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2024年2月16日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷は午前8時25分、キャンプ地入り。徐々に実戦モードに入ってきた。15日(日本時間16日)、全体キャンプ2日目を迎え、野手組から離れて別メニュー調整。ブルペンでは若手右腕エメット・シーハンの球筋をチェックした。キャンプで初めて「LA」のヘルメットを被って登場。球筋をチェックするのが目的だったが、ロバーツ監督から「打っていいよ」。周囲は笑いに包まれ、大谷も表情を緩めた。その後はシーハンの1球1球にうなずいたり、首を傾げたり……。ノーステップでタイミングをはかるなど徐々に実戦に近づきつつあるようだ。ブルペンで打席に立った後は山本由伸投手らと談笑する様子もあった。全体キャンプ2日目、フィールドでは軽めの調整となった。12時22分には帰宅

 

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◯ デーブ・ロバーツ監督は、大谷の14日の2度目の屋外フリー打撃ついて絶賛。柵越え10本を放ったことについて「翔平はすごかった。打球の音が違うし、正確に捉える。パワーは印象的だった。近くで見たが、バットスピードも素晴らしかった」と。

 

人間性については「彼はユニークだ。初日にも話したが、謙虚で、才能があり、周囲のことへの認識力があり、それでいて彼の中にはライオンのような勝負師がいる。あれほど期待されながらも集中できるのはユニークなことだ。毎日、彼について学べば学ぶほど感謝できる」と述べた。

 

オープン戦については、出場の具体的な日程は明言しなかったが「試合に出場させないのは難しいだろう。デビューがいつになるかはわからないが、間違いなく出るよ」と話すにとどめた。

 

 

◯ 24歳のエメット・シーハンは練習後、「前日に翔平相手に投げることを知ったんだ。前夜、寝ることはできたけどね。彼がスイングしなくて良かったよ(笑)。すごく大好きな選手で、投げられて最高。最初は内角を投げるのに勇気がいったね。当てなくて良かった」とほっとした様子だった。

 

◯ ドジャースに加入した大谷は、FAとなっていた2023年オフに、ヤンキースとの交渉では後払いの契約形態については提案していなかったと、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが明かした。ヤンキースも大谷と交渉を進めていたと見られるが、チームはフアン・ソト外野手をトレードで獲得するなど、獲得の有力候補には挙がりながらも、結局最終候補に残らなかった。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」に出演したキャッシュマンGMは、大谷側から後払いにする形の提案があったかどうかについて問われ、「答えはNoだ。私はそう言ったものは何も提示されなかった。私の中では一度もね」とキッパリと否定した。

 

◯ ドジャースの公式Xは15日(日本時間16日)、鶏の手羽先早食いコンテストを見学する私服姿の大谷と山本の映像を公開。ミゲル・ロハス内野手が映像を撮影。大谷に出場者で誰が勝つか尋ねると、大谷は「ソノさん」と山本の通訳を務める園田芳大さんを予想。ロハスは大谷に「何個食べられるか」と尋ねると、大谷は「40だと思う」と英語で回答した。山本は「75個」と笑って答えた。優勝はコスプレ衣装の園田通訳で、大谷と山本と一緒に記念撮影していた。

 

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 ■ ロサンゼルス・ドジャース情報

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◯ ドジャースは3月13日(日本時間14日)までオープン戦を行い、翌日14日(同15日)にキャンプ地の米アリゾナ州から韓国・ソウルへチーム便で出発する。パドレスと対戦する開幕シリーズが開催される現地には15日に到着予定。17日には韓国プロ野球のキウム(デーゲーム)、18日には韓国代表(ナイター)と対戦し、20日と21日の開幕2連戦へと準備を整える。空き日の16日と19日はともに全体練習が行われる見込みだ。韓国での開幕シリーズを終えると、28日(同29日)から本拠地ドジャースタジアムでカージナルスとの4連戦を控えており、21日に韓国でナイターの試合を終えた直後に、チャーター機で米カリフォルニア州のロサンゼルスへと向かうようだ。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ ドジャース・大谷 1回目トミー・ジョン手術からの“風物詩”トラッキング練習

