2024年2月19日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷は午前10時00分過ぎ、グラウンドに姿を見せた。報道陣などに公開される練習予定表にはフリー打撃、ライブBPのメンバーに名前が入っていたが、この日は屋外での打撃練習を行わなかった。野手組に混じってウォーミングアップをグラウンドで行って同僚と談笑して笑顔を見せていたが、終わると室内施設に戻り、そのままグランドに戻ることはなかった。午後12時40分には帰宅した。

 

 

◯ デーブ・ロバーツ監督は18日、大谷のオープン戦の出場について言及。「開幕となる22日は出ないし、週末も出場しないだろう。彼は自分の体のことを誰よりもわかっている。以前も経験していることだし、怪我を理解している。そして、我々も彼がどういった調整をするのか学んでいる最中だ。お互い信頼関係を築いていかなくてはならない」と語った。大谷はここまでのキャンプで12、14、16日と1日置きにフリー打撃を行った。次のステップはライブBPを行い、段階を踏んでオープン戦の出場となる。現段階では、25日(日本時間26日)のアスレチックス戦以降の本拠地試合が有力だ。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平、ド軍“デビュー”は26日以降に 指揮官明言「今週末のOP戦は出ない」

小谷真弥氏/情報:フルカウント)

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 ドジャース・大谷翔平投手のオープン戦初出場が25日(日本時間26日)の本拠地・アスレチックス戦以降となった。デーブ・ロバーツ監督が18日(同19日)の報道陣の取材で明らかにした。

 大谷のオープン戦出場について、ロバーツ監督は「(オープン戦初戦の)木曜日の試合は出ない。その後、すぐに試合に出るところを見ることになるだろうが、今週末ではない」と話し、オープン戦開幕となる22日(同23日)の敵地・パドレス戦からの3試合を欠場する見通しを示した。昨年9月に右肘を手術し、3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦へ、じっくり調整するつもりだ。

 この日はウオーミングアップでフィールドへ。その後は野手組の練習から離れて別メニューで調整した。ロバーツ監督は大谷のコンディションについて、「彼の状態は素晴らしい」と話した。

小谷真弥 / Masaya Kotani

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◆ 【なぜ?】大谷選手、オープン戦3試合を欠場へ…MVP・フリーマン選手の7歳息子とトレーニングする場面も

(情報:FNNプライムオンライン)

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練習で好調なバッティングを見せている大谷翔平選手(29)だが、オープン戦の3試合を欠場することが確実になった。その理由を探った。

 

17日の練習では26スイング中、13本の柵越え

さっそうと走りながらグラウンド入りした大谷選手は、全体練習に参加しウォームアップ。

 

チームメートと談笑したり、さまざまな表情で笑いを誘ったり、そしてモミモミと、ほかの選手の筋肉チェックをするなど、積極的にコミュニケーションを図っていた。

 

19日は、2日連続で屋外でのフリーバッティングを行わなかった大谷選手だが、日本時間の土曜日、キャンプ3度目のフリーバッティングで魅せた。

右に左に柵越えを連発、驚異的なパワーを見せつけた。

 

中でも、推定150メートルの特大弾を放ったあとは、左腕の力こぶを入れるポーズも。

 

この日は26スイング中、13本の柵越えを放ち、仕上がりのよさをアピールした。

 

ロバーツ監督がオープン戦3試合の欠場を明言

バッティングが好調に見える大谷選手。

日本時間23日から始まるオープン戦について、突如監督から驚きの発言が出された。

 

ロバーツ監督は、大谷選手が初戦から3試合連続で欠場すると明言した。

 

ドジャース・ロバーツ監督は日本時間19日、「彼(大谷)は誰より自分の体のことを理解している。手術からのリハビリも経験している。チームから指示をすることが正しい方法だとは思わない」と語った。

 

“生きた球を打つ”までの準備できていないと判断か?

なぜ欠場となったのか。

 

メジャーリーグ評論家・AKI猪瀬さんは「まだおそらく、自分的には“生きた球を打つ”、ここまでの準備はまだできていないんだっていう判断で、練習試合・オープン戦を欠場する、まだ出る時期ではないという判断をしたんだと思います。周りが、あのすごいフリーバッティングを見せたり、体つきも、ものすごく仕上がっているように映るので、周りが勝手に先走っているだけで、大谷選手本人は今やるべきことを粛々と、スケジュール通り進めているんだなというところだと思います」と分析する。

 

大谷選手は、数日中にも実戦形式の打撃練習を行う予定で、新天地での実戦デビューは、26日に本拠地で行われるアスレチックス戦以降になりそう。

 

フリーマン選手の7歳の息子・チャーリーくんが一緒にトレーニング

大谷選手のトレーニングをめぐり、新たな出会いもあった。

 

フィジカル強化中心のトレーニングを行った18日、大谷選手が高々と放り投げているのは、重さ約4.5kgのメディシンボール。その高さは大谷選手4.5人分、約8メートル。

 

この練習に興味を持ったのか、2人の子どもが飛び入り参加。

投げてみたが、大谷選手のようにはいかない。

 

実はこの少年、MVP・フリーマン選手の息子・チャーリーくん(7)。

落ちてきたボールが当たりそうになり、逃げる場面もあった。

 

フリーマン選手は先週、こんな話をしていた。

 

ドジャース・フリーマン選手(先週):

大谷の口から真っ先に出た言葉は、「チャーリーはどこなの?」だった。2年前にあった僕の息子の名前を呼んでくれて、会いたいと言ってくれる。これがショウヘイなんだよ!

