2024年2月5日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は4日(日本時間5日)、クリス・テイラー外野手の小児がんを支援するイベントに参加した。水温14.4度と寒い海に飛び込んだ。「テイラーと彼の妻メアリーにとって素晴らしいチャリティーイベントになった。とても楽しかったです」と笑顔を見せた。イベントにはフレディ・フリーマン内野手、ムーキー・ベッツ外野手、ウィル・スミス捕手ら多くの主力選手も参加。大谷は不在だった。ロバーツ監督は「ショウヘイはとても忙しい男だ。彼はすでにアリゾナに向かっていると思うよ」と話した。

 

 

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 ■ ロサンゼルス・ドジャース情報

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◯ ロサンゼルス・タイムズ紙から一時解雇となっていたジャック・ハリス記者が4日(日本時間5日)、自身のXを更新し、同紙のドジャース番として電撃復帰することが決まったと明らかにした。「結局のところ、LAタイムズでドジャースをカバーする仕事を続けます」と綴った。「ご想像の通り、この2週間はジェットコースターのような日々でした。結局のところ、ビート(番記者)を続けられることに感謝するだけです」と伝えた。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平に意外な“白髪” 右肘リハビリ、1039億円契約で激動のオフ「新たなスタート」

小谷真弥氏/情報:フルカウント)

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 驚いた。2メートルほど離れている大谷を、思わず目を凝らして見てしまった。ドジャースタジアムで行われたファンフェスタで、実に半年ぶりの囲み取材。オフが明ける度に「今年も体が大きくなったな」と感心していたが、今年はちょっと違った。頭頂部など目立つところに何本か白髪が混じっていた。

 記者は大谷の取材を始めて今年で10年目になる。今オフは昨年9月に受けた右肘手術のリハビリに、人生初のFA交渉。企業からも引く手あまたの超人気者で、休養日もスポンサー関連の仕事があっただろう。日本ハム時代は「オフは時間がない」を口癖のようにしていたが、例年のオフ以上に激務だったように感じる。

 10年総額7億ドル(約1039億円)のメジャー史上最高額でドジャース入り。まだ入団2か月も経っていないが、球場のグッズショップは大谷関連グッズがズラリ。この日のベッツ、フリーマンら他の主力選手の取材では、米メディアが大谷関連の質問をぶつけていた。私服でも姿を見せれば、ファンから“MVPコール”。大トリを任されたステージショーで受けた歓声は間違いなく今日一番だった。

「僕は1年目のつもりで入るので。このチームの1年目ですし、そこは今までエンゼルスでやってきた年数はないものだと思って、新たなスタートだと思ってやりたいと思います」。囲み取材では、こう謙遜していた。今季は打者専念となるが、のしかかってくるプレッシャーはチーム随一だろう。

 取材中には右肘の大きな手術痕も確認できた。だが、右肘のリハビリは順調そのもので、「今はスケジュール通りに来ている。遅れているわけでもなく、無理矢理早めているわけでもない。そのスケジュールでいけば間に合うと思う」。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦に出場できる見通しを明かした。

 今年7月に30歳を迎える。プレーにはまだまだ伸び代を感じさせるが、メジャーではそろそろベテランの域に入ってくる。次の10年。日々忙しく準備を続ける大谷は、一体どんな姿を見せてくれるのだろうか。何本かの白髪からいろんなことを考えさせられてしまった。

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◆ 大谷囲み取材で微笑ましい光景 プチパニックになった水原一平通訳に反響「初めて見ました」

(情報:THE ANSWER)

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 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(現地時間4日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたファンフェスタに参加し、移籍後初めてファンの前に姿を見せた。囲み取材には多くの報道陣が集結。そんな中で珍しく、水原一平通訳がちょっとしたパニックに陥ったシーンがあった。日本のファンは「初めて見ました」「ほっこり空間」などと和んでいた。

 いつも冷静に大谷の言葉を伝える水原通訳が、ちょっとしたパニックに陥った。ドジャースのファンフェスタで行われた囲み取材で、背後にいた米記者から質問を受けた時。大谷の言葉を聞いた水原通訳は後ろを振り向き、質問者と顔を向き合わせて話していたが、途中で正面に設置されたマイクの方へ話さなければならない事を伝えられた。

 この一瞬のやりとりで、大谷が話した内容が飛んでしまった様子。苦笑いを浮かべて「(回答の)おさらいいいですか?」と隣の大谷にお願いしていた。内容を理解し、両手でサムアップポーズを作った水原通訳はきっちり英語に訳したが、大谷は笑っていた。

 この映像は米メディア「ドジャー・ブルー」が公式YouTubeで公開していたが、X上の日本ファンの間でも話題に。「くるくる回る一平さんずっと見てられる」「何このほっこりパニック空間」「このくるくるいっぺーさんほんと面白くて何回も見ちゃう」「隣の女性記者がずっと笑いをこらえているw」「パニックになる一平さん珍しいですね」「こんなテンパってる一平さん初めて見ました」「一平さんの温かい人柄が滲み出てますよね」などと反響が集まっていた。

