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2024年3月1日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷が、電撃結婚発表から一夜明けた29日(日本時間3月1日)、取材に対応した。突然の報告に報道陣が殺到する中、日本人女性のお相手との出会いや結婚の決め手などを語った。一問一答は以下の通り。

 

――入籍日、奥さんはどのような人か。

「日本人の方ですね。入籍日は特に言わなくていいかなと思っているので、ハイ。いたって普通の方というか、普通の日本人の方です」

 

――知り合ってどれくらいか。

「正確な日付はちょっと分からないですけど、初めて会ったのは3年、4年くらいですかね。3年ちょっとかな」

 

――結婚はFAの判断に影響したか。

「それは全くなかったです。彼女自身も僕の意見を尊重してくれていますし、そこはまあ別のことなので、どこに行っても来るという感じだったので、そこは全く関係なく自分がどこで野球をしたいかというところが一番のところだったかと思います」

 

――なぜこのタイミングで発表。

「シーズン中より入る前が、自分自身もそうですし、トータルで見たときにもちろん入る前がベストじゃないかなというところだったのと、時期に関しては書類の色々あったので整理しないといけないところもあったので、時期的にもう少し早めにしたかったというのはあるんですけど、そういう関係で少し伸びて今日になったということですかね」

 

――発表しなくてもいい中でちゃんとアナウンスした。

「一番は皆さんがうるさいので(笑)。しなかったらしなかったでうるさいですし、今日ここでちゃんとして、あとは野球に集中したいというのが一番です」

 

――結婚の決め手。

「うーん。なんでしょうね。特にこれというのはないというか。一緒にいて楽しいですし、なんとなくずっといるところを想像できたんじゃないですかね」

 

――食生活での支えは。

「初めて会ったのがそれくらいというだけで、実際にはもっともっと後なので、シーズン中は特には来ていなかったですし、基本的には今まで通りというか、渡米してから今まで、基本的には1人でいたのでそこは昨年も変わらなかったかなと思います」

 

――どんなところに惹かれた。

「これというのはないですね。全体的に雰囲気というか、一緒にいて楽しいですし、これ一つというわけではなくて、全体的な雰囲気が合っているかなというか」

 

――奥さんの好きな手料理。

「まだ実際にはこっちに来てそこまで日は経っていないというかそんなに長くないので、まだそこまで食べていないというかたくさん食べてはいない」

 

――プロポーズの言葉。

「普通に言いました。あえて言う必要はないと思います」

 

――交際期間は。

「どれくらいなんですかね。初めて会ったのが3、4年前というだけなので、実際にどのくらいだったのか分からないです。婚約をしたのは昨年だったので、それを指すなら昨年ですかね」

 

――将来的に子ども希望は。

「もちろんそうなればいいですけどね。自分以外のことは言うと叶わないような気がするのであまり言いたくないという感じですね」

 

――ワンちゃんを飼ったのも結婚の影響があったのか。

「ボヤッとは考えていましたけど、基本的には手術した時もずと1人だったので僕が見ていたので。基本的にはあまりそこまでは、ボヤッとはもちろん考えていましたけどそこまで必ずという感じではなかったですかね」

 

――お相手もワンちゃんが好きで決めたか。

「いや、僕が勝手にというか。前々から飼いたいなというのがあったので、タイミング的によかった。電話した時にむしろビックリしていたくらいの感じだったので」

 

――馴れ初めは。

「言えないです。言えなくはないですけど。言える範囲で? 短いスパンで何回かたまたま会ったので、それからというのが一番ですかね。日本でです」

 

――外にデートに行ったことは。

「外は行っていないですね。僕も米国にオフシーズンの最初は、昨年は手術もあったので基本的に(日本に)帰っていないですし、オフシーズンも基本的にはこっちにいることがあったので、そんなに外に行くことはなかったですかね」

 

――おうちで時間を過ごした。

「ラフな感じで過ごしていました。外に出たら皆さんがうるさいので(笑)」

 

――今は一緒に住んでいる。

「そうですね、キャンプの途中でこっちに来ました」

 

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◯ 突然の発表に報道陣が殺到する中、いつも通り水原一平通訳が隣に立ったが、まさかの“ど忘れ”する場面があり会見は爆笑に包まれた。取材の冒頭は、これまでの調整についての質問が続いた。2問目に「当初はキャンプ中に50打席目指したいと言っていたが、現状は」と聞かれ大谷が回答した。しかし水原通訳は大谷のコメントを忘れてしまったようで「すみません、最初の方何でしたっけ?」。報道陣は爆笑し、大谷が「もう20打席くらいしているので」と話すと、思い出したかのように英語で話し始めた。

