2024年6月15日
-------------------------------------------------------------
■ 試合データ
-------------------------------------------------------------
米国時間:2024年6月14日
日本時間:2024年6月15日(土曜日)
11時10分開始
ロサンゼルス・ドジャース
対カンザスシティ・ロイヤルズ
@ドジャースタジアム
【MLB.JP 戦評】
日本時間6月15日、レンジャーズとの3連戦を1勝2敗で負け越したドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのロイヤルズ3連戦がスタート。その初戦は下位打線の活躍で3点差を追いつき、8回裏にフレディ・フリーマンが勝ち越しタイムリーを放って4対3で逆転勝利を収めた。ドジャース2番手のダニエル・ハドソンに3勝目(1敗)が記録され、3番手のアレックス・ベシアは3セーブ目をマーク。ロイヤルズ2番手のウィル・スミスは決勝打を浴び、3敗目(0勝)を喫した。
コール・レイガンズ(ロイヤルズ)とギャビン・ストーン(ドジャース)の投げ合いで始まった一戦は、ロイヤルズが4回表に一死1・3塁のチャンスを迎え、サルバドール・ペレスの11号3ランで先制。ドジャースはレイガンズをなかなか攻略できずにいたが、5回裏一死1塁からミゲル・ロハスの3号2ランで1点差に詰め寄ると、二死後にはクリス・テイラーが1号ソロを放ち、3対3の同点に追いついた。試合はそのまま終盤に突入し、ドジャースは8回裏一死2塁から大谷翔平が凡退したものの、フリーマンのタイムリーで勝ち越しに成功。1点リードの最終回は3番手のベシアが締めくくった。
ドジャースの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、1回裏一死走者なしの第1打席はショートゴロに倒れたが、4回裏一死走者なしの第2打席でチーム初安打を記録。6回裏先頭の第3打席でもヒットを放ち、マルチ安打となった。8回裏一死2塁の第4打席はショートフライに打ち取られ、4打数2安打。2試合ぶりのヒットを記録し、今季の打撃成績は打率.309、出塁率.379、OPS.956となっている。
-------------------------------------------------------------
■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)
-------------------------------------------------------------
【スタメン】
2番DH
【出場成績/打者】
4打数 2安打
通算打率・309
OPS・956
◆第1打席:
(結果)ショートゴロ
(状況)1回1死走者なし
(投手)コール・ラガンズ左
※1ストライクからの2球目、真ん中低めの98マイル(約157・7キロ)のフォーシームにバットを合わせた。Ⅾ急速度99・4マイル(約160キロ)の中堅へ抜けようかという痛烈なゴロは二塁ベースの左横を守っていた遊撃手の正面に飛んだ。
◆第2打席:
(結果)ライト前ヒット
(状況)4回1死走者なし
(投手)コール・ラガンズ左
※カウント2―2からの5球目、内角低めの86・5マイル(約139・2キロ)のスライダーを強振。打球速度105・8マイル(約170・3キロ)の弾丸ゴロは右前へ抜けた。チーム初安打。
◆第3打席:
(結果)センター前ヒット
(状況)6回無死走者なし
(投手)コール・ラガンズ左
※カウント2―1からの4球目、外角低めの91・9マイル(約147・9キロ)のカットボールをバットの先で拾って振り抜くと打球速度87マイル(約140キロ)ライナーは右前で弾んだ。マルチ安打は8試合ぶり、今季25度目。
◆第4打席:
(結果)ショートフライ
(状況)8回1死1塁→2塁
(投手)ウィル・スミス左
※けん制悪送球で一走ベッツが二塁進み、一打勝ち越しのチャンス。カウント2―2からの5球目、外角低めの83マイル(約133・6キロ)のスライダーにバットを合わせるも遊飛に倒れた。続くフリーマンが中前に適時打を放ち、勝ち越した。
【コメント】
◯ なし
【NEWS情報】
◯ なし
-------------------------------------------------------------
■ 試合情報(ドジャース関連NEWS)
-------------------------------------------------------------
【コメント】
デーブ・ロバーツ監督:
(試合前)
「低めの球を追いかけなくなった。より強くボールを捉えるようになった。体の状態もよくなって、いいことがたくさんある」
(試合後)
「(遊ゴロだった)1打席目も強い打球を打っていた。私にはたくさんのいいものが見えた」
-------------------------------------------------------------
■ 球界情報