柳原直之氏/情報:スポニチ)

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 【ヤナギ タイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」に随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回はドジャース・大谷の「トラッキング」をレポート。

 

 大谷にとって「トラッキング」は欠かせない練習の一つだ。本格的に取り入れたのは18年10月に受けた最初の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)後のリハビリの時だと記憶している。

 

 11月下旬~1月下旬は、米国から日本国内にリハビリ拠点を移した。日本で「トラッキング」を重点的に行った。当時サポートしていた水原一平通訳は「ピッチングマシンに僕がボールを入れて、翔平が打席に立ってそのボールを目で追う練習。球速は90マイル(約145キロ)くらい。そういうのを何千球も見て、一度も振れなかった」と語り、大谷のじくじたる思いを感じ取っていた。

 

 その後、ライブBPを含めた「トラッキング」はキャンプ序盤の風物詩になった。大谷にとっては、基本中の基本のイメージトレーニング。右肘の手術の影響で振りたくても振れなかった当時を思い出すこともあるだろう。スイングせずにボールを目で追う真剣なまなざしは青いユニホームでも変わらない。

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◆ 大谷翔平“デビュー日”未定もロバーツ監督「オープン戦には出ると思います」「仕上がっている状態に近い」

(情報:TBS NEWS)

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ドジャースの大谷翔平(29)はキャンプインから1週間が経った。この日は野手の全体練習には参加しなかったが、ブルペン投球で打席に入るなど、実戦に向けて調整を続けた。

 

この日、全体練習前にデーブ・ロバーツ監督(51)が取材に応じ「(大谷は)状態が良さそうです。バットからの打撃音が違いました。パワーは特に素晴らしい。近くで見ていてスイングスピードの速さは圧巻でした」と、前日のフリー打撃を振り返った。

 

「(大谷は)いつ投手の球を打ちますか?」と聞かれると「近日中にライブBP(実戦想定の打撃練習)に参加すると思います。コンディションは仕上がっている状態に近い」と話した。さらに「大谷はオープン戦出れると思いますか?」の質問に「いつオープン戦に出れるかはわかりませんが、試合に出さないという事は難しいと思います。オープン戦には出ると思います」と“デビュー”の日は未定とするも、構想を明かした。

 

「(大谷は)とても特別な人です。初日にも話したと思いますが、大谷は謙虚で才能に満ち溢れていて、自分の身の回りで起きている事を理解しています。そしてライオンのような闘争心を兼ね備えています。常に集中を切らす事がありません」と人柄や取り組む姿勢についても評価。「1日1日大谷の事を学んでいます。そして学ぶ度に彼への感謝と親しみの気持ちが増してきています」と、日々の大谷への思いを口にした。

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◆ “神対応”話題の大砲へ…大谷翔平から「チームメートだね」 愛情感じた1本のメール

(情報:Full-Count)

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 ドジャースに加入したテオスカー・ヘルナンデス外野手が、ポッドキャスト番組に出演。チームメートとなった大谷翔平投手との“最初のやりとり”を笑顔で明かした。

 

 31歳のヘルナンデスは通算159本塁打を誇る右のスラッガー。シルバースラッガー賞には2度選出されている。昨季はエンゼルスのライバルでもあるマリナーズで、主砲として160試合に出場。打率.258、26本塁打、93打点を記録していた。4月5日(日本時間6日)には、大谷から死球を受けた際にお互いを気遣う行動が話題となっていた。

 

 ベン・バーランダー氏が司会を務める米スポーツ局「FOXスポーツ」のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に出演したヘルナンデスは、移籍が決まった際に、「彼(大谷)は僕にテキストメッセージを送ってきたんだ。調子はどうなのか聞いてきたり、『僕らは今はチームメートだね、レッツゴー!』と言っていたよ」と連絡を取り合ったことを明かした。

