グレンデールの旅

Return Day

 

米国時間2024年2月29日

 

今年も、大満足したスプリングトレーニング観戦の旅。そんな帰国当日の個人的な備忘録。毎回、「観戦記」には観戦事体が無い出発日と帰国日の備忘録も、あれやこれやと綴っている。

 

出発日だと、旅のプランニングに至る背景などが中心で、帰国日になると、所感や最近では総額見積もりを振り返るなど、そのほとんどが大谷翔平の直接的テーマではない。

 

自身の心境を綴ることが多い。

 

しかしながら、今回の帰国当日には、「大谷翔平、結婚公表!」のビッグニュースが入ってきた。連日の旅の熱盛続きで、頭がショートしそうになった。

 

ある意味、記念すべき一日の心境や出来事を書き残す。

 

一報は社長から

 

大谷が、自身のInstagramから結婚発表を行なったのは、日本時間の2月29日午後4時台とされている。

 

メディアによって、4時30分頃とか4時頃とか記事を見かけたが、正確な時刻はわからない。

 

その時間帯に、自分が居た米国アリゾナ州は、2月29日午前0時台。普段の生活なら、深夜0時前に就寝することはほとんどない。

 

ただ、アリゾナでは時差ボケ状態から早くに就寝し、連日深夜と呼んでもいいくらいの超早朝に目覚めていた。

 

だから、その時間帯は爆睡状態だった。

 

自分が目を覚したのは、午前1時20分頃。枕もとのスマホを手に取り、先ずは時計の時刻を確認し、次に会社メールの受信内容をチェックした。

 

その中に、超絶目が覚めるメールを発見した。

 

送信者:社長

タイトル:大谷

 

>お疲れ様です!

>大谷が結婚しますよ!!

>会社でリゾ婚してもらいましょう!

 

大谷が結婚???

 

まさに漫画世界のように、ハンマーで打ちのめされて、頭に大電流が流れ込むほどの衝撃を受けた。

 

理解が追いつかなかった。

 

この痺れるインプットを受けて、真っ先に自分がアウトプットした思考はこうだった。

 

うちの親会社は、大谷のスポンサードを行っている。その親会社から出向されている社長は、前任務でマーケティング責任者を担われていた。スポンサー契約も含まれている。

 

社長は、自分が熱烈な大谷マニアであることを知っている。親会社からわざわざ非売品ファイルを取り寄せてくれたりもした。

 

そんな関係である社長から、自分個人宛に速報メールが届いたので、てっきり社長が前任務のルートから、極秘情報を得られたと思った。

 

自分は新卒から丸30年、結婚式を生業とする仕事に従事してきた。入社当時にウェディング・プランナー(当時、このワードはまだ世の中に存在していなかった。うちの会社では、コンサルティング・プランナーと呼称していた)という職種を知った頃から推し活のウェディングを担当したいという夢や目標があった。

 

思い言い続ければ叶うと信じて、宛もなく周囲に喧伝しまくってこれまで生きてきた。

 

そんな思いを社長もご存知だった。

 

ヤバい情報を知ってしまったなーと、それもアリゾナ滞在の最終日で知る運命を感じていた。

 

しかし、それはたった数分間の妄想だった!冷汗

 

その後そのまま、ネットやSNSをチェックすると、大谷結婚のニュースは、世の中誰もが知り得る情報となっていた。

 

推し活ウェディング!

 

ちなみに自分の推し活ウェディングは、これまで惜しい線をたどっている。

 

大谷の前の推し活は、松井秀喜だった。松井が2003年にメジャーリーグに挑戦し、ヤンキース入りしたときには、随分可能性が高まったと期待をもった。

 

海外ウェディングの市場シェアが、圧倒的トップを誇るうちの会社で、マーケティング系のマネージャーを担当していたからだ。

 

その後、松井は2006年3月にニューヨーク郊外のユニタリン教会で結婚式を挙げた。うちの会社も契約プロデュースしていた教会だったので、惜しかったなーと思った。

 

学生時代の推し活アイドルは、幸運にも偶然担当することができた。今でも芸能界で活躍されている南野陽子さんだ。

 

他に自分が少年時代から応援してきた日本のプロ野球チームからもご縁があった。ジャイアンツの新監督、阿部慎之助さんだ。

 

自分が企画開発担当したリゾ婚チャペルのオープニングで、結婚式を挙げて頂いた経験がある。

 

どちらも、当然プライベート扱いだ。

 

大谷の結婚式は、さてどうなるやら・・・!?