 

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◯ 大谷は今後の実戦調整についても言及。28日のホワイトソックス戦出場後は2戦連続で出場を見合わせた。「連チャンで出ることよりも、まず強度を保つ。あとはトータルの打席数を増やすというのがメインなんで、そこまで連続で出るということには重きを置いていないかなと思います」と当面は一定の間隔を空けて臨む方針。開幕まで50打席を目安としていたが、ライブBP、映像ビジョンを使用したシミュレーションも含めて現在は約20打席だという。「すぐ50はたぶん超えるんじゃないかなと思います。多めになる分には構わないと思っているので、できる限りいい調整を続けたい」と話した。

 

◯ エンゼルスのマイク・トラウトが2月29日(日本時間3月1日)、結婚を電撃発表した大谷にお祝いのメッセージを送った。キャンプ地では、トラウトを含め、古巣エンゼルスの関係者も驚きを隠せなかった様子。トラウトは興奮しつつも「うれしいね。僕は個人の私生活にあまり入り込まないけど、彼が幸せならそれはうれしいことだよ」と声を弾ませた。結婚が話題になったことがあったかと聞かれると「そんなこと、話したことなかった。彼は球場に来て、野球をやって、食べて、寝て、また球場にきて、という感じだった」と明かした。

 

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◯ ソフトバンク近藤健介が1日、北九州での全体練習後に祝福した。「発表で知りました。めでたいことですし、シーズン違うチームで始まるってところで、お互い支え合いながらやっていってほしいなと思います」「(大谷が)『結婚早くしたい』ってずっと言ってましたよ。それは言ってましたけど…。女っけはなかったでしたけど」と笑顔で話し「あいつの行動を見ていたら一生結婚できないと思ってました。すべてを野球にささげているんで。だから良かったです」と語った。祝福のメッセージとかは「連絡していないですよ。返ってこなかったら寂しいので。落ち着いたら送ります」と話した。

 

◯ 総合教育・生涯学習機関の株式会社ECCは1日、ブランドアンバサダーに就任した大谷と、共同プロジェクト「SHOW YOUR DREAMS 2024」を実施することを発表した。大谷自らの発案で、日本全国の小・中・高校生を対象とした合計100人に、海外留学&ホームステイをプレゼント。子どもたちの夢や可能性を世界へ広げていくことを目的とし、昨年11月に全国の小学校に寄付したグラブに続くプロジェクトとなる。大谷は「ECCさんとの共同プロジェクトで、日本の子どもたちに海外を経験するチャンスが、少しでも増えたら嬉しいと思っています」とのコメントを発表している。

 

 大谷の共同プロジェクト発表コメント

 

「Hi everyone! I’m Shohei Ohtani.

 

日本全国の小・中・高校生の皆さんへ。私、大谷翔平は、ECCさんと共同で『SHOW YOUR DREAMS 2024』プロジェクトをスタートします。

 

2024年8月に小・中・高校生、合計100名様に海外留学&ホームステイをプレゼント!

 

皆さんの夢や可能性を世界へ広げていくプロジェクトに、ぜひ参加してください。

 

未来へ、翔(はばた)け。SHOW YOUR DREAMS 2024」

 

 応募期間は、3月1日午前4時から4月14日午後11時59分まで。応募資格は、2024年4月1日時点で、9歳(小学4年生)から18歳(高校3年生)。応募にあたっては、「『未来への夢』をテーマにしたビデオメッセージ(英語)」と「『未来への夢』をテーマにした400字の自由作文(日本語)」の提出が必須となる。

 

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 ■ ロサンゼルス・ドジャース情報

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◯ ドジャースの「1番・二塁」でスタメン出場したムーキー・ベッツが、3点を追う6回1死一塁で、左中間席にオープン戦1号となる2ランを放った。今季は外野から二塁に本格的にコンバートし、2番・大谷、3番・フリーマン、4番・スミスにつなぐ1番打者として期待のかかるベッツ。大谷、フリーマンはこの日の試合を欠場する中でベッツは定位置でスタメン出場した。チームは初回から18人連続で安打が出ない“ノーヒットノーラン”を食らっていたが、左中間へ一撃を放って意地を見せた。

