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グレンデールの旅

Day 03

 

米国時間2024年2月26日

 

キャンプ観戦3日目。お目当ての大谷翔平の目撃は、結果的に僅か1秒(泣)思い通りにいかない日も含めて、毎日、悲喜交々を楽しめるスプリングトレーニング。そんな個人的備忘録を綴る。

 

通過瞬間、僅か1秒!?

 

時差ボケが治らない。今朝は午前3時に目が覚めて、寝ても寝つけないから起きて、前日の写真整理に没頭。6時30分には宿を出て、朝4時30分から営業しているスタバへ入った。

 

宿の無料Wifiは、ただ繋がっているだけでほとんど使い物にならない。だから、スタバのWifi環境には随分助けられる。

 

いつものラテと最強サンド「クリスピー・グリルド・チーズ」を食し、キャメルバック・ランチのキャンプ地施設へ向かう。

 

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8時ジャストにパーキングへ入るが、いつも関係者ゲート付近にいるファンが、たったのひとりも居なかった。

 

既に大谷は到着済みかと思い、係のおじさんに聞いてみた。すると、山本由伸は既に到着済みだが、おじさん自身は大谷が施設へ入ったところを、まだ見ていないという。

 

天候は曇りで気温も低かった。ひとりで大谷を出迎える気分が盛り上がらず、既に列が長くなりつつあった、ファンゲートの方に並ぶことにした。

 

9時開門のファンゲートに早く並べば、クラブハウスに繋がる通称サインロードのいいポジションを確保できる。

 

自分はファンサ目当てではなく、いいポジションで一眼レフカメラで大谷を激写したかったからだ。

 

入場が遅くなると、何重もの人集りの後方からスマホ動画での撮影になってしまう。いい写真を撮ることを目的に、今日は早めに列に並ぶことにした。

 

列に並びながらでも、自分の位置からは右サイドの遥か遠くに、正門に入る関係者の車は僅かにチェックできた。

 

そして8時40分過ぎ、大谷がドライブするポルシェが一般車に並ぶパーキング・ゲートを通過し、正門へ入って行ったのが「見えた」

 

その目撃時間は、僅か1秒足らずだった。

 

同じ方向目線で、大谷YoutuberのShinsuke Handymanさんが動画を撮影されていた。親切にも、撮影できなかった自分に記念にとシェアしてもらった。

 

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この時点では、今日この一目しか目撃できないことをまだ知らなかった…。

 

大谷は何処に!?

 

早く列に並んだ甲斐もあり、狙い通りのポジションは確保できた。しかしながら、開門直後に足早に我々のファンの前を行き来した、ムーキー・ベッツの動向をみていて、遠征試合の当日は、野手組が全体練習に出てこないことを思い出した。

 

そう、せっかくいいポジションを確保したが、大谷はここから出てこないことを早々に悟る。

 

それでも、しばらくの間、何かしらのバッティング練習で大谷が登場してこないか待ってみた。

 

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9時30分頃には投手組の全体練習で、山本やタイラー・グラスノーが登場してきた。

 

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そして、投手組の練習を終えた山本がクラブハウスへ戻り、そのまま隣のブルペンへ入った。ここで、山本のブルペン投球シーンを見るために、このポジションでの大谷をあきらめた。

 

山本は、今季からドジャースに加入したベテラン左腕、ジェームズ・パクストンと並んで、ブルペンで投げ込んだ。

 

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この間、大谷の姿は全く見えなかった。ただ、山本の投げる後方に、水原一平通訳の姿は捉えることができたので、施設内の何処かに居ることだけはかろうじてわかった。

 

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ブルペンの山本の投げ込みが終わるが、大谷の消息はわからぬままだった。そして投手陣の練習も終わり、サインロードへ引き返してくる選手たちの一部で、ファンサが始まった。

 

野手組でも今日の遠征試合に出場しないレギュラー組のクリス・テイラーが、順番にたくさんのファンサを行っていた。

 

自分は、後から引き上げてきたグラスノー狙いで争奪戦に参加するが、後ちょっとのところで何度もチャンスを逃し続けた。

 

そうしている間に、テイラーのチャンスも逃し、二頭を追う者一頭も得ず状態になる。

 

それでも、何人かの投手には頂けた。

 

カイル・ハート投手#63(中段)、ノンロースターのケビン・ゴウディ投手#93(下段)。

 

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ノンロースターのTJ.マクファーランド#43

 

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マット・ゲージ#95

 

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そして一旦、グラウンドに選手は誰もいなくなる。

 

後は、大谷が芝生エリアでの走力系のトレーニングに出てくるのを待つのみかなーと思って待機していた。

 

そうすると、近くにいたメディアのフォトグラファーさん達が、「今日は最短だったな」と話し合われている言葉が漏れ伝わってきた。

 

大谷は施設に2時間余り過ごし今日は早退したことが、情報として判明した瞬間だった。

 

その時刻、10時40頃の出来事だった。

 

スポニチの柳原直之氏も、その後ツイートでシェアしてくれた。

 

そりゃ、休み無しだから早上がりの日もあるわな。

 

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不運続き・・・!

