2024年5月28日
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■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)
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◯ 大谷が「2番・指名打者」で出場予定だった27日(日本時間28日)の敵地・メッツ戦は悪天候のため順延、翌28日(同29日)にダブルヘッダーで行われることが決まった。大谷はこの日、豪雨の中、ブルペンでキャッチボールを行った。試合前には取材に応じ現在のリハビリ状況について言及。試合中止が決まると、ブルペンの屋根がある部分で約15分間キャッチボールを行った。降雨で気温も下がっていたが、半袖で強度を高めずに投げ込んでいた。
◯ メディア取材へのコメント
――足の打撲の状態は。
「日に日には良くなっているので、今日も昨日よりだいぶ感じはいいかなと思います」
――いつから悪化したか。
「ピックオフで貰ってから、次の日とかですかね。徐々に張りが出てきて、その中で走っていたので、徐々に悪くなってという感じかなと思います」
――三塁打で全力疾走しなかったが。
「あの打球はそうですね。余裕で三塁打にできるとは思っていたんですけど、ショートが(エリー・)デラクルーズ選手だったのを忘れていたので。そこで少しクロスプレーになったかなと思っています」
――スイングに影響は。
「スイングはそこまでないと思いますね。(打撃の)状態がそこまでよくないというのはもちろんあると思いますし。その中で軸足への影響はあまりないと感じています」
――腰は大丈夫か。
「トレーニングもしながら、良くはなってきているので。ほぼ問題なくきているかなと思います」
――投球のリハビリの状況。
「徐々に距離が伸びてくる。距離を伸ばしながら球数が60球、70球に増えたりとか。その段階でどこまで距離が伸びていくっていうのは、ちょっとまだ先のことなのでどこまで行くかはわからないですけど。徐々に距離とかは伸びていくと思います」
――距離的には最長どれくらいか。
「先週60フィート(約18.3メートル)になったくらいなので。球速も80マイル(約128.7キロ)くらいですかね。それくらいまでは上がってきているかと思います」
――今年は投球をしない。打撃への専念はいい影響を及ぼすか。
「どうなんですかね。1シーズンやりきらないと言えないことではあるので。まずは1シーズンやってみてからかなと思います」
――チームの打線の調子。
「どうなんですかね。時差もありますし、スケジュール的にきついところもありますので。つながりという意味では少し難しくなっている部分はあると思いますけど。その中でできることはもちろんあると思うので。終わったことは切り替えて、今日は今日で集中したいと思います」
――水原一平被告の事件についてパフォーマンスへの影響は。
「睡眠が足りなかったのが一番問題ではありましたけど。メンタルがプレーに影響するとは思っていないですし、しっかりとした技術さえあれば、どんなメンタルでも打てると思っているので。グラウンドとやるべきこととは全く切り離してやりたいなと思っています」
――投球は恋しいか。
「ピッチングの日はやっぱり独特の緊張感、先発投手は特にみんなそうだと思いますけど。それは恋しいといえば、恋しいですし。ただ、ひとつひとつのステップを踏んでいく時期なので。あんまり焦ることなく。次のステップをまずしっかり踏みたいなと思います」
二刀流への思いは「特に変わっていない」
――5連敗中。何にフォーカスすべきか。
「役割によって違うと思いますし、先発投手は先に点を与えないというのが、どのようなシチュエーションでもそうですけど、特に連敗が続いているときはそう考えるもの。打者だったら最初に点を取りたいというのは、それもそうだと思いますので。ただ、そういった気持ちが強くなりすぎると自分の打席や、丁寧な打席がなかなかできなかったりはすると思う。状態が良いときというのはあまりこう気負うことなく、自分の打席を良いクオリティで送れるかなと思う。ベテランの選手も多いですし、そこはみんなが分かっていると思う。こういうことも長いシーズンではありますし、今日はそれで切り替えて頑張りたいなと思います」
――投打二刀流を行うことへの気持ちは。
「特に変わっていないですね。この手術も1回目ではないですし、2回目である程度ステップはわかっているので。どういったスケジュールで進んでいくっていうのもわかっている。焦ることはなく、今のところはできているかなと思います」
――ダルビッシュ有投手の日米200勝について。
「ニュースでは見ていたので。本人とも連絡を取っている中で、シーズンの最初の方で『200勝あるから早めに(達成)したいな』みたいな話はしていた。ひとつ区切りを迎えたことで、リラックスしてというか、あまり考えることなく次の登板に本人も集中できるのではないかなと思う。200勝というのも偉大な記録ではあるので、『おめでとうございます』ということですね」
――2026年のWBCへの思い。
「今のところは、そう思っていますし、出たいで出れるところではないと思いますけど、もちろん、選んでもらえるように。トップ層にまずはしっかりといつづけることが大事かなと思います」
――怪我で変わらない部分は。
「一番は肘ですかね。そこが庇うことはないと思いますけど、ケアしなければいけない一番のところではあるので。毎日ケアしながら。状態を確かめながらやるのが大事だなと思います」
――リハビリで重要にしていることは。
「全部じゃないですかね。怪我をしてもしなくても、効率よく投げたいというのが怪我の予防につながりますし。ただこればかりは出力が上がれば仕方ない部分もあるので。誰しもがピッチャーをやっていれば、ある程度パワーピッチャーなら仕方ない部分ではあるので。ある程度、割り切ってというか。あとはパフォーマンスを下げないよう。そこだけは注意してというか。自分自身であまり諦めないように。そのままの感じで行きたいなと思います」
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■ 注目記事&コラム