 

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 ■ 球界情報

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◯ レイズとマイナー契約を結んだ上沢直之は日本時間1日、フロリダ州ポートシャーロットでブレーブスとのオープン戦に登板した。2回を投げ7失点とオープン戦デビューは厳しい結果となった。3回に3番手としてマウンドに上がった上沢。2イニングで打者14人に対し44球を投げ、被安打8と打ち込まれてしまい、本塁打を2本浴びた。

 

試合後、取材に応じた上沢は「内容は良くなかった。いろいろ対応しなきゃいけないところが多いなというのが正直な感想」と大量失点を反省。だがK.キャッシュ監督(46)は「彼が投げてくれたことで満足だし、これから良くなっていくだろう」と今後の上沢の投球に期待を寄せた。さらに、日本ハム時代の同僚である大谷翔平の結婚について聞かれると「びっくりしました。奥さんも大変だなと思うけど、翔平もこれから結婚してより責任感が強くなるだろうし、僕も普通に友達が結婚したのは嬉しいんで、おめでとうとは連絡入れましたけど」と元チームメイトを祝福した。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷の結婚 担当記者は予感していた?「デコピンが愛の証明」 人生設計「26歳結婚」から3年遅れ

柳原直之氏/情報:スポニチ)

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 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷の結婚について迫った。

 

アリゾナのホテル。現地時間29日午前0時30分に原稿を書いていると、スマートフォンの通知が鳴った。大谷の結婚発表。関係各所からの電話やLINEの通知が鳴りやまなかった。こんなに感慨深く、うれしいニュースはない。大谷が19歳の時から本格取材を始めて11年目。日本ハム時代のリーグ優勝や日本一、メジャー移籍後の2度のMVPやWBC優勝も感動したが、結婚は格別だ。

 

 大谷が26歳だった20年11月の単独インタビュー。「26歳で結婚、WS制覇」という人生設計シートに基づき結婚観を聞くと「柳原さんに心配されなくても大丈夫なんで。遊んでばっかりいないで。ちゃんと僕の耳にも届いていますからね」と笑われた。当時は私も独身。そして「計画は変わるもの。高校の時に思い描いた26歳は、だいぶ大人だなっていうか、おじさんだなっていう感じだった。結婚を考えるのかなと思いましたけど、実際に自分がなってみると全然、子供だなって。まだまだ、そういう責任は取れないなと思いますけどね。(予定は)あったらいいですけどね」と続けた。

 

 その後、記者は21年5月に結婚。長女も誕生したことを報告すると「えー!おめでとうございます!」と頭を下げて祝福された。

 

 日本ハム時代は女性と話す場面を見られるのも恥ずかしがっていたと聞いたこともある。愛妻の意向があるかもしれないが、注目度が高い現役中の結婚公表は意外だ。ただ、オフに愛犬デコピンを飼い始めた時から変化は感じていた。2月のファン感謝イベントでシーズン中の遠征に愛犬が「行かないと思う。物理的にも」と答えたのもつじつまが合う。安心して世話を任せられる存在があったのだろう。29日(日本時間3月1日)の会見後、心から祝福の言葉を贈りたい。

 

 人生設計から3年遅れの結婚。あれ?同じ年に「ワールドシリーズ制覇」とも書いてあるけど…。(柳原 直之)

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◆ 大谷翔平の電撃婚、現地で見た“伏線” 胸元に些細な異変「大事な人ができたんじゃ」

小谷真弥氏/情報:Full-Count)

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 笑顔、笑顔、また笑顔。いつもの勝負師の顔ではない。ドジャースの大谷翔平投手を取材させてもらって今年で10年目になるが、こんな穏やかな取材は記憶になかった。日本人女性との結婚を発表してから初めての練習。公表する必要のなかったプライベートをあえて自ら公表した。「一番は皆さんがうるさいので」。全報道陣をきっちりイジって笑いを誘う。現地午後2時14分から行われた10分間の結婚会見は、笑いの絶えない取材となった。

 

 アリゾナ29日午前1時。「大谷選手が結婚を発表しました」。すでに翌日の取材へ向けて就寝していたが、関係者からの電話で叩き起こされた。「フェイクニュースじゃないか」。大谷本人のインスタグラムを見ても、まだ信じられなかったが、徐々に事態を把握。これが衝撃の1日の始まりだ。

