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2024年1月29日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷は28日(日本時間29日)、自身のインスタグラムを更新。「全米野球記者協会の皆さん、また素晴らしいイベントを開催していただきありがとうございました! またいつの日かここに戻ってきたいです!」と投稿。チャーター機で眠る瞬間の愛犬・デコピンの動画も公開した。インスタグラムには、前アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏、アクーニャJr.、自身の代理人を務めるネズ・バレロ氏らとの写真を投稿。最後にデコピンの動画も添えている。移動中と見られるチャーター機のソファーで、クッションにもたれかかり、今にも眠りにつく瞬間という貴重な映像となっている。

 

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◯ 大谷が全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会で着用し、話題となっていた濃紺のタキシードなど、アンバサダーを務めるBOSS(ボス)製の衣装の全容が判明。BOSSの広報担当者によるとタキシードジャケット(ネイビー)は現在取り扱いなし。シャツはシングルカフシャツ(ブラック)で2万2000円(税込み)、ズボンは側章付きパンツ(ブラック)で5万5000円、黒のシューズは5万2800円で、黒の蝶タイは参考商品で市場には出ていないものだという。12月のドジャースの入団会見でも、同社のネイビーのスーツにドジャースを想起させるブルーのネクタイを着用して登場した。同社によれば、入団会見時のスーツは38万から86万円。ネクタイは4万円だという。

 

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◯ 大谷は、2024年シーズンの開幕を3月20日と21日に韓国のソウルで迎える。対戦相手はダルビッシュ有投手と松井裕樹投手を擁するサンディエゴ・パドレスだ。注目の一戦だが、大谷が出場しない可能性もあると米メディア『ファンサイデッド』のクリストファー・クリン記者が報じた。クリン氏は「大谷の出場に軽い不安を感じずにはいられない。もし彼がプレーしなかったら?」と疑問を投げ、続けて「チケット購入者はそのリスクを覚悟すべきだ」とも言及した。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平の登場で「控室も会場も空気が変わった」 USAトゥデイ紙記者が語る夕食会の舞台裏

(情報:サンスポ)

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【ニューヨーク27日(日本時間28日)】米大リーグで昨季2度目のア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝き、今オフにエンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)が、全米野球記者協会ニューヨーク支部主催の夕食会に出席した。バーゲン・レコード紙、USAトゥデイのピート・カルデラ記者が、今回が99回目となる歴史ある夕食会の舞台裏を語った。

素晴らしいパーティーだった。もちろん、主役は大谷。約2分間のスピーチは素晴らしかった。エンゼルス、ドジャース、元チームメート、コーチ、代理人、自分をサポートしてくれている全ての人に感謝の言葉を伝え、彼に投票した記者にもお礼を伝えていた。

彼が英語であれだけ長くスピーチしたのは初めてじゃないかな。少なくとも自分は初めて聞いた。思ったより流暢(りゅうちょう)な英語で発音も良かった。前回の新人王のスピーチのときは「願わくば次はこのチートシート(カンニングペーパー)が必要なければ」と話していたのを覚えているが、自分の席からは何も見ないで話しているように見えた。

実は夕食会が始まる前、控室で大谷に会い、握手をする機会があった。彼はセキュリティー上の理由から時間ギリギリにやってきて、控室にいた選手、関係者一人ひとりにあいさつして回っていた。既に多くの人はメイン会場に移動していたが、(ボーカリストも務める)自分は国歌斉唱を担当したから最後まで控室にいて握手をすることができたんだ。

控室もメイン会場も、彼が部屋に入ってきたときに空気が変わった。全員が大谷の方を振り向くんだ。彼が歩くと、通りの街灯が次々に点灯するようなイメージかな。やはり雰囲気があって、今の大リーグでは別格のオーラを持っていると思う。

◆夕食会VTR

★1996年 ナ・リーグ新人王として野茂英雄(ドジャース)が出席。「僕を取ってくれたドジャース、もり立ててくれたチームメート、そしてアメリカという国に感謝している」と日本語であいさつし、同席した代理人が通訳した。