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◆ とてつもない大谷翔平の影響力!取材時に5時間がかりだった“難関”入国審査がわずか10分で

斎藤庸裕氏/情報:日刊スポーツ)

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 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)4日(日本時間5日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、先乗りで9日(同10日)から始まるキャンプに備える。デーブ・ロバーツ監督(51)によれば、既にアリゾナ州グレンデールのキャンプ地に向かったという。プロスポーツ史上最高の契約額でFA移籍し、注目度も今まで以上に高まっている。大谷のメジャー初年度から取材7年目となる記者が、米国への入国審査で驚いた初体験についてリポートする。

 

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 入国審査官とあれほどフレンドリーに会話し、すんなり承認のはんこを押されたのは初めてだった。大谷翔平パワーが、こんなところにまで…。そう思わざるを得ない出来事だった。

 

 渡米した2月2日、ロサンゼルス空港で毎回訪れる“難関”が、入国審査だ。まず「アメリカで何をする?」と聞かれる質問は、いつも通りだった。

 

 「MLBの取材です」と答えると「誰の担当?」と聞かれ、「ショウヘイ・オオタニ」と返答。質問はさらに続いた。「ヤマモトと両方?」。なぜ、詳しいのか。「僕は日本人とのハーフだから。オオタニのファンでもあるんだ」と明かしてくれた。

 

 これで終わらない。「今年、日本人の観光客は今まで以上に来ると思う?」「ドジャースはチケット代が高いからなあ」。確かに、エンゼルス戦に比べ、ド軍戦は値が張る。逆取材タイムはまだ続いた。「でも、日本人のファンはオオタニがドジャースに行ったことを喜んでる?」との問いに「そう思う」と答えると、「そうだよね、彼は勝ちたいんだもんね」と“事情通”の審査官はうなずいた。

 

 ジャーナリストビザを持っているため、通常は数問の質疑応答で通過できる。だが、入国審査でこれほど会話が盛り上がったことはメジャー取材7年目で初めてだった。

 

 昨年12月1日、球団首脳や代理人らが集結するウインターミーティングのため渡米した時、入国審査官に大谷翔平のFA関連で取材があると伝えると「いつ、インタビュー(取材)がある?」と聞かれた。当時は移籍先も未定で、「分からない」と答えると、不審に思われたのか、別室に連れられた。拘束されること約5時間。携帯電話の使用は禁止で、ひたすら待つしかなかった。

 

 5時間以上かかった12月と、わずか10分ほどで通過できた2月。もちろん、入国審査官それぞれの差配で判断は変わるが…。それにしても、ロサンゼルス・ドジャースと10年契約を交わした大谷の影響力は、とてつもなく大きかった。

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◆ 大谷&山本ダブル獲りの裏側 編成トップ決意も…主砲は疑心暗鬼「どうやって」

小谷真弥氏/情報:フルカウント)

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 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が大谷翔平、山本由伸両投手の争奪戦の裏側を語った。3日(日本時間4日)にドジャースタジアムで行われたファンフェスタに出席。大谷は10年総額7億ドル(約1039億2000万円)のメジャー史上最高額で、山本は12年総額3億2500万ドル(約482億5000万円)の大型契約。2人合わせて10億2500万ドル(約1521億7000万円)を要する大補強だったが、昨年の終戦後にアンドリュー・フリードマン編成本部長から日本選手のダブル獲りの方針を聞かされていたという。

 昨季はまさかの地区シリーズ3連敗で敗退。その1週間後だった。「アンドリューがショウヘイとヤマモトを獲りにいく計画だと言ったんだ」。大谷は当初からメジャー史上最高額の大型契約が予想され、山本もFA市場でトップクラスの評価を受けていた。とんでもない資金がかかることは容易に想像できた。フリーマンは「どうやって全部やってのけるのかは分からなかった」と振り返る。

 まずは大谷を10年総額7億ドルで契約。レイズからトレード獲得したタイラー・グラスノーとは5年1億3650万ドル(約202億7000万円)で契約延長し、山本も獲得してみせた。「(大谷獲得後に)みんなが『これはかなりのお金だ。今後はどうしたらいいのだろう』と思っただろう。そしたらヤマモトにグラスノーに、どんどん選手が入ってきた。僕らはただリラックスして笑顔でいた」。選手にとっても、ただただ驚きでしかなかったようだ。

 2013年から11年続けてポストシーズンに進出。ただ、プレーオフでは勝ち切れず、この期間でワールドシリーズを制したのは2020年の1度だ。大谷、山本のダブル獲りは球団フロントが見せた決意の表れと言える。「2人とも狙いにいくのが彼らの方向性だった。プランB、Cもあったのは間違いないだろうが。僕は『それがうまくいくといいね』という感じだった。うまくいったから、今年はいい一年を送れることを願うよ」。球団フロントが敢行した超大型補強を4年ぶり世界一へのモチベーションに変えていく。

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 ■ NOTE