 

 ドジャースの練習は午後から。まずは大谷の古巣・エンゼルスの取材に向かった。大谷が移籍してから現場にいる記者は3人のみ。MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者は開口一番、「ショウヘイが結婚したってね。ビックリしたよ」と話しかけてきた。主砲のマイク・トラウト外野手は「誰もがビックリしたと思う。ガールフレンドがいたことも知らなかった」と衝撃を受けていた。「今朝ネットニュースで知ったよ」と少し残念そうだったのは、大谷の“イジられ役”だったホセ・スアレス投手だ。

 

 球団関係者が「ショウヘイは野球と結婚していると思っていた」と語るなど、古巣メンバーは野球一筋のストイックな生活ぶりを知っている。「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」を出版した地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者が今年1月に婚約したことはみんな知っていたが、大谷に恋人がいたことを知っていた人間は誰一人いなかった。

 

 今思えばというようなことは、いくつかある。例えば、昨年キャンプ時の服装。黒のフード付きパーカーをよく着ていたが、パーカーの紐を蝶々結びしていた。当時、女性ファンから「大谷選手に大事な人ができたんじゃないですか?」と聞かれたが、これは彼女が彼氏のパーカーに施す行為らしい。それに今キャンプの球団施設に入る際の服装はかなりオシャレ。昨春は上下スウェットのコンビニに行くようなファッションだったが、今年は常に街歩きできるような格好だ。そして、キャンプ序盤に話題になった“日替わりポルシェ”。伏線がいくつかある中で……。ニュースを求められる記者としては“完敗”だった。

 

 この日、横浜やソフトバンクで活躍した多村仁志氏が、テレビ解説の取材で現場へ来ていた。高卒6年目で年俸510万円だった2000年に結婚し、その後、日本代表に成長した自身の経験を踏まえ、「家族が増えることで責任感も増す。環境も整います。独身でも結果を出していた大谷選手はこれからどうなっちゃうんでしょう」と語っていた。結婚と同じように、2024年は誰も予想できない快記録を残してくれるに違いない。

 

小谷真弥 / Masaya Kotani

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◆ 大谷翔平、メジャーでは異例の結婚会見… 番記者が見た日米文化の違い、現場では「不思議」の声も

阿部太郎氏/情報:中日スポーツ)

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◇番記者が見た

 

 ドジャースの大谷翔平が29日、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で結婚会見を開いた。メジャーリーガーが結婚のために会見を開くのは異例中の異例。メジャーの顔となった大谷のスターぶりを物語る一方で、米国と日本の文化の違いも見える。

 

 日本人の母を持つロサンゼルス・タイムズの名物コラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者は「米国で選手が結婚について会見を開くことは聞いたことがない。記者に聞かれば、普通に答えると思うし、プライベートをそんなに隠そうともしないと思う。選手は家族を球場に連れてくるし、クラブハウスに子供がいる場合も多い」。

 

 ただ、大谷が置かれている状況は違う。日本ではトップのスーパースターで、その存在は野球選手の枠を超える。公表した理由について「みなさんがうるさいので。しなかったら、しないでうるさい」と語ったように、公表せずに明るみに出れば、過熱報道は必至。そのリスクを考慮した形だ。

 

 ただ、米国の記者は、日本の状況は分からない。こちらにも、パパラッチと呼ばれるカメラマンもいるが、ヘルナンデス記者によれば、「セレブの文化が違うし、ほっといてもらうことも出来なくはない。そこまで追いかけ回される選手もいない」。

 

 だから、大谷が相手の女性を守るためにあえて全てを語らなかったことも、お相手の女性に関して、「いたって普通の人」といった答えも、米記者の一人は「不思議」と話した。(阿部太郎)

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◆ 大谷翔平の結婚発表、囲み取材までの現地での裏側 「翔平の取材は予定していない」で混乱も

(情報:スポーツ報知)

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 ドジャース・大谷翔平投手(29)が29日、自身のインスタグラムで日本人女性と結婚したことを発表した。日本中を激震させる大ニュースの裏側で、大谷がキャンプをしている米アリゾナ州グレンデールでは報道陣も激動の一日となった。

 

 大谷がインスタグラムで発表したのは、アリゾナ州時間で29日午前0時30分頃。現地で大谷取材にあたっている多くの日本人報道陣は、午後4時30分頃だった日本からの電話で目を覚まし、飛び起きた。どこか取材に向かおうにも、現地では深夜。会社との打ち合わせや関係各所への取材などで原稿執筆に追われた。