 

宿を発つまでの間、友人知人から多数送られてくる結婚ニュースに関するメッセージ交信のやり取りで、あっという間に刻は過ぎた。

 

大谷のお相手と噂される女性の存在は、瞬く間に自分の耳にも入ってきた。正直、ほとんど認識していない女性だったが、すぐに好感がもてた。

 

ルックス的にも、結婚情報が流れる前に発信されていたご本人に関する情報的にも、いい印象しか持たなかった。

 

早朝から頭がグルグル回転だった。

 

備忘録!

 

午前5時過ぎには宿を出て、フェニックス空港へ向かった。途中、市内に入り高速ハイウェイから3つ以上の複数に分岐する車線変更ポイントで、2度もミスをおかした。

 

出口147を通過し、目的地に通じる出口148方面へ抜ける分岐点で、2度も誤った車線に入ってしまった。来年のための注意喚起事項として、メモっておく。

 

午前6時前には、レンタカーを返却。空港セキュリティで、久しぶりに荷物チェックに引っ掛かった。

 

はじめは、お土産用に買ったホワイトニング用の歯磨きチューブ2本かと思った。日本では医薬上非売品とされている代物だが、米国ではスーパーで普通に買える日常品。

 

手持ちのスーツケースに入れていたので、持ち込み禁止品(液体)に該当したかと思ったが、正体は、複数持参していたサインボールだった。

 

以前にも何回かボールでチェックを受けたことがあるが、ボールとわかれば、特段それ以上の問題はなかった。

 

予定通り午前8時には、フェニックス空港を飛び立ち、同じ午前8時に経由地のロサンゼルス空港へ着いた。1時間の時差だ。

 

証・祝!結婚

 

Southwest航空のターミナル1から国際線のターミナルBに徒歩移動し、チェックイン後、セキュリティを通過しラウンジに入ったのは、9時前だった。ちなみに、このセキュリティでは、何も引っ掛かることなく無く通過できた。

 

ラウンジに入り真っ先にオーダーしたのは、祝福のシャンパンだ!普段、朝から飲むことがないシャンパンは、格別な美味さがあった。

 

お酒のアテは、モーニング・メニューしか提供されない時間帯だったが、次々にオーダーを掛けた。

 

アボガド&サーモン・ブレッド

フルーツサラダ

ホットケーキ

ブレックファースト・ビッグサイズ

デザートワイン

 

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グラス・シャンパンは、並々で4杯くらいは頂いたかな。おひとり様でも、朝から充分上機嫌になれた。

 

そのカジュアルな酔いも手伝って、自分が生業とする大谷の「結婚」を祝そうと、その証をアウトブットすることにした。

 

ヒントになったのは、MLB公式アカウントから発信される英字ワード付きフォトだ。

 

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これらを参考に、自身で撮影したきたばかりのフォトを使って創意工夫してみた。

 

プライベートのストーリーズには、各々のフォトに、今回の旅でドライブ中に聞いていたBGMソングを選曲してみた。

 

なぜだか一番聞いていたのは、今井美樹の『雨にキッスの花束を』だ。

 

結婚公表前にも関わらず、海外に野球観戦に来て、LOVEソングである!(笑)

 

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BGM:雨にキッスの花束を

アーティスト:今井美樹

 

 

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BGM:innocence

アーティスト:hitomi

 

 

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BGM:未来予想図II

アーティスト:DREAMS COME TRUE

 

 

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BGM:Love Forever

アーティスト:加藤ミリヤ×清水翔太

 

 

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BGM:いつまでも変わらぬ愛を

アーティスト:織田哲郎

 

 

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BGM:太陽が燃えている

アーティスト:THE YELLOW MONKEY

 

 

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楽しいラウンジタイムを過ごした。

 

この後、午後1時頃にはロサンゼルス空港を発って、帰国の途についた。

 

12時間のフライト、前半は眠りに眠りまくった。

 

後半は、特別企画として機内にラインナップされていた1980年から1990年代を代表する大好きな映画2本みて過ごした。

 

羽田空港を経由し、沖縄の自宅へたどり着いたのは、午前0時前だった。

 

今回も、良き旅だったなあ!