-------------------------------------------------------------
ニューヨーク・ヤンキース:
◯ 日本時間6月15日、ヤンキースは敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス3連戦がスタート。その初戦は悪天候で1時間12分の開始遅延となったが、8対1で快勝を収め、両リーグ一番乗りで今季50勝に到達した。ヤンキース先発のルイス・ヒルは制球に苦しみながらも5イニングを4安打1失点に抑え、リーグトップに並ぶ9勝目(1敗)をマーク。レッドソックス先発のブライアン・ベヨは5回途中6安打5失点(自責点4)で4敗目(6勝)を喫した。
-------------------------------------------------------------
■ 注目記事&コラム
-------------------------------------------------------------
◆ 大谷翔平がフリフリ「フレディダンス」で出迎え フリーマン作キュートなポーズでベンチ和ませる
(斎藤庸裕氏/日刊スポーツ)
###
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)14日(日本時間15日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、8試合ぶりにマルチ安打をマークした。ロイヤルズ戦に「2番DH」で出場し、4打数2安打。3点ビハインドの5回、2ランを放った7番ロハスを「フレディ・ダンス」で出迎えた。同僚を含め、大谷自身が本塁打を放った際にも両手を左右にフリフリするポーズは、この日決勝打を放ったフレディ・フリーマン内野手(34)の自作ダンスをまねたものだった。
◇ ◇ ◇
大谷の“あのパフォーマンス”が勢いづく自軍ベンチを和ませた。3点を追う5回、1点差に詰め寄る2ランを放った7番ロハスを出迎え、両手を左右にフリフリ。チーム内で流行しているキュートなポーズだ。2日前の12日、2戦連発となる先制の17号ソロを放った際にも、三塁ベースを回るあたりで、笑顔の大谷が両手を左右に振った。すると同僚だけでなく、三塁側のファンも一緒になって手をフリフリする、ほほ笑ましい光景が広がった。
その名も「フレディ・ダンス」。ストレングス&コンディショニング担当のトラビス・スミス・コーチによると、「フレディ(フリーマン)が以前から自作でやっているダンス」だという。フリーマンは長打を放った際によく、ベース上で両手を上げ、ゆらゆら腰を振るダンスを披露している。同コーチは「ショウヘイはそれをやっているんだ。ただ、大げさな感じではなく、ちょっと控えめにね」とニヤリ。とはいえ、ド軍ではやりのパフォーマンスで、打っても、出迎えでも、チームを盛り上げている。
エ軍時代は本塁打を放てば、かぶとパフォーマンスなどの祝福儀式があったが、ド軍ではコロコロ変わる。スミス・コーチは「みんなにエネルギーを与えたい」と、盛り上げ役の中心人物だが「いくつかはショウヘイのアイデアだよ。ドラゴンボールZとかね」。キャンプから開幕前後はフュージョン(キャラクター同士が合体して超戦士を生み出す技)ポーズ、5月は「となりのトトロ」をまねたパフォーマンスなど、その時々で様変わりしている。
この日、大谷は不発だったが、自作ダンスの本家フリーマンが決勝打を放ち、連敗を2でストップした。マルチ安打を放った大谷についてロバーツ監督は「いい兆候だ。第1打席も強いゴロを打っていたし、いいところが多く見えた」と評価。再び、本塁打で笑顔の「フレディ・ダンス」が見られるのも、そう遠くはないだろう。
###
◆ 女性週刊誌の大谷翔平報道「妄想がひどすぎる」 勝手に真美子夫人を「大谷財団理事長就任へ」生まれてもない子供を「UCLAに」
(デイリー新潮)
###
日本テレビとフジテレビが大谷翔平のプライベートを過剰に報道したという理由でドジャースから「出禁処分」になったという。他方、出版関係者の間では「女性週刊誌の方がよほどヤバい」という声が出始めている。業界内でも「いくら何でもハチャメチャ」と呆れられている、ある女性週刊誌が放った”3本の記事”とは…。
***
3誌による熾烈な報道合戦
日本テレビとフジテレビの“出禁騒動”を報じたのは「現代ビジネス」(6月12日配信)。同サイトによれば、両社は大谷が購入したばかりのロス市内の豪邸前からレポートしたり、近隣住民にコメントを求める取材をして大谷サイドの逆鱗に触れたとのこと。両社ともドジャースから貸与されている取材パスを剥奪され、過去素材を使用しないよう通達されたという。
「いくらスーパースターでも、自宅を晒すような報道はやり過ぎ。しかもワイドショーではなく報道局がやらかしたことに社内では衝撃が走っています」(日テレ関係者)
この報道を受けて、「いよいよこちらにも矛先が向けられるかもしれません」と戦々恐々とするのは某女性週刊誌を発行している出版社関係者だ。真美子さんとの結婚以降、大谷をめぐる「女性セブン」(小学館)「週刊女性」(主婦と生活社)「女性自身」(光文社)の報道合戦は激化する一途だという。