 

 キャンプ中の通常の日であれば、練習は午前中。報道陣も早い日であれば午前7時台から施設内の記者室に入ることが許され、同10時頃からは練習も始まる。9日(日本時間10日)から始まったキャンプは連日このサイクルで進んでいった。

 

 だが、この日に限って事情が違ったことが、事態を複雑化させた。この日のドジャースは、今季初めてオープン戦が午後6時5分開始予定のナイター。練習も午後からになり、報道陣の施設内入りも午後1時からに設定されていた。とはいえ、大谷がインスタグラムで「明日の囲み取材で対応をさせていただきます」と記していながら、ドジャースから具体的な時間のアナウンスはなし。午前8時頃からは日米の報道陣が徐々に集まって待機した。

 

 練習は午後から。ドジャースの関係者用駐車場は閑散としたままだったが、日本メディアを中心に報道陣は増えていく一方。午前10時30分頃にはドジャース広報から「翔平の取材は予定していない。もし変わったらまた連絡する」という連絡も回った。29日午前0時の「明日」は、3月1日でないかという深読みまで始まり、混乱状況になった。

 

 大きな動きもなく、午後1時になって報道陣は施設内の入場が許可され、同30分には、クラブハウスも開放された。だが、その時点で大谷の姿はまだなし。囲み取材があった場合は生中継する可能性のあったテレビ関係者はざわつき始めた。

 

 1時55分頃になって大谷は水原通訳とともにポルシェで施設入り。クラブハウスに入ると、日米メディアの視線を浴びながらいつもと変わらぬ様子で着替えはじめ、隣の席に座る山本とも談笑していた。その時点で取材に応じるかは決まっておらず、突撃するタイミングをうかがっているような米記者もいた。

 

 そして午後2時頃になって広報から「2時15分から外で対応する」とアナウンス。報道陣は一斉に取材場所へと向かった。10分ほど待って大谷が登場。最初は通常通り米記者の取材時間になり、最初の2問は野球に関する質問だったが、その後は結婚に関する質問が次々に飛んだ。

 

 日米合計で約10分間の取材を終えると、報道陣は慌ただしく仕事を始めたが、電波状況がしばらく悪く、SNSの1つの投稿すら出来ないほどだった。複数のテレビ局が生中継するなど異例の対応となった大谷の囲み取材。大谷の注目度が抜群に高いことが改めて証明された一日だった。

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◆ バスケ女子Wリーグ 公式サイトにアクセス集中でつながらず… Xで謝罪「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」 大谷結婚余波?

(情報:デイリースポーツ)

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 バスケットボール女子トップリーグのWリーグの公式Xは1日、アクセス集中により、公式サイトがつながりにくい状態になっていることを報告し、謝罪した。

 

 「【お詫び】現在、アクセス集中により、Wリーグ公式サイトにつながりにくい状態が続いております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。しばらく経ってから、アクセスをお願いいたします」と、説明した。

 

 バスケ女子を巡っては、2月に日本代表が劇的な形でパリ五輪切符を獲得した。また、大谷翔平が電撃結婚を発表した前夜、女子日本代表の高田真希(34)=デンソー=が自身のXで「大谷選手の結婚相手が日本人女性となっていますが…  一応言っときます…  私じゃないですよ…」と投稿し、大きな反響があったほか、大谷のトレーニング中の動画に映り込んでいた女性に似た選手がWリーグで活動していたことなどがSNSで話題となっている。

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◆ 五輪メダリスト妻 友人・大谷翔平への大胆結婚祝い構想「バリバリのハイレグ水着 祝結婚ってプリントして」

(情報:デイリースポーツ)

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 飛び込み女子の元日本代表で活躍した馬淵優佳が1日、MBS「よんチャンTV」に出演。結婚を発表したドジャース大谷翔平選手に、水着をプレゼントする構想を明かした。

 

 馬淵は、競泳の五輪メダリスト瀬戸大也選手と2017年に結婚した際に、大谷から「大也♥優佳 祝御結婚」という文字が縫われた、水色のグローブをプレゼントされたことを写真とともに語った。

 

