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2024年2月24日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷は23日(日本時間24日)、春季キャンプで3度目のライブBPに参加した。大谷は出場しないものの、ドジャースのホーム初戦のオープン戦が行われるとあって、この日は今キャンプ最多の約2200人が集まった。レッドソックスから移籍の左腕、ジェームズ・パクストン投手と対戦した大谷はカウント2ボール2ストライクからの5球目の直球を見逃して三振。この1打席のみで終了した。練習中の大谷は、ネット裏でアンドルー・フリードマン編成部長と言葉を交わす場面も見られた。編成部長は「野球の話をしただけ。調整は彼に任せている」と話した。

 

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大谷のデビュー戦が27日(日本時間28日)に本拠地で行われるホワイトソックスとのオープン戦となることが有力となった。23日のパドレス戦後に、デーブ・ロバーツ監督が示唆した。大谷のオープン戦出場について、ロバーツ監督は25日の本拠地・アスレチックス戦以降となる見通しを示していた。この日、ロバーツ監督は大谷、ベッツ、フリーマンの上位打線がいつ見られるかとの問いかけに「来週の半ばのいつかになるだろう」と注目の発言をした。週半ばの28日のレンジャーズ戦、29日のレッズ戦はいずれもビジター戦。通常、多くの主力選手が負担の少ない本拠地戦に出場することを考えれば、27日デビューが有力となる。

 

◯ 大谷が23日、練習中に米野球インフルエンサーの「bat boys baseball」から突撃インタビューを受け、記憶力の良さを披露した。「bat boys baseball」は昨年のWBC優勝直後にグラウンド上で大谷に英語インタビューを実施。大谷がスクワットで200キロを上げることを引き出した。この日は練習で移動中の大谷に突撃取材。大谷が近づくとスクワットポーズをしてみせ「覚えてる?」と質問すると、大谷は「yeah,yeah,yeah」と笑顔で返答。さらに「マイアミ?」とWBCでインタビューを受けた場所まで答え、「bat boys baseball」は「彼は覚えていたよ」と喜んだ。

 

この後、「bat boys baseball」はインスタグラムを更新。「私たちは去年の3月のWBC決勝の後に翔平にインタビューしなければならなかったが、それは今でも最も視聴されたビデオの1つだ。そろそろPart 2をゲットしなきゃ。今度翔平に何を聞こうかな?」とインタビュー第2弾へ意欲を見せていた。

 

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 ■ ロサンゼルス・ドジャース情報

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◯ ドジャースは23日(日本時間24日)、米フロリダ州グレンデールでパドレスとオープン戦を行い、4-1で勝利した。大谷の出場はなかったが、フレディ・フリーマン内野手が初回に先制ソロを放つなど、2連勝を飾っている。フリーマンは初回に先制ソロを放つと、5回には右翼への犠飛で2打点。大谷と2、3番でコンビを組むと予想される強打者が格の違いを見せた。7回にはクリス・オーキー捕手の左前適時打で4点目。昨季までエンゼルスで大谷とも同僚だった29歳は、マイナー契約からのキャンプ招待でメジャー昇格を目指す。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ ドジャースのキャンプは平日でも大賑わい 大谷のスイングにどよめき

高橋健人氏/情報:朝日新聞Digital)

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 大リーグは23日(日本時間24日)、アリゾナ州でオープン戦4試合があった。日本選手の出場はなかった。大谷翔平(29)と山本由伸(25)が加わったドジャースは、同州グレンデールでのホーム初戦でパドレスと対戦。平日にもかかわらず、今季最大規模のにぎわいを見せた。

 

 ドジャースの球団施設には約2200人のファンらが詰めかけた。警備員男性は「今年で間違いなく一番多い。他の日の倍以上は人がいると思う」。選手らの通路との間に設けられた仕切りには、二重三重の人だかりができた。

 

 パドレスに4―1で勝った試合に劣らぬほど、ファンの視線を集めたのは今季3度目となる実戦形式の打撃練習に臨んだ大谷だ。左腕パクストンを相手に1打席立ち、4球目のファウルで力強いスイングを見せると、どよめきが起こった。結果はカウント2―2から5球目を見逃し、三振だった。