 

 チームメートになったことについては「本当にうれしいよ。今までは(対戦相手として)反対側で見ていたけど、この男は準備をするために、そしてフィールド上で彼のプレーをするために、何を毎日にやっているんだろうという気持ちになる。そして今、彼の練習を見たり、活躍を楽しむチャンスを得たってわけさ」と胸を躍らせているようだ。

 

 14日(同15日)には、バッティングケージの横で大谷と1対1で“打撃談義”をおこうなう場面も。「彼のバットの重さや大きさ、そしてもっとお互いのことを知ろうとした。いい関係を築こうとしたんだ。私のバットと似ている。重さは同じだし、(長さも)彼が34インチ、私が33.5インチだ」と、全体キャンプ初日で早速コミュニケーションを取っていた。

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◆ 22年にピアザ以来の3安打デビュー、生え抜きジェームズ・アウトマン/世界一へ共闘する仲間たち

山下翔悟氏/情報:日刊スポーツ)

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<大谷と由伸の相棒たち>

 

 ドジャースの豪華ナインの中で中堅を任されるのが、生え抜き外野手のジェームズ・アウトマン(26)だ。ドラフト当時はあまり注目されていなかったものの、マイナーで成長を重ね、22年に初昇格。デビュー戦でセンセーショナルな打撃を披露し、昨季の活躍で一気に常勝軍団のスタメンに定着した。端正な顔立ちと身長190センチのスタイルで日米のファンを魅了している。

 

 サンフランシスコ近郊で生まれたアウトマンは、地元の高校からカリフォルニア州立大サクラメント校に進学。高校時代はアメフト選手としてもプレーし、当時のコーチはアメフトでの評価の方が高かったと語っている。だが、大学では野球に専念。その理由に「野球の練習の方がずっと好きだった。フットボールの試合は好きだけど、練習はタフだからね」と話している。

 

 18年ドラフトでドジャースから7巡目指名を受け契約。マイナーで順調にステップアップし、22年7月31日の敵地ロッキーズ戦で初昇格。「9番右翼」で出場し、3回の第1席でいきなり先制2ランを右翼スタンドにたたき込んだ。初打席初本塁打はチーム史上8人目。次の打席では空振り三振を喫したが、7回に右前打、8回には適時二塁打を放って3安打3打点。デビュー戦で3安打以上は、チームでは92年マイク・ピアザ以来だった。試合後のインタビューでは「夢がかなったよ。8歳くらいの頃から思い描いていたこと。最高だった」と喜んだ。しかし、外野手テーラーの復帰に伴い8月5日にマイナー降格。この年は4試合の出場に終わった。

 

 昨季は開幕ロースター入りを果たし、開幕戦でスタメンに抜てき。3、4月には新人トップの7本塁打を放つなど打撃好調で、月間最優秀新人に選出された。5月以降は不振に陥ったが、7月から復調。最終的にチーム3位の151試合に出場し、打率2割4分8厘、23本塁打、70打点、16盗塁、OPS・790をマーク。チーム史上初の「20本塁打、15盗塁」を記録したルーキーとなり、新人王投票ではダイヤモンドバックスのキャロル、メッツの千賀に次ぐ3位に入った。

 

 先日出演したポッドキャスト番組では、大谷と山本の加入について「とても楽しみだよ。チームの勝利に貢献してくれる選手は誰でも歓迎だ。どちらも素晴らしい選手だと思う。ショウヘイは去年4試合くらい対戦したけど、味方になってくれてうれしいよ」と喜びを口にした。今月発表されたMLBネットワークの中堅手トップ10では6位に選ばれるなど現地でも評価が高く、今季も主力としての役割が期待される。【山下翔悟】

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 ■ NOTE

 

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