「大谷が髪を切った、真美子さんが愛犬・デコピンを連れて球場に現れたなど、水原一平被告の現地報道も含めてどんな話題にも食いついて記事にする“お祭り”が数カ月間続いています」(出版社関係者)
根拠も示さず「大谷財団設立」と報道
主語は「真美子さん」になることが多いという。
「読者は女性なので野球の活躍にはほとんど触れません。代わりに“真美子さんの内助の功があってのこと”、“真美子さんの意向も汲んだに違いない”と全ての事象を強引に真美子さんの動静につなげていくわけです」(同)
豪邸を買ったと伝えられれば、
「こぞって“おしゃれで大きなキッチンで得意料理を振る舞うに違いない”と。悪口を書くことはありません。逆に”元バスケットボール選手だから礼儀正しい”とか、とにかく何でも持ち上げます」(同)
そんな過剰な報道の中で、「いくらなんでも妄想が過ぎるのでは」と話題になっているのが「女性自身」の報道だ。確かに最近、同誌が立て続けに出している大谷記事のタイトルはどれも度肝を抜く。最初に紹介するのは5月下旬に発売された6月4日号のこのタイトル。
〈「世界一稼ぐ野球選手」夫(29)の責務を果たすべく、理事長就任へーー真美子さん(27)「ハワイの困窮児童に病院を」大谷財団設立〉
先に断っておくが、このような事実は今のところ全く出てきていない。
記事の冒頭で、大谷のボブルヘッド人形が配られた始球式に大谷が心臓病を患う13歳の少年を呼んだエピソードが振られた後、「大谷夫妻はチャリティ活動に一層力を入れていく責務があると思います」と語るスポーツライターが登場。
ドジャースの先輩選手であるカーショー夫妻がアフリカの恵まれない子供のために学校や病院を作っている活動を紹介してから、こう続けるのだ。
「メジャーリーガーは夫婦で財団を作り、理事長には妻が就任するケースが多いです。当然、真美子さんにも責任ある立場が求められます。“マミコ&ショウヘイファンデーション”といった名前で基金が設立され、世界の子供たちへの奨学金プラグラムや、病院作りにも力を入れるはずです」
ハワイの別荘購入と“こじつけ”
記事中に出てくる「大谷財団」についての記述はこのコメントのみ。これだけを根拠に「真美子さん理事長就任へ」と打っているのである。では、「ハワイの困窮児童に」とは何のことなのか。
「前週に女性セブンがスクープした、大谷がハワイに25億円の別荘を購入した話を受けています」(前出・出版社関係者)
記事の続きでは、ハワイではいま貧しい家庭が増えており、ハワイ育ちの新通訳ウィル・アイアトンがその厳しい現状を大谷に伝え、ハワイが「第3の故郷」となる大谷夫妻は「新たな病院や学校設立の支援活動を進めていく考え」といった匿名コメントが紹介されていた。
別荘はまだ建築中であり、大谷夫妻はまだハワイに住んだことがない。
まだ子供も授かっていないのに…
翌週の6月11日号はもっとすごいことになっていた。
〈大谷夫妻 翔平(29)&真美子さん(27)「子供を文武両道大学UCLAに」12億豪邸はマル優進学地区〉
冒頭で触れたテレビ局とのトラブルの元でもある「12億円豪邸」を買った地区の近くにUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)があることから、夫妻が子供を同大へ進学させる意向を持っているというのである。
UCLAの位置が示された地図や校風まで紹介。「エンゼルス時代からLAに愛着があるだけに、大谷夫妻が“子供は地元のUCLAに通わせたい”と考えるのは当然のことでしょう」(在米ジャーナリスト)とのこと。
ご承知の通り、大谷夫妻にはまだ子供はいない。
ちなみに今回、大谷はロサンゼルス市内の海岸から離れた地域で中古物件を購入したのだが、この記事が出る約2カ月前の4月23日号では〈真美子さん「海辺で子供と…」開運豪邸極秘建築中〉と報じていた。
2歳の姪っ子までも「将来の大リーガー」に
そして、続く6月18日号ではとうとう、よちよち歩きの”大谷の姪”までターゲットに。
〈翔平(29)母 地元は熱烈応援「孫娘も大リーガーに」2歳から英才教育〉
大谷の母が岩手県奥州市の実家周辺の児童公園で、2歳か3歳になる大谷の姉の娘を連れ、「大きなゴム風船みたいなボールを投げて打つ、野球のような遊びを楽しそうにやっていた」とのこと。
この目撃情報から〈加代子さんの孫娘は、すでに野球に慣れ親しんでいるのだ〉と「大リーガーの英才教育」へ結びつけていくのである。姪は女の子だ。どう考えても苦しいところだが、
「メジャーリーグでは、まだ女性選手は出ていません。ただ近年は、女性審判、女性コーチなどが誕生し、女性の登用を奨励する流れがあります。お孫さんが第1号になることもあるかもしれませんね」
とのスポーツライターのコメントで突破していた。
女性自身編集部に、妄想が過ぎるのではと書面で尋ねたが期限までに回答はなかった。大谷の堪忍袋の緒が切れる日は近いかもしれない。
デイリー新潮編集部
###
-------------------------------------------------------------
■ NOTE