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◆ 番記者が解説 大谷がジャンプスポーツ漫画賞審査員に名を連ねた意義“友情・努力・勝利”三大原則ピタリ
(柳原直之氏/情報:スポニチ)
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【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷の好きな漫画に迫った。
友情、努力、勝利。週刊少年ジャンプに必要な原則として語られるこの3大要素と、野球に全てを注いで二刀流でメジャーを席巻する大谷の生きざまはピタリと当てはまる。
大谷は日本ハム時代からオフの過ごし方に漫画を読むことを挙げ、全巻所有の「SLAM DUNK」は新装版も買い、何十回と読み込んだ。好きなキャラクターは陵南の仙道彰。「まだあわてるような時間じゃない」というせりふが好きで、他にも同校の相田彦一のセリフを引用した形で「アンビリーバブルや!!」とSNSに投稿したことも。あるインタビューでは自分と近いタイプに「努力の天才」として描かれる海南大付属の神宗一郎を挙げたこともあった。
エンゼルス時代の21年9月、ジョー・マドン監督が「下手くその上級者への道のりは 己が下手さを知りて一歩目」と書かれた慈善Tシャツ姿で登場したが、この言葉は大谷がチョイス。湘北バスケ部監督の安西光義先生が、主人公・桜木花道に贈った有名な言葉だ。
エ軍で同僚だった救援右腕エステベスは「ブラッククローバー、マッシュルを教えてもらった」と明かす。救援右腕のロドリゲスは「翔平に教えてもらってNARUTOにハマった。あとHUNTER×HUNTERも」と語っていた。
興味深いのは、ここまで出たタイトル全てが“ジャンプ漫画”であること。今回「ジャンプスポーツ漫画賞」審査員に名を連ねたことには大きな意義がある。多くの人に勇気と笑顔を届ける。そんな「スポーツの力」が広がることを誰よりも願い、生きざまを学んできたのが大谷だからだ。
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◆ 大谷翔平、豪雨が降りしきる中でキャッチボール 二刀流への情熱「特に変わりはないですね」
(斎藤庸裕氏/情報:日刊スポーツ)
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<記者の目>
【ニューヨーク27日(日本時間28日)】ドジャース大谷翔平投手(29)が、再び二刀流で世界一を目指す。悪天候で中止となったメッツ戦の前に取材対応を行い、開催球場が発表された26年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場へ意欲を示した。投手としてのリハビリは順調で、この日も豪雨が降りしきる中、屋根付きのブルペンでキャッチボールを行った。25年シーズンに投手復帰し、連覇を目指すWBCへ二刀流で万全の状態を作り上げる。
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大谷は雨の中、右翼後方のブルペンに向かってグラウンドを歩いた。約15分間のキャッチボール。屋根があり、ずぶぬれは避けられたが、コンディションは決して良くなかった。バックネット裏から双眼鏡で観察しようとしても、一時は姿を確認することが難しいほどのどしゃ降り。雷もなっていた。それでも大谷は、やるべきことをやった。
一部の米報道で、二刀流の熱意よりも打者専念=野手への気持ちに傾いていると伝えられることもあった。もちろん、将来的にはそう感じていることはあるかもしれない。ただ、現時点では皆無。二刀流への情熱について「特に変わりはないですね。(右肘のリハビリが)2回目で、ある程度、どういうスケジュールでいくのかは分かっているので、あまり焦ることなくできている」と冷静に話した。
表情や口ぶりからも、投打で継続する意思は“当然”と感じた。リハビリ段階の練習では初動のヒップを意識した投げ方など、以前とは異なる細かな修正作業が続く。それを踏まえれば、できる限り長く二刀流を続けていく意欲は十分に伝わってくる。豪雨の中で1日を無駄にしない姿も、その気持ちを証明していた。【MLB担当=斎藤庸裕】
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◆ 4月の大谷翔平を圧倒…ジャッジが叩き出す断トツの「30」 62発シーズン上回る記録的な5月
(情報:Full-Count)
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ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、記録的な1か月を送っている。26日(日本時間27日)の終了時点で、5月は打率.369、11本塁打21打点、OPS1.400をマークし、月間MVP最有力。米記者は、リーグ記録となる62本塁打を放った2022年をも凌ぐ驚きの記録を紹介している。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、打球角度と打球速度の理想の組み合わせである「バレル」の打球をどれだけ放ったかを紹介。ジャッジは、スタットキャストでの計測が始まった2015年以降、月間(暦月の1か月間)最多となる30本を記録している。
2位は2023年4月のマット・チャップマン内野手(ジャイアンツ)で24、3位が2017年のジャッジで22本、4位タイで2024年4月の大谷翔平投手(エンゼルス)、2023年6月の大谷、2023年5月と2022年9月のジャッジが21本で並んでいる。
ホームランバッターとしてバレルを量産できる絶好調の状態であるジャッジ。月間OPS1.400は、2022年も2023年も20試合以上出場した月では達成したことがない。5月は残り4試合あるが、どのような成績で終えるか注目が集まる。
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■ NOTE