 

大谷選手がチャーリーくんと初めて会ったのは、2年前のオールスターの時。

大谷選手は、この時のことを忘れずにいた。

 

そして18日、フリーマン選手が見せてくれた写真には、笑顔を浮かべた大谷選手と一緒に映るチャーリーくんの姿があった。

 

ドジャース・フリーマン選手(日本時間18日):

この写真を見て、7歳の子どもをハッピーにしてくれたよ! 本当にハッピーだ、とてもうれしい。

 

開幕戦まであと1カ月、日本とアメリカで「大谷フィーバー」が続くことになりそう。

(「イット!」2月19日放送より)

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◆ ドジャース・大谷 昨季と同じ…危険な「調整一任」 「放任」なら不幸な悲劇招く恐れ

柳原直之氏/情報:スポニチ)

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 【ヤナギ タイムス】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。ド軍首脳陣の「調整一任」に見えたリスクに迫る。

 朝に配布された練習メニュー。大谷は16日(日本時間17日)に続き「ライブBP(実戦形式の打撃練習)」のメンバーに名を連ねていた。ところが、デーブ・ロバーツ監督は練習前に「翔平がライブBPに参加するのか、フリー打撃にするのかは分からない」と明かした。さらに「どちらを選択しても問題ない」と続けた。つまり、調整は大谷に一任されている。16日はフリー打撃を行ったが、この日はどちらも行わず、アップに参加後は屋内調整に専念した。

 指揮官によれば、大谷は22日(同23日)のオープン戦初戦パドレス戦からの数試合は欠場し、週明けから出場し始める見通しだという。「彼は誰よりも自分の体をよく知っている。我々は学んでいるところ。出場する準備ができたと感じたら、プレーするだろう」と付け加えた。

 この「調整一任」はデジャビュだ。エンゼルス時代の21年春季キャンプ。当時のジョー・マドン監督と大谷が話し合い、シーズンの出場可否は大谷の意向が尊重される形になった。それ以降、大谷が「大丈夫」と言えば、出場できる環境だった。結果、二刀流は覚醒した。一方、23年は夏場に度重なる「けいれん」など複数の兆候があったにもかかわらず、出場を続けた。肉体は限界を迎え、回復力は落ち、右肘じん帯損傷、手術となった結末と無関係だったとは言えないだろう。

 育成段階だった日本ハム時代、当時の栗山英樹監督の徹底した管理が、今の礎を築いたのは疑うまでもない。選手にとって自ら欠場する決断を下すのは、何よりも難しいことの一つだ。今後を考えれば、ロバーツ監督には「翔平に関しては我々が全て管理している」くらいは言い切ってほしかった。時に制止することも首脳陣の責任。一任ではあっても、「放任」では不幸な悲劇を招きかねない。

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◆ 大谷芸人がHRボール5個もキャッチ!自撮り棒で自ら撮影、片手にグローブで走る走るw「ミヤネ屋」で放送

(情報:デイリースポーツ)

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 大谷翔平選手のものまね芸人、ミニタニが17日(日本時間)、米アリゾナでのドジャースのキャンプを訪問。打撃練習でのホームランボールを5個もキャッチしていたことが19日放送の読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で明かされた。

 大谷選手の全試合を観戦するミニタニ。アリゾナキャンプでは、「さすがにバッティング中は、私の身長では全く見えなかったので、フェンスの向こうに。基本は直で来たボールをキャッチするのを狙います」とホームランボールを狙い、場外へ。

 自撮り棒で自ら撮影しながら、キャッチを狙うというミニタニならではの高難度のミッションをクリアしながら、早々に1つ目をキャッチ。その後も片手にグローブ、片手に自撮り棒で柵越えボールを狙い、次々にゲット。最終的には5個もキャッチしていたことが報告された。番組によると、この日は26本中、柵越え13本だった。

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◆ 大谷取材を通じて考える質問の仕方 ざっくり?具体的に?

柳原直之氏/情報:スポニチ)

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 ドジャースの大谷翔平投手(29)を日本ハム時代から取材して間もなく11年目のシーズンを迎えようとしている。

 大谷の現代野球を覆す二刀流での歴史的な活躍も相まって、昨年からテレビ出演など私自身が取材を受ける機会も増えた。大谷の周辺取材がコーチや選手、関係者ではなく、現場の同業他社へと広がっている自体が異例で、大谷が野球選手を超越した世界が誇るスーパースターとなっている証ともいえる。

 何度か取材を受けていると、相手が何を求めているか透けるように分かる時がある。否定しても、質問の文言を変えて、少しでも自身が描くストーリーに近づけようとしてくるのが分かる。あまり良い気分はしないが、私も同業他社としてその気持ちが分かる。ただ、嘘はつくべきではない。事実と忖度(そんたく)のない意見を可能な限り話すことをいつも心がけている。

 視聴者や読者に何を伝えたいか、原稿のテーマは何にすべきか。質問者が事前に原稿のストーリーを描くことは決して悪いことではなく、むしろ良いことだと思う。「きょうの投球(もしくは打席)を振り返っていかがでしたか?」。雄弁な選手にはこのざっくりな質問をすることで、まず伝えたいことを話してもらえばいいが、そうでない場合は原稿が成り立たない。

 大谷は後者だが、前者になる時もある。フワッと質問を投げかけることによって雄弁になる時もあれば、より具体的にテーマを掘り下げなければ、事実にたどり着けないこともしばしばある。

 事前に原稿のストーリーを描きつつ、相手の出方によって臨機応変に質問を変えることが、ベストとは言わなくとも、ベターだろうか。決して相手に押しつけてはいけない。謙虚に、実直に、取材に邁進したい。(記者コラム・柳原 直之)

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 ■ NOTE