2024年5月31日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ MLB公式サイトは30日(日本時間31日)、パワーランキング投票の最新版(今季第5回目)を発表。前回の発表で1位だった大谷は2位となり、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が前回7位から1位に浮上した。大谷は29日のメッツ戦で14号を放ったが、それまで9試合本塁打がなく、その間にジャッジが“猛追”。5月は29日の試合を終えた時点で打率.364、11本塁打21打点、OPS1.366と驚愕の成績を残しており、一気に1位に躍り出た。

 

MLB公式サイトは、ジャッジの躍動を「歴史的な1か月」と評価。「第1回から3回まで(トップ争いにすら)入っていなかった。ジャッジが5月にマークしたバレル数30は、オオタニとマット・チャップマンが保持していた月間最多バレル記録24を抜いて、新記録だ」と言及。大谷については「9試合連続本塁打なしで、静かだったので首位から陥落した」と説明。「彼はナ・リーグトップのOPS+183、131塁打をマークしている。オオタニが過小評価されている点の1つは13回中13回盗塁を決めていることだ」と評価すべき点も挙げられている。

 

 

◯ ミゲル・バーガス外野手が、米メディア「B/R Walk-Off」のインタビューに登場。チームメートである大谷スイングを“盗みたい”と笑顔ながらに明かした。「MLB選手から能力を1つ盗めるとしたら(誰から)何を盗みますか?」と問われたバーガスは、「ショウヘイのスイングかな。彼のスイングは本当に力強くて、凄い。見ていて美しいんだ」と答えた。

 

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 ■ 球界情報

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アーロン・ジャッジ外野手:

◯ ヤンキースのジャッジが30日(日本時間31日)、敵地エンゼルス戦で、4回に両リーグトップタイとなる18号2ランを放った。1点ビハインドの4回、無死一塁から相手先発パトリック・サンドバル投手のスイーパーを左翼席へ完璧に運んだ。これで5月は12本目となり、本塁打王争いでオリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手、アストロズのカイル・タッカー外野手に並んでトップタイとなった。4月を終えた時点では6本塁打、打率.207、OPS.754と本来の調子ではなかったが、5月に入って本塁打を量産。試合前の時点で打率は.275で、5月だけに絞ると打率.364、OPS1.366と絶好調だ。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ ヤンキースが誇る強力先発ローテーションの一角 右腕クラーク・シュミットが故障者リスト入り

(情報:MLB.JP)

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 ヤンキースは日本時間5月31日のエンゼルス戦でカルロス・ロドンが3失点を喫し、その記録がストップしてしまったものの、前日まで16試合連続で先発投手が5イニング以上を投げて2失点以下に抑えるというメジャー新記録を樹立していた。また、今季は先発投手が開幕から58試合連続で少なくとも4イニングを投げており、これは球団史上2位タイの記録。あと5試合で2012年6月から9月にかけてマークした63試合連続の球団記録に手が届く。しかし、その強力な先発ローテーションの一角が故障で欠けることになってしまった。

 

 ヤンキースは右広背筋を痛めた右腕クラーク・シュミットを15日間の故障者リストに登録したことを発表。現在28歳のシュミットはメジャー4年目の昨季、自己最多の159イニングを投げて9勝を挙げ、自信をつけたのか、今季はここまで11度の先発登板で5勝3敗、防御率2.52と安定したパフォーマンスを見せていた。5回を投げ切れなかったのは1度だけで、日本時間5月17日のツインズ戦では8回3安打無失点の快投。アーロン・ブーン監督も「彼は今季素晴らしいピッチングを見せている投手の1人だ」とその活躍を称えていた。

 

 シュミットはロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師による診察を受け、4~6週間はノースロー調整になることが決まったという。戦列復帰の前に腕のスタミナを取り戻す必要があることを考えると、復帰には2ヶ月近い時間がかかるかもしれない。米公式サイト「MLB.com」でヤンキースを担当するブライアン・ホーク記者は「シュミットが再びメジャーのマウンドに立つのは8月かもしれない」と記している。

 

 ヤンキースは故障で出遅れた大黒柱のゲリット・コールの穴を新人右腕ルイス・ヒルが見事に埋め、強力な先発ローテーションを形成。ここまで開幕ローテーションの5人以外に先発したのは、コディ・ポティートがマウンドに上がった1試合だけである。コールはこれからマイナーでのリハビリ登板を開始するところであり、復帰にはまだしばらく時間がかかる。ブーン監督によると、シュミットが先発予定だった日本時間6月2日のジャイアンツ戦はポティートが先発で起用される予定だという。ヤンキース先発陣がコール復帰まで持ちこたえることができるか注目だ。

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 ■ NOTE