2024年8月11日
三つ巴の激戦へ
昨日のドジャースは、本拠地にパイレーツを迎えた初戦に、9対5で勝利をおさめた。前カードでは東地区首位のフィリーズに2連敗してきたが、なんとか食い止めた。
13連戦の初戦をとったことは、気分的に大きいだろう。連戦中は、移動日にオフが無い、ハードな日程だ。
パイレーツ3連戦 @本拠地
ブリュワーズ4連戦 @ミルウォーキー
カージナルス3連戦 @セントルイス
マリナーズ3連戦 @本拠地
8月は低調の大谷翔平も、昨日の試合では今季35号の2ラン・ホームランを放ち、何とかチームに貢献している。
2024年8月の大谷翔平【戦績】
※日本時間8月10日(土)終了時点
8 試合
3 本塁打
7 打点
4 盗塁
打率・182
OPS・707
得点圏・143
率は低調だが、3試合に1本塁打、2試合に1盗塁、1試合に1打点弱は稼いでいる。
オールスター明けの後半戦に入り、同地区のパドレスとダイヤモンドバックスが、さらに猛追を強めている。
2位パドレスは2・5ゲーム差、3位ダイヤモンドバックスは3ゲーム差まで詰め寄ってきた。
ナショナルリーグ西地区【戦績】
※日本時間8月10日(土)終了時点
1位 ドジャース 67勝49敗(・578)
後半戦 11勝8敗(・578)
2位 パドレス 65勝52敗(・556)
後半戦 15勝3敗(・833)
3位 ダイヤモンドB 64勝53敗(・547)
後半戦 14勝5敗(・736)
この三つ巴の戦況に、米メディア『FANSIDED』はドジャースの課題を3つあげているそうだ。
・大谷の活躍
・新戦力の活躍(ジャック・フラーティ、マイケル・コペック等)
・故障者の健康(ムーキー・ベッツ等)
この記事は、昨夜19時に配信された『THE DIGEST』の情報だったが、この記事よりもヤフコメの反応に興味がそそられた。
はじめに火をつけたのは、以下のコメント。
「全ての意見が選手頼みで、監督の采配などには触れないのが可笑しいですね。こういうメディアに守られて、ロバーツは長く監督の座に居座る事が出来たのでしょう。
チーム成績の責任を負うのは監督以外にいません。選手達に負わせるものではない。どこの球団もそうしているではありませんか。ドジャースはロバーツを長い事甘やかし過ぎたと思いますよ。ベッツ復帰時のポジションに関する混乱や、今日のフラハティ交代のタイミングなどにも、私は色々と疑念を持っています。」(共感10/なるほど4/うーん39)
デーブ・ロバーツ監督への批評。
自分は、本当にそうかなあ・・・と思っていたら、すぐ後に別な反論コメントが。
「見方を変えればこれだけの怪我人や離脱者がいる中、首位でいるんだから大したもの。ただ、パドレス、ダイヤモンドバックスも調子を上げてきている。ベッツが復帰するまでは我慢じゃないかな。」(共感36/なるほど5/うーん7)
同感だ。
フレディ・フリーマンが一時離脱するなど、監督の采配外での不慮も続いている。先発投手陣も主戦力が離脱している中、奮闘していると思うけどなあ。
人それぞれのインプット&アウトプットは様々だ。
やっと決めた!渡米計画
仕事が落ち着かず、なかなか決めきれずにきた今季最後の渡米観戦プランを、ようやく決心した。
現地時間9月24日(火曜日)から本拠地で行われる、同地区現在2位のパドレス3連戦を決行することに決めた。
複数候補があった。
①9月3日発ロサンゼルス5泊7日
エンゼルス2連戦、ガーディアンズ2連戦
②9月6日発ロサンゼルス3泊5日
ガーディアンズ3連戦
③9月14日発アトランタ4泊6日
ブレーブス2連戦
④9月14日発アトランタ&フロリダ5泊7日
ブレーブス2連戦、マーリンズ2連戦
⑤9月16日発フロリダ4泊6日
マーリンズ3連戦
⑥9月24日発ロサンゼルス3泊5日
パドレス3連戦
⑦9月26日発ロサンゼルス&コロラド3泊5日
パドレス戦、ロッキーズ2連戦
重要な仕事予定を除けば、7案の計画案を組めた。当初は、①・④・⑦の3案で調整していた。
①は、古巣エンゼルスの本拠地で大谷を体感してみたかったこと。④は、未だ訪れたことのない、ビジター2都市。⑦は、高地でボールがよく飛ぶと言われるクアーズ・フィールド。
結果的には、3案すべてを断念。保持しているマイレージの航空券をアテにしていたが、夏休みや連休の関係からか、必要マイル数が通常の2倍から3倍必要だった為。
それに、前回6月のニューヨーク観戦で、それなりの予算を投下していた為、最終的には倹約プランも視野に入れはじめたから。
マイルを使用しても、燃油サーチャージで9万弱の費用が発生する。普通に格安航空券を買えば、燃サ込みで10万前後の費用で済む。
ロサンゼルスの1都市に限定すれば、その他の費用もセーブできることを勘案し、最終的には、本拠地最終カードのパドレス3連戦に落ち着いた。
シーズン佳境の3連戦!
そんな背景をもって、今季最後の渡米観戦プランは、現地9月24日(火曜日)からロサンゼルス本拠地で行われる、パドレス3連戦を決行することにした。
結果的には、同地区で首位争いを行なっている宿敵同士の戦いを観戦できることになった。
それも、レギュラーシーズン全162ゲームのうち、最後から数えて6戦目から4戦目までの佳境ゲーム。
現状の両チームの戦況を鑑みれば、最後までデッドヒートが続きそうな予感のする3連戦。
大谷悲願のポストシーズン初進出決定の瞬間を、拝める可能性がある!
真逆に、厳しい戦況が続き、ワイルドカード争いで最終的に脱落する瞬間を見届けてしまう可能性だってある。
大谷個人のタイトル争いも佳境だ!
3冠王から、初の打率王か、2年連続と両リーグを制覇するホームラン王まで、最後まで眼が離せないシーンを見届けられる可能性がある。
相手パドレスには、打率タイトルを争う、ルイス・アラエス(現在2位)、ジュリクソン・プロファー(現在3位)がいる。
個人問題で欠場中のダルビッシュ有の復帰はあるのか、今季初メジャーで活躍中の松井裕樹との対戦まで、見所は尽きない。
迷いに迷ってきたプランニングだったが、蓋を開ければ、興味が尽きないカード。
大谷には健康で最後まで完走して欲しいし、仕事上で予定外のミッションが入らないことを祈りながら、出発の日まで楽しもう。