一日だった。私が知っているのは、彼が個人的な問題を抱えているということだけだ。我々はその状況を把握しようとしているところだ」とロブロ監督は語った。
「彼は今日姿を見せず、制限リストに登録された。現時点で私が知っているのはそれだけだ。時間が経てば、何か明らかになってくるはずだ。今日、何か起きていることは分かっていたが……それでも彼がここに来るだろうと思っていた。だが、彼は現れなかった」
この日一日を通してマルテと連絡は取れていたのかと問われると、ロブロ監督は「ほとんどなかった。今朝も、午後も。彼に連絡を取ろうと最善を尽くしたが、返事はほとんどなかった」と答えた。
ロブロ監督は感情を露わにしつつも、マルテは元気だとして「彼のことを愛しているし、気にかけている」と語った。
▶マルテがホテルにいるという報道
不可解で説明のつかない欠場の後、マルテは試合後にボストンのチーム宿泊先のホテルのバーで目撃されたとアリゾナのスポーツラジオのホスト、ジョン・ガンバドロ氏が報じた。
「昨夜11時頃、ケテル・マルテが数人のグループと共にチームホテルのバーにいるのが目撃された」とガンバドロ氏はXに投稿した。
「つまり、昨夜遅くにホテルにいたのは間違いない。私はこの地域で30年間スポーツ取材をしてきたが、これほど奇妙な出来事を見たことがない」
18日(火)の欠場は、マルテがチームを離れた最初の事件ではない。2025年、オールスター・ブレイク後、彼はドミニカ共和国への帰省のため3試合を欠場した。この時は、彼が出場したオールスター・ゲームの夜、マルテのアリゾナ州スコッツデールにある自宅が強盗被害に遭ったと報じられていた。
当時の報道によると、マルテの欠場にはチームメイトも苛立ちを隠せなかったが、彼は後に強盗被害の報告を受けて「苦しい状況にあった」と謝罪した。『アリゾナ・スポーツ』は今回、2025年の強盗事件に関する911への通報音声と防犯カメラの映像を日本時間21日(金)に公開した。この事件は現在も未解決のままだという。
▶錯綜するマルテの状態についての情報
日本時間19日(水)、マルテの状況に新たな展開があった。マルテは膝の怪我に悩まされていて、フェニックスで左膝のMRI検査を受ける予定だとの報道が出始めたのだ。『アリゾナ・リパブリック』紙のニック・ピエコロ氏は、マルテはMRI検査を受けるためにアリゾナに戻っていると報じた。
欠場する以前、マルテは日本時間15日(土)の試合で左膝の痛みを理由に途中交代し、翌日の試合にも出場しなかった。しかし、欠場する前日の日本時間17日(月)の試合には出場していた。とすると怪我の問題が表面化した後もチームはマルテをプレーさせていたことになる。
だが、マルテが日本時間18日(火)の試合を欠場した理由については、怪我なのか、それとも個人的な事情なのか、依然として不明確だった。彼の代理人であるシャリス・エスピノサ=ダッシュ氏は日本時間19日(水)、『MLBネットワーク』のジョン・モロシ氏に対し声明を発表した。
「彼は現在、私的な事情に対処しており、明日、膝のMRI検査を受ける予定だ」と声明は述べている。「ケテルはこの間、ファン、チームメイト、ダイヤモンドバックス、そしてトリー・ロブロから寄せられた揺るぎない支援に感謝している。彼は回復について楽観的であり、一日も早くフィールドに戻り、チームに貢献できることを楽しみにしている」
▶チーム社長がラジオで困惑のコメント
怪我という情報が出た後も、ダイヤモンドバックスの関係者でさえ、マルテに何が起きているのか把握できていないことが明らかになった。
日本時間21日(金)、ダイヤモンドバックスの社長兼CEOであるデリック・ホール氏は、アリゾナ・スポーツ・ラジオの司会者ダン・ビックリー氏、ヴィンス・マロッタ氏と話す中で、状況は依然として不透明だと語った。
「依然として全くの謎だ。本当に奇妙な話だ。私もチームと一緒に遠征中だったが、日曜日の夜、ボストンのホテルでは何の問題もなさそうに見えた」とホール氏は語った。
「だが、ご存知の通り、(マルテは)現れなかった。本当に不可解で、我々も真相を突き止めようとしてきた」
▶マルテ、故障者リスト入り
日本時間21日(金)、ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGM、トリー・ロブロ監督、マルテ、その代理人が一堂に会して状況を話し合ったと、『MLB.com』が報じた。
「具体的なことについては触れない」とヘイゼン氏は『MLB.com』の取材に対して語った。
「話し合いは実りあるものだったと思う。今週の出来事について話し合った。もちろん、詳細については触れない。彼はいずれチームメイトと話し合うだろうし、そこから先へ進めていくつもりだ」
その会談の一環として、ダイヤモンドバックスはマルテの欠場を怪我によるものと結論づけたようだ。報道によると、MRI検査でマルテには左膝の炎症が確認され、10日間の故障者リスト(IL)に登録された。このため、マルテは制限リストから復帰手続きが行われた。
また、『MLB.com』によるとマルテは左膝の炎症に対して注射も受けたという。
▶ダイヤモンドバックスの試合中にカジノで目撃
故障者リスト入りした翌日の日本時間21日(土)、ダイヤモンドバックスはアリゾナでレッズを迎え撃っていた。その試合時間にマルテはダグアウトにも、スタジアムにもいなかった。それもそのはず、地元のカジノでギャンブルをしている姿が目撃されたのだった。
ダイヤモンドバックスが9-0で勝利した試合後、ロブロ監督はカジノにいたマルテの映像について言及し、事態を軽く受け流した。
「彼は好きなことをする自由がある」とロブロ監督は述べた。
「私はそう考えている。今の私にとって重要なのは明日の朝、彼が起きて練習に参加し、ソルトリバーで自分の仕事をこなすことだけだ。彼は間違いなくそうするだろう」
ロブロ監督は、故障者リストに載っている選手は通常、試合への参加が義務付けられておらず、特にその日の早い時間にリハビリを終えている場合はなおさらだと付け加えた。ホセ・M・ロメロ氏の報道によると、マルテがカジノにいたという「印象」は「良くなかった」とロブロ監督は語ったが、マルテは「自分で判断を下すことができ、ルールに違反したわけではない」とも語った。
Daniel Mader・石山修二(翻訳・編集)
###
-------------------------------------------------------------
■ NOTE
-------------------------------------------------------------















