imageimage

 

2024年2月20日

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

-------------------------------------------------------------

 

◯ 大谷は実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行い、移籍後初本塁打を放った。自打球を右膝付近に当てて悶絶する場面もあったが、一振りで払拭。弾丸アーチはラストスイングで飛び出した。3人目の右腕ファイアライゼンの6球目、スライダーを強振。バックスクリーン右へ打ち込んだ。投手の球を打つのは昨年9月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦以来169日ぶり。ファンは拍手喝采だった。ヒヤリとさせる場面もあった。2人目として対戦した右腕トライネンの初球をフルスイングした際に、自打球が右膝付近に直撃。天を見上げて悶絶する場面があった。その直後に豪快弾。周囲の不安を吹き飛ばした。(イン&アウト時間は不明)

 

image

image

 

◯ 登板したJP・ファイアライゼン投手「(本塁打を打たれた球種は)正直言って覚えていないよ。速球だったかな。フルカウントだった。私(の投じた球)からいいスイングをしてくれて嬉しいよ。今日は打たれて正解だったと思う。(コースについては)正直いって真ん中だったと思う。だからあれだけ飛んだんだ(自虐交じりに語り、報道陣を笑わせた)(打たれた瞬間に本塁打を確信したか?)ああ。ショウヘイだからパワーはある。見られたことは楽しかったよ。彼は準備ができているようだね」

 

 

デイブ・ロバーツ監督がライブBPに参加した大谷について言及。

 

「翔平は日々、プランを持っている。それがリハビリのプロセスでもある。今日はライブBPに向けて準備している。どうやっていくかについてしっかりと話はしていないが、日々、準備している。どこかでゲームに出場し、毎日向上しようとするのだろう」


「英語は見立てよりも上手だ!チームメートとの交流にも熱心だ。投打両方をやること、日本人選手であることから、個人主義のカテゴリーに入りがち。ただ、彼と過ごした短い時間の中では、ミーティングにも興味を示しているし、貢献している。チームメイトとの行事にも参加している。そういったことは、選手と実際に時間を過ごすまでわからないものだ。彼はこのチーム、オーガニゼーションにおける価値をわかっており、それは私にとっても楽しいものだ」

 

 

◯ 地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プルンケット記者がXで公開した写真。腰かけてエルボーガードを手にした大谷の隣には、ジーンズにパーカー姿のエンゼルス前監督フィル・ネビン氏の姿があった。「ライブBPの前に、フィル・ネビンがショウヘイ・オオタニを訪れた」と紹介されており、2人は何かコミュニケーションをとっている様子だ。

 

image

 

◯ 大谷の代理人のネズ・バレロ氏が19日(日本時間20日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地を訪問した。「翔平から今日ライブBPに参加すると連絡がきた。ここまでの調整は予定通り。今日は大事な日になる。彼は開幕戦に十分間に合うと感じている。私も韓国に行く予定」

 

◯ 日本プロ野球機構(NPB)は来年3月19、20日の日程を軸に、メジャー開幕戦を東京ドームで開催する方向で大リーグ機構と調整を進めている。現段階で対戦チームは未定ながら、ネズ・バレロ氏は「来年は日本で開幕すると聞いている。ドジャースが行くチームの一つになるだろう」と見通しを示す。

 

 

◯ エンゼルスのマイク・トラウトは19日(日本時間20日)、米アリゾナ州テンピで報道陣の取材に応じ、大谷について言及した。「自分の直感ではドジャースになるだろうと思っていた」トラウトは大谷の残留を熱望していたが、他球団へ移籍する予感がしていたという。ドジャース契約後には水原一平通訳を通じて大谷を祝福したという。この日、チームは全体キャンプ初日を迎え、「彼のことをただうれしく思う。誰もが読んでいたし、自分もそう思っていた」と語った。

 

 

◯ エンゼルスのアンソニー・レンドンが19日、キャンプ地で取材に応じ、昨季までともにプレーした大谷について言及した。「球界全体に取って利益をもたらすと思う。最高の選手の1人だし、ショウヘイがいなくなったのは痛いけど、あのような契約を結んだことは、選手、球団、MLB、選手会、全てに良い影響を与えると思う。MLBは経済成長を続けているし、我々の年俸もそれにともなって上がっていかなければいけないからね。(一番の思い出は)グラウンド外の時間だね。野球に関しては、みんな彼が何をできるか分かっている。それよりも、クラブハウスや、バスの中で一緒に過ごした時間」