 

慌てて、次のプランを考えアクションに移した。

 

今日のドジャースは、大谷は出場しないが、ロッキーズのキャンプ施設であるソルト・リバー・フィールズ・アット・トーキング・スティックで、オープン戦が行われる予定だった。

 

大谷の出場を当て込んでいた自分は、敵地ではあったが、チケットを購入済だったので観戦に出向くことにしていた。

 

そのついでに、ロッキーズのキャンプ地に比較的近い、メサのスローンパークで練習するカブスの鈴木誠也や今永昇太を、少しでも観れないかと思い、急ぎ車を飛ばした。

 

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行ってはみたが、日本人メジャーの二人は居なかった。よく調べると、誠也はロイヤルズのキャンプ地へ遠征試合に出かけていた。

 

調べればわかることだったが、大谷不在で慌てた自分のミス・アクションだった。事前に調べていたはずなのに、活かせなかった。

 

そうしていると、ドジャースのキャンプ地に残っていた知人から、デーブ・ロバーツ監督と野手の居残り組である、ジャイソン・ヘイワードやミゲル・ロハスがファンサを行ってくれたとの一報が届く。

 

あー!完全に裏目状態となった。

 

そのまま、ドジャースの試合地へ出向いた。

 

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ここで、またちょっとした不運に遭遇する。

 

2年前のオープン戦で、大谷のホームランをライヴ観戦できたスタジアム。ここで、大谷のウェイティング・サークル前のズーム写真も撮影できた縁起のいい場所。

 

勇んで、ドジャースの仲間たちの写真を撮ろうと、一眼レフカメラを携えてスタジアムへ向かうと、セキュリティで一眼レフ禁止のお達しを喰らってしまう。

 

以前は問題無かったので、あえて注意事項を調べて行かなかった。

 

カタコト英語で交渉してみたが、全くダメだった。

 

往復約15分かけて、パーキングに停めてある車へ置きに帰る。戻る時に、同じ憂き目にあっているカメラを携えたファン2組を見掛ける。

 

やっぱり、突然ルールが変わったんだ・・・。

 

以後、必ず事前にUPDATEしていこう。

 

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翔平の仲間たち、名鑑撮影2!

 

一眼レフカメラは持ち込めなかったが、コンパクト望遠カメラは問題無かった。

 

前日同様、このスタジアムでも大谷激写狙いの良席を確保していたので、主旨を変えて仲間たちシリーズの名鑑続編をテーマに撮影することにした。

 

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発表されたラインナップ別に、撮影した写真をピックアップしてみた。

 

1番2塁 ムーキー・ベッツ#50

 

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2番1塁 フレディ・フリーマン#5

 

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3番左翼 テオスカー・ヘルナンデス#37

 

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4番捕手 オースティン・バーンズ#15

 

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5番遊撃 ギャビン・ラックス#9

 

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6番DH ミゲル・バーガス#27

 

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7番3塁 クリス・オーウィング#12

 

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8番右翼 アンディ・ベイジー#84

 

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9番中堅 ホセ・ラモス#81

 

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先発投手 ライアン・ヤーブロー#56

 

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中継2番 ナビル・クリスマット#74

 

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中継3番 ガス・バーランド#58

 

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中継4番 TJ.マクファーランド#43

 

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中継5番 ステファン・ゴンサルブ#46

 

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今日のフォーカスは、前日試合に出場していなかったベッツを中心に捉えた。

 

また座席がバックネット裏に近く、望遠コンパクトカメラを使用したので、普段チャンスが少ないZOOM UPで表情も捉えた。

 

試合は、レギュラー組が出ていた5回までを見届けて、スタジアムを後にした。

 

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今日は、大谷を一瞬しか観れない一日だった。

 

腹拵えは、連日のIN-N-OUTバーガーから気分転換して、スタバ近くにあったピザ「BARRO`S PIZZA」にしてみた。これがけっこう旨かった!

 

調べてみると、1913年のイタリアから始まっていた。後、1930年台にアメリカ・シカゴに入り、1980年にアリゾナへ来た歴史あるようだ。

 

ピザは、厚くてふわふわ生地と、Barro 家の秘密といわれる完璧なピリッと甘いスパイスの効いたソースの組み合わせが特徴。そこに、最高品質のモッツァレラチーズをたっぷりと加えて、ピザ材料の三拍子が揃った完璧なビザだと紹介されている。

 

グレンデールのお気に入りグルメリストに入った。

 

さあ、明日がメインイベント!

 

大谷のドジャース・デビューゲームを堪能する。

 

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