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2024年2月3日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ ドジャースは2日(日本時間3日)、大谷が加わってから初のシーズンとなる今季の本拠地入場券の一般発売を開始。ロサンゼルス・タイムズ電子版は「オオタニという球界最高の魅力的存在が加わり、球団史上初の観客動員400万人達成の可能性もある」と伝えた。収容人員5万6000人と広いドジャースタジアムは、毎年のようにMLB全球団の中でもトップの観客動員を誇っている。これまでの最多は19年の397万4309人で、昨季も383万7079人だった。同紙によると、過去に400万人を突破した球団は91~93年のブルージェイズ、93年のロッキーズ、05~08年のヤンキース、08年のメッツの4球場。

 

MLBの球場はダウンサイズがトレンドとなっており、現在ではロッキーズとアスレチックスがもし毎試合で全席完売なら400万人に達するが、まず不可能とみられている。同紙は「ドジャースは今のメジャーで唯一、400万人の動員が可能な球団」とし「最後の400万人達成球団になるかもしれない」と指摘。スタン・カーステン球団社長が「我々の球場には、安定的に370万人から390万人は入っている。それが少し増えると思うか? たぶんね」と話したと伝えた。

 

◯ 米MLBネットワークは2日(日本時間3日)、大谷の未公開インタビューを新たに公開した。インタビューは先日1月27日にニューヨークで開催された全米野球記者協会による晩さん会でのもの。司会者から「日本のファンのサポートをどう感じているか?」と問われた大谷は「離れてはいますけど、球場まで足を運んでくださる方もいますし、離れていても応援してくれる、そういう存在がいるとより頑張りたいなという気持ちにさせてくれるかなと思います」と日本語でコメント。また、晩さん会が行われたニューヨークの印象を問われると「ニューヨークですか…。まあ好きな街ですし、またここにこうして来られるように、今シーズンもがんばりたいなと思っています」と。

 

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 ■ 球界情報

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◯ 「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、メッツはオリオールズからFAとなっていた藤浪晋太郎と1年335万ドルの契約を結ぶことで合意に至ったようだ。最大85万ドルの出来高が設けられていることも報じられている。また、「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者は「メッツはリリーバーとして藤浪を獲得した」とリポート。「特別な条項は盛り込まれておらず、メッツは藤浪をマイナーに降格させることもできる」と伝えている。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平を驚かせた超万能選手ムーキー・ベッツ、両選手には共通点も/世界一へ共闘する仲間たち

斎藤庸裕氏/情報:日刊スポーツ)

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<大谷と由伸の相棒たち>

 

 大谷翔平投手(29)と山本由伸投手(25)が今季から名門ドジャースに加わった。世界一を目指し、共闘する仲間たちを紹介する。

 

 打者大谷とドジャース最強打線の中核を担うキーマンが、ムーキー・ベッツ外野手(31)だ。昨季は77試合、右翼手として先発出場したが、二塁手や遊撃手としてもプレーし、万能ぶりを発揮。打率3割7厘、39本塁打、107打点で、ユーティリティープレーヤーでありながら、メジャー屈指の打力も健在だ。14年にレッドソックスでデビューし、20年シーズンからド軍に移籍。今季がメジャー11年目で32歳となる。

 

 ア・リーグMVPを獲得した18年には、投手大谷との初対戦で強烈な印象を与えた。4月17日のエンゼルス戦、開始直後の先頭打者で、カウント3-2からの7球目を左中間スタンドに運んだ。決め球はストライクゾーンからやや外れた低めの直球。甘いボールではなく、むしろ厳しいコースの速球を捉えた。

 

 1年目を終えた当時の大谷は、最も印象に残っている打者としてベッツを挙げた。さらに、昨季のオールスターでも「ライトを守ったり、セカンドを守ったり、ショートを守ったり。高いレベルでオールラウンドにこなせる選手はいない。見ててすごい」とコメント。万能かつ世界トップクラスのパフォーマンスに目を丸くした。

 

 一方で、ベッツも大谷の能力の高さに敬意を表している。「素晴らしい選手であり、かつて見たことがないような選手。毎年、投打の全てにおいてよくなっている。全てで優れているから、彼は野球界でベストプレーヤーの1人なんだ」と称賛。昨シーズン終盤の9月下旬には「勝つための手助けになってくれると思うし、非常にナイスガイだと聞いている。彼と一緒にプレーしてみたいね」と話し、大谷のドジャース移籍を望んでいた。

 

 両選手には共通点もある。ともに最高峰のリーグでMVP獲得を経験しながら、野球少年のように純粋に、うまくなるための努力を続けている。ド軍のチーム関係者によれば、ベッツは同僚とベンチで会話を楽しんでいる時も野球の話題で持ちきりだという。

 

 ボウリングではパーフェクトゲームを達成するほどの腕前だ。バスケットボールも得意で身体能力の高さも群を抜いているが、野球を極めるために向上心は絶えない。昨季、39本塁打はキャリアハイ。一昨年は35本塁打で、ここ数年で長打力が増している。ワールドシリーズ制覇を2度経験し、30歳を過ぎても進化を続けるベテラン打者。大谷とともに世界一へ-。3度目の頂点を目指す。【斎藤庸裕】

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 ■ NOTE