 

 

◯ 寝具メーカー西川が、17年よりコンディショニングサポートを継続してきた大谷と「一緒に夢を見よう!キャンペーン」を2月21日より開始する。大谷の「僕と一緒に大きな夢を見ましょう!」というメッセージ動画も公開。秘蔵エピソード盛りだくさんのスペシャルインタビュー映像やメイキング映像も随時公開する。第1弾では愛犬デコピンとの思い出も語っている。

ーー愛犬との思い出はありますか?
「まだ数ヶ月ですけどね、僕がちょうど手術して、ほとんど本当にベッドの上で何も出来なかったのでベッドの上で何か見たりとか、できる仕事をしたりとかっていう感じでしたけど、もう常にここにいる感じだったので、本当にベッドに1人と1匹みたいなのが1カ月くらい続いてたので、それが一番の思い出ですかね(笑)」

ーーデコピン君がいつも寝ている場所は?
「寝るときは僕の頭のあたりにいるか、足元にいるかですね、どっちにいるかは彼次第という感じです」

ーーデコピンくんにnishikawa[エアー]のマットレスをあげた時のリアクションは?
「喜んで乗ってましたね(笑)多分いつも使ってるマットレスと一緒なので、本当に自分サイズっていうだけで、多分寝心地がいいんじゃないかなと思います!」

キャンペーンでは(1)マットレスで購入者に数量限定で大谷翔平選手オリジナルポストカードをプレゼント(2)マットレスで購入し、ハガキまたはWEBへの応募者の中から中から抽選で合計50人に、大谷の直筆サイン入りグッズ(1点)、またはnishikawaスポーツタオル49点をプレゼントする。

 

 

落合博満氏が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。大谷について言及。「スポーツニュースで」大谷の映像を見ているという落合氏は、スイングしている現状の姿について「今、試合が始まっても大丈夫なスイングはしてますよね」と太鼓判を押した。「(手術の)経験があれば、今はこれぐらいの状況なんだろうなって分かるんだけど、それがないだけに、あそこまでフルスイングしているってことは、もう影響がないだろうって、思うしかない」と、スイング姿から推測した。ただ、フルスイングできているのか、と問われると「フルスイングしている」と断言。昨年との違いについては「そんなにないでしょう。本人の中では変えているかもしれないけど、実際、そんなに大きく変わっているということはないんだろうと思うけど」と話した。

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 球界情報

-------------------------------------------------------------

 

◯ カブス鈴木誠也が19日(日本時間20日)、アリゾナ州メサの練習施設でメジャー3年目のキャンプ初日を迎えた。アップ、ランニング、守備練習後は、屋外でフリー打撃を行い、30スイングで5本の柵越え。その後、投手相手のフリー打撃では3打席に立った。練習後は「昨年よりすごくいい状態で動けてますし、体の状態もすごくいいので順調にやれていると思います」と、穏やかな表情で振り返った。キャンプ初日の練習を終えた鈴木は、即席サイン会でファンサービスも行った。
 

 

◯ 古田敦也氏が19日(日本時間20日)、今季も米大リーグのダイヤモンドバックスで臨時コーチを務めると、自身のインスタグラムで伝えた。ダ軍の帽子をかぶり、パーカを着た写真とともに「今年のダイアモンドバックスの臨時コーチはこんな感じで始まってます。ターコイズブルーのキャップ。なかなか珍しい」と投稿した。古田氏は昨季もダ軍の春季キャンプで臨時コーチを務め、22年ぶり2度目のナ・リーグ優勝に貢献していた。ダ軍は00年にヤクルトに所属したトレイ・ロブロ監督が率いてい

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 注目記事&コラム

-------------------------------------------------------------

 

◆ ド軍フリードマン編成部長 打席内の雰囲気絶賛「彼の才能の素晴らしさは示されていた」

(情報:スポニチ)