 

 千葉県佐倉市から来た小西慶さんは(9)は「(体が)大きかった。かっこよかった」と、大谷が付ける背番号「17」のユニホームを着ながら本人を生で見られたことに喜んだ。父の克(まさる)さん(53)は、「日本から来た人もいるみたいだけど、現地のファンはこんなにたくさんいるんですね」と驚いていた。

 

 かねて「ドジャースやメジャーリーグに注がれる目も多くなった」と語っていたロバーツ監督。大谷のオープン戦出場は来週半ば、山本の登板は来週中に見込まれており、注目度はさらに高まりそうだ。(グレンデール=高橋健人)

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◆ ウォーカー・ビューラー、TJ手術から復活目指すカーショー後継右腕/世界一へ共闘する仲間たち

四竈衛氏/情報:日刊スポーツ)

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<大谷と由伸の相棒たち>

 

 大谷翔平投手(29)と山本由伸投手(25)が今季から名門ドジャースに加わった。世界一を目指し、共闘する仲間たちを紹介する。

 

 「もう大丈夫。いい感じだよ」。キャンプ初日。ドジャースのウォーカー・ビューラー投手(29)は、屈託のない笑顔で再出発となる区切りの1日を振り返った。22年8月に2度目のトミー・ジョン手術を受け、昨季は登板機会がなかった。新加入の山本相手のキャッチボール後は、フリードマン編成本部長、ゴームズGM、ロバーツ監督ら首脳陣が見守る前でブルペン入りし、持ち前の美しい軌道の快速球を披露。完全復活間近を印象付けた。

 

 エース左腕カーショーの後継者として期待され、今オフにFAとなるビューラーにとって、今季は勝負の1年となる。17年9月、「セプテンバー・コールアップ」でメジャーデビューした最速100マイル(約161キロ)の快速右腕は、翌18年から先発ローテに定着。イニング制限がある中で8勝を挙げ、足場を固めた。

 

 19年には球宴に初選出され、全国区のスター選手の仲間入りを果たすと、21年には自己最多の16勝4敗、防御率2・47の好成績をマーク。22年には故障がちだったカーショーに代わり、初の開幕投手に指名された。

 

 ところが、22年終盤、右肘に異常を訴え、8月23日に自身2度目となるトミー・ジョン手術を受け、長いリハビリ生活を余儀なくされた。昨年9月にはマイナーで実戦へ復帰した。ポストシーズンでの登板も可能だったが、球団側の総合的な判断で復帰を断念。昨季はメジャーで登板することなく、シーズンを終えた。

 

 現時点で、すでに他の投手と同じメニューをこなすなど、順調な仕上がりを見せているものの、術後のブランクがあり、イニング制限もあるため、首脳陣はスロー調整の方針を固めた。ロバーツ監督は「いくつかのチェック事項をパスして彼の準備が整うこと。それがいつになるかは分からない」と、ポストシーズンを含む長丁場を見据え、慎重に復帰時期を選択する見通しを明かした。

 

 その一方で、大谷や山本ら大型補強に伴い、ドジャースへの注目度が格段に増したことを好材料として捉えるプラス思考は、ビューラーの特性。「毎日がフットボール(NFL)のある日曜日になったみたい。チームとしても我々にとってもグレートなこと。より注目されることはチームのみんなにとって素晴らしいことだと思うよ」。周囲からの重圧や視線をプラスに捉えられるメンタリティーこそ、ドジャースのエース候補には、不可欠に違いない。【四竈衛】

 

 ◆ウォーカー・ビューラー 1994年7月28日、ケンタッキー州レキシントン生まれ。高校卒業時の12年、パイレーツからドラフト14巡目(全体436位)で指名されたが、名門バンダービルト大へ進学。15年ドラフト1巡目(全体24位)でドジャース入りした。契約後、すぐにトミー・ジョン手術を受けた。188センチ、83キロ。右投げ右打ち。今季の年俸は802万5000ドル(約12億400万円)。

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 ■ NOTE