2024年6月7日
羽田空港第1ターミナルの中にあるカプセルホテル、ファーストキャビンを午前6時45分にチェックアウト。フリーシャトルバスを使い国際線のあるターミナル3へ着いたのが、午前7時過ぎ。
日本を出発するまで、慌ただしい予定をクリアしてきた。
前日、急遽名古屋での会食が入った。朝一番に、沖縄那覇空港7時40分発のフライトで羽田空港に入り、空港内でオンライン会議。その後、スーツケースをロッカーへ保管し、新幹線で夕刻には名古屋へ。
名古屋駅からほど近い歴史ある町、那古野四間道。町屋建築のたたずまいにある小洒落たイタリアンでの会食。生しらすのカナッペから始まるペアリング・コースを堪能し、21時過ぎには名古屋を出て、その日のうちに羽田空港へトンボ帰りしていた。
朝早くにも関わらず、ターミナル3は大混雑。日本人よりも圧倒的に外国人が多く、インバウンド市場の旺盛を実感しながら、チェックイン・カウンターへ。
手続きを始めると、突然隣のカウンターに居るツーリストから声を掛けられる。振り向くと、なんと東京本社の営業本部長が笑顔でチェックインしていた!
「えー?!貴方もニューヨークへ行くことにしたの?」と驚きの声をあげてしまう。今回の旅は、紆余曲折あり、自分の恩師とそのご友人の3人旅の予定だった。
恩師は、他にも今回の旅を盛り上げようと、何人かの友人知人に声を掛けていたのを知っていたから、思わずその誘いに彼も乗ったのかと思った。
聞くと、彼はニューヨークではなく、香港へ経つとのことだった。香港支店は職務上、自分の管轄下でもあったが、自分は知らなかった。
彼曰く、インバウンド需要が旺盛になってきた中、彼自身が10年ちょっと前に開業した香港支店で大きな業界イベントが開催されることを知り、急遽出張を決めたとのことだった。
そのまま二人で、ラウンジへ。
自分のニューヨーク行きフライトは、午前11時05分出発。彼の香港行きフライトは、午前9時20分。
自分のチェックイン時刻が大幅に早かったのは、毎回の如くラウンジで、寿司&シャンパンをもって、旅のデパーチャータイムをゆっくり堪能するためである!
そこで、このブログの観戦前記の心境を綴る時間でもあった。
でも、今回は少し過ごし方が変わらざるを得なかった。
寿司&シャンパンの寛ぎタイムは変わらず、そのまま自然の成り行きで、ビジネス・ミーティングに入る。
この日の寿司ネタは、マグロ・近大マダイ・タマゴの3種。自分はひたすら主に近大マダイを何皿もオーダーし、同時にバケーションタイムは譲らず!
午前9時前になると、ラウンジへ恩師とそのご友人が到着。彼は入れ替わりで、恩師へ挨拶し、急ぎ香港行きのフライトへ向かっていった。
いつもと異なる出発前のラウンジタイムとなった。
そんなこんなで、この観戦前記ブログは、ラウンジではなく機内に入ってから急ぎしたためている。
今日の大谷翔平は、敵地ピッツバーグの3戦目、パイレーツ戦に2番DHで出場し、6打数1安打3三振と、厳しい内容だった。
チームは11対7で大勝するが、守備の乱れから3つの失策を記録。デーブ・ロバーツ監督の試合後の談話は厳しいものだった。
「良くなかった。勝ちはひろったけど、守備で痛手を負った。今季最低の守備だった。守備が緩いせいで、投手は本来より多い球数を投げなければいけなかった。投手陣も責任を負わないといけないが、守備とピッチングは連携している」
ラウンジで、MLB.TVを視聴していたが、大谷の調子は、5月中旬以降の低調を象徴している内容にみえた。
一方、この旅の対戦相手であるヤンキースは、本拠地でのツインズ戦に8対5で勝利。
日本時間5月29日のエンゼルスとの初戦に負けて以来、連勝街道を走っている。エンゼルスに2連勝、ジャイアンツ3連戦、ツインズ3連戦と立て続けにスイープを飾り、8連勝で本拠地にドジャースを迎える。
そんなヤンキースにも少しばかり、不安要素が断ちこめるニュースが流れてきた。
現在、アメリカン・リーグの首位打者で、今回のドジャース対ヤンキースの看板選手のひとりになっている強打者、ファン・ソトの出場が危ぶまれているらしい。
ニュースによると、今日の試合でソトは6回の守備から退いた。
試合後のアーロン・ブーン監督の談話によると、ソトは前腕の違和感と張りをここ1週間半から2週間感じていたらしく、大事をとって退いたようだ。
明日7日に検査を受けるそうで、ドジャース戦の試合出場は未定の状態だという。
敵ながら、残念なニュースだ。
大事に至らず、3連戦への試合出場を祈りたい。
今回の3連戦の先発投手予想も、公表されている。
6月7日(金曜日) 第1戦
山本由伸 VS コディ・ポティート
6月8日(土曜日) 第2戦
ギャビン・ストーン VS ネストル・コルテス
6月9日(日曜日) 第3戦
タイラー・グラスノー VS ルイス・ギル
ドジャースでは、由伸やエースのグラスノーが観れる!
ヤンキースでは、2021年6月に大谷相手に、のらりくらり投法で話題になった左腕のコルテスに、今季新人賞の筆頭でサイヤング賞もねらえると評判のギルが観れるようだ。
楽しみなマッチアップだ。
MLBは昨年より、交流戦が大幅に増加した。毎年、異なるリーグの全球団と対戦する形式となった。
今回、ドジャースがヤンキースタジアムで試合を行うのは2016年以来、8年ぶり。それだけ、レアな人気カードだ!
注目の名門対決に、大谷や由伸がどんなプレーをみせてくれるのか、今から楽しみで仕方ない。
ニューヨーク行きの機内は、ほぼ満席に近い状態。ドジャースのキャップを被っている乗客も、複数人見掛けた。目的はおんなじだろう。
そういえば、ラウンジで終始みかけたバトラーさんは、社会人になった早々に出会った取引先の女性に似ていた気がした。
ネームをチェックしておけば良かったなあと、今すごく後悔している。
キムラさん?!だったのかな・・・。