###

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ6日目(バッテリー組を含めると11日目)、今キャンプ初めてライブBPに参加。実戦形式の練習でドジャース移籍後“初本塁打”を放った。

 昨年9月3日以来となる、投手との対戦。3投手が投じる16球のうち、スイングは4度だったが、最終4スイング目で大谷のバットが快音を奏でた。メジャー通算55試合に登板している右腕、ファイアライゼンの投球を捉えると、白球は低い弾道で中堅右へ。山本由伸やアンドルー・フリードマン編成本部長、エンゼルス前監督のフィル・ネビン氏も完璧な弾道を目で追った。

 フリードマン編成部長はケージの外から大谷のライブ打撃を見て「(対戦する投手は)厳しい割り当てだったと思う。ブレイク・トレイネンは左打者のインサイドにカッターを投げてくる。そのことを告げられても、翔平は“大丈夫ですよ”という感じだった。(打席では自打球の)ファウルを打ったが、すぐに打席に戻ってバランスのいいスイングをしたことで彼の才能の素晴らしさは示されていた。フェイエレイセンからは本塁打を打った。今、最も重要なのは生きた球を打ち、球速を感じ、スイングのバランスを保つこと。彼はそれをやり遂げ、気分良くやり終えた。それが最も重要なことだ」 と語った。

 「自打球はヒヤっとしたか?」と聞かれると「いや、彼らはタフだから(笑)。慣れているはずだし、振り返ったときに彼は笑顔を浮かべていたから」と返答。「間違いなく変わっていない。打撃練習も見てきたし、その点は心配していない」とした。

 「韓国での開幕シリーズにプレーできそうか?」については「毎日、様子を見続ける。明日、彼が気分良く目を覚ましてくれたら、そこからまた前に進み続ける。(開幕出場を)楽観的に捉えてはいるが、まだそこまで先のことは考えていない」と語った。

###

 

◆ 残る手術痕、ユニは未だにエ軍仕様… 大谷翔平“特大顔はめパネル”の秘密

川村虎大氏/情報:フルカウント)

###

 ドジャースがキャンプインし10日ほどが経った。日本中が連日、大谷翔平投手の話題で持ち切りとなっている。地元の岩手・奥州市でもそのインパクトは絶大。今年に限った話ではないが、至る所に大谷を応援するポスターや垂れ幕が掲げられるなど、大盛り上がりとなっている。

 東京から新幹線で約2時間。東北新幹線の水沢江刺駅の改札には、「Message From Oshu City」と書かれた大谷へのメッセージを込めた赤い看板が見えてくる。改札を出てすぐにある奥州市伝統産業会館には大谷コーナーが。握手像が展示されているが、地元企業と共同して作られたものだ。

 北上川のすぐそばにある「道の駅 みずさわ」には大谷の“顔はめパネル”が置いてある。元々、有志で行われていた田んぼアートのところに置かれていたものだ。新型コロナウイルスの影響で田んぼアートが中止になり、道の駅に設置することになったという。

 2021年にア・リーグでMVPに輝いて以降、顔はめパネル目当ての来客も増加。駅長の菊池郁子さんは「体感で2割くらい増えています。本当にすごいし、ありがたいことですよね」と感謝する。この日も、顔はめパネルで写真を撮って楽しむファンの姿もあった。

顔はめパネルに起きた悲劇…WBC大会期間中に突風で腕を負傷
 ただ、大谷がドジャースへ移籍して約3か月が経過するも依然、赤いユニホームのエンゼルス仕様。ファンからは「いつドジャースに変わるんですか」と質問を何度も受けているというが、「有志から譲り受けたものなので、こちらで勝手に修正できないんです」と苦笑い。それでも「大谷選手がエンゼルスにいたという証にもなるしこのままでもいいかな」と話す。

 昨年3月、日本中がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の熱狂の渦に包まれている中、とある事件が起きた。大会期間中に突風を受け、両腕部分が折れたという。「焦りました。決して(試合結果とは)関係はないんでしょうけど。もしこれで負けたらどうしようって思って。なんとかしなくてはと、急いで修理を頼みました」。すぐさま補強し直すと、日本代表「侍ジャパン」は無事世界一に。「本当に安心しました」と笑う。