 「94会という同い年のアスリートが集まる会があって、そこに参加したりとかで、親交があって」と大谷とは友人であるという馬淵。「結婚式にも呼んでいたんですけど、お忙しいので来れなくて、(グローブは)そのかわりにプレゼントしていただいて、家宝です。一番見えるところに飾っています」と話した。

 

 瀬戸は、馬淵にプロポーズをするときに大谷からアドバイスを受けていたとも。「プロポーズをする前に、相談をしたみたいで、大也(だいや)なので、『婚約指輪に(大也の)顔の写真を貼って渡したら?』というのを大谷クンが提案してくれたみたいで、その通りにもらいました」と、親交の深さを明かした。

 

 長女が生まれたあとに大谷と会った際には、大谷が遊んでくれたといい「もう、娘と結婚してほしい。お母さんと呼んでほしいと(お願いした)。もう何十年か待ってと言われました」と結婚エピソードも笑顔で口にした。

 

 それでも、今回の結婚は「知らなかった」という馬淵。「グローブを頂いたので、瀬戸家として何かプレゼントをしないとな、というのをこれから家族会議で決めなきゃとは思っています。夫婦そろって『祝結婚』って(胸に)プリントして、バリバリのハイレグを、めちゃ早く泳げそうな競泳水着をプレゼントするのもいいんかな」と白い歯を見せて笑った。

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◆ マックス・マンシー、ドジャース拾われスイング徹底改良、昨季36発/世界一へ共闘する仲間たち

水次祥子氏/情報:日刊スポーツ)

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<大谷と由伸の相棒たち>

 

 大谷、ベッツ、フリーマンといったスター選手ほど知名度はない。だが昨季はベッツに次ぐチーム2位の36本塁打を放つなどドジャース屈指のパワーを誇るのがマックス・マンシー内野手(33)だ。大事な場面で貴重な一打を放ち、打線に欠かせない存在だ。

 

 だがそんな強打者も、かつては戦力外となり現役として正念場を迎えた時期があった。アスレチックスに所属していた17年1月、まだメジャー3年目に入ろうとしていたばかりの時期だったが、40人枠から外されマイナーに降格されると、開幕日だった4月3日に契約を解除された。

 

 26歳で早くも見限られたマンシーを拾い、ブレークさせたのがドジャースだった。契約解除から3週間後にマイナー契約で移籍すると、翌18年開幕直後の4月17日に昇格し、たちまち頭角を現した。

 

 変身した理由は、球団傘下3Aオクラホマシティーでプレーする間、徹底的に打撃スイングの改良に取り組んだため。大振りをやめてコンパクトに、確実に球を捉えるように変え、選球眼も磨いた。その結果、再昇格1年目にいきなり35本塁打を放つと、19年にも35本塁打と98打点をマーク。21年と昨季は自己最多の36本塁打を記録した。アスレチックス時代に思うような打撃ができなかったときは自信を喪失し、野球をやめようと考えたこともあったという。それでも「17年に所属する球団がないまま開幕を迎えたとき、家でポツンと座っていて改めて思った。自分はどれだけ野球が好きかということを」ともう1度自分を奮い立たせた。

 

 どん底の経験があるためか、スラッガーとしてトップクラスの成績を挙げ続けながらもエゴを出すことなく、常にチームの勝利を最優先に考える選手になった。「このチームは、チームファーストで自分の成績は二の次に考える選手ばかり」と今のチームに満足しているという。そんなマンシーが、昨年11月のポッドキャストで「彼とぜひ同僚になりたい。チームに彼がいたら、クールだよ」と熱望していたのが大谷だった。

 

 自身も昨季後に、契約を2年延長。評価額よりも格安の金額で残留を決めており「妻も子供たちもLAの生活に慣れ、ここが気に入っている。僕ら家族にとって、LAにい続けることが何よりも重要だった」と話していた。今季はドジャースで8年目、メジャーでは9年目。昨季に引き続き、攻撃の要の1人として活躍が期待される。【水次祥子】

 

 ◆マックス・マンシー 1990年8月25日、米テキサス州生まれ。12年ドラフト5巡目(全体169位)でアスレチックスに入団し15年にメジャーデビュー。この6年で35本塁打以上を4度記録し球宴に2度選出。20年ワールドシリーズでは打率3割1分8厘と活躍。昨季は自己ベストの105打点。昨年11月に2年総額2400万ドル(約36億円)で契約延長。今季年俸は700万ドル(約10億5000万円)。183センチ、97キロ。右投げ左打ち。

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 ■ NOTE