 今でも両腕の裏には補強した“手術痕”が残る。木製で作られたもので、岩手の冬場は雪に埋もれる。「雨や雪にさらされるので、何とか1年でも長く置いておけるように」と願う。

 ドジャース移籍後も多くの大谷のファンが“聖地巡礼”として水沢を訪れる。「あそこまで大きな存在になってしまったので。私たちにとっても誇り高いですし、うれしいです」と菊池さんも喜ぶ。「長く活躍して欲しいですね」。それが地元民の皆の思いだ。

川村虎大 / Kodai Kawamura

###

 

◆ 内川聖一氏、鈴木誠也のサポートでアリゾナ入り「3割30本くらいは打てる力ある」

(情報:スポーツ報知)

###

 横浜(現DeNA)、ソフトバンク、ヤクルトで通算2186安打を放った内川聖一氏が19日(日本時間20日)、カブスの春季キャンプに姿を見せた。

 鈴木誠也外野手のサポート役を務める予定。カブスのウェアにキャップをかぶった内川氏は初日を終え「3割30本くらいは打てる力があると思う。昨年、夏過ぎからの感覚が1年続けば全然不可能な成績ではない」と、昨季の打率2割8分5厘、20本塁打を超える活躍ができるとした。

 昨季に「シーズン途中に話したりとか、シーズン中も連絡をとってバッティングのアドバイスをいただいていた」とキャンプ地に呼んだ理由を明かした鈴木。「一回シーズンに入る前に近くで見ていただいて、いい方向に進んで行ければ、とお願いしました」とカブス球団に許可も取ったという。

 内川氏は「日本でやってきた彼のバッティングの話をしながら『こういうのはどうかな』と話はしました。それが彼にはまったんだと思う。彼がどういうバッティングを目指していくのか、というのがメインになる。これだけ長い期間一緒にいるのは自主トレ以来」とキャンプからオープン戦まで帯同して“アドバイザー”を務める狙いを説明した。 

###

 

◆ トラウトは現時点でトレードを希望せず エンゼルスで勝利を目指すも「将来のことはわからない」

(情報:MLBジャパン)

###

 今オフ、トレードの可能性が取り沙汰されたマイク・トラウト(エンゼルス)だが、日本時間2月20日、トラウトは現時点ではトレードを希望する意思がないことを明言した。「逃げ出すための簡単な方法はトレードを要求することだと思う」とトラウト。「逃げ出すよりも、ここで優勝したり、プレーオフに進んだりするほうが満足度が高いと思う」とエンゼルスで勝利を目指す姿勢を改めて強調した。ただし、「将来のことはわからない。トレードを要求するときが来るかもしれない」と移籍の可能性を完全に排除することはしなかった。

 トラウトは自分自身の状況についてアート・モレノ・オーナーやフロントオフィスと話し合いの場を設けたことを明かし、「今のところは満足している」と語った。トラウトはエンゼルスと12年4億2650万ドルの長期契約を結んでおり、契約は2030年シーズンまで。全球団に対するトレード拒否権が盛り込まれているため、エンゼルスはトラウトの同意がなければ、トラウトをトレードに出すことはできない。

 憧れのデレック・ジーターのように1つのチームでキャリアを全うしたいと考えているトラウトは、ほかのチームに移って成功を掴むよりもエンゼルスの一員として優勝するほうが満足度が高いと信じている。「プレーオフに進めない状況から脱出できたとき、その満足度はほかのチームで成功することよりも大きいと思う」とトラウト。チームメイトや球団との関係も良好であることを明かし、「もし状況が変わったら、そのときにまた考えよう」と現時点では他球団への移籍という選択肢が存在していないことを強調した。

 FA市場にはまだ大物選手が残っており、トラウトはエンゼルスで掴むために、大物選手たちを勧誘するつもりだという。また、モレノ・オーナーにも大物選手の獲得を要望するつもりのようだ。「チームを改善できる選手がまだ市場に残っている。シーズンが始まるか、彼らがどこかのチームと契約するまで、僕はプッシュを続けるつもりだ。可能なことは全てやりたい。それが僕のやり方なんだ」とトラウトは誰よりもエンゼルスの勝利を願っている。

###

 

-------------------------------------------------------------

 ■ NOTE