★2019年 ア・リーグ新人王として大谷翔平(当時エンゼルス)が出席。2分間のスピーチを英語で行い「次はチートシート(カンニングペーパー)を見なくていいようにしたい」と話し、爆笑を誘った。

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◆ 大谷翔平に「腹が立った」 急遽の“代打”で爆笑掛け合い…名将登壇の裏側

(情報:フルカウント)

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 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席。壇上では昨季までアストロズの監督を務めたダスティ・ベイカー氏が、これまでライバルだった大谷をジョーク交じりに紹介して爆笑をかっさらったが、実はベイカー氏の登壇は元々予定されていなかったということが判明した。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のホルヘ・カスティーヨ記者によると、元々は俳優やコメディアンとして活躍するウィル・フェレルが大谷を紹介する予定だったが、スケジュールの都合で、数日前に急遽ベイカー氏に変更となったという。

 会場には関係者やファンなど約600人が集結。登壇したベイカー氏は松井秀喜、野茂英雄とかつてメジャーで活躍した日本選手の名前を挙げて称賛すると、「オオタニ」について言及。「この男は私が見てきた中で屈指の(日本人)選手だ。そして謙虚だ。時に彼には腹が立った。打席に向かう前に私の方を見たからだ。私はその時、何かを書き留めているふりをした。こうやって何かを手に取って。でも、そうしながら彼の方を見た。すると、彼は私の方を見て頷き、私も頷く。そして彼は(パーンと)ホームランを打つ」と話すと、会場は爆笑に包まれた。

 ベイカー氏の妻も“大谷ファン”で知られ、昨季まではエンゼルス戦が行われるたびに、試合前の取材では大谷の名を挙げて称賛していた。その後も談笑では、「彼は本当に悪い男なんだ」「彼は才能があるだけでなく、ルックスもいいね」と“舌好調”。急遽の登壇にはなったが、大谷について話したいことがたくさんあったはずの名将にとっては、いい機会となったかもしれない。

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◆ アワードディナーに出席しました!大谷翔平紹介スピーチにイチロー!マツイ!!ノモ!!!シンジョー!!!!

青池奈津子氏/情報:東スポ)

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【元局アナ青池奈津子のメジャー通信】今回は、久しぶりにニューヨークのタイムズスクエアから筆を執っている。全米野球記者協会NY支部主催のアワードディナーに出席させてもらったのだ。

 初めてのことだったので協会メンバーでもチケット325ドル(約4万8000円)という高さにやや驚いた。それでも「大谷選手がカンペを持って話すか見て来てほしい」という日本のデスクの“指令”を受けて出張で行かせてもらえる「大谷効果」に感謝だ。「ブラックタイ」というドレスコードの下、野球の現場ではまず着ないドレスやハイヒールに身を包んで気張って参加したが…案外、ゆるっとしていて結構楽しかった。

 言うなれば、豪華な花飾りのない披露宴に出席した感じだろうか。ホテルのダンスホールで10~12人の丸テーブルに座り、テキパキと運ばれてくるアボカドの乗ったサラダ、牛フィレ肉のロースト、チョコレートムースの3コースディナーはおいしかったし、登壇者の多くが記者協会に敬意を払ってくれ、なんだか1年の労をねぎらってもらった気分。往年の選手がゲストでいたりと同窓会的要素も満載だ。ただ披露宴と違って飲み物代は別途かかったので懐にはやや痛い。

 個人的にはアワード受賞者を紹介するプレゼンターのスピーチを聞けるのが、参加特権ではないかと思った。皆、まるで面白さを競い合うかのようにベタ褒め、小話の嵐!

 大谷紹介スピーチで名将ダスティ・ベーカーは「バットのマジシャンだったイチロー」に始まり「リトルマツイとビッグマツイ」ときて「ノモにはやられっ放しだった」で終わるかと思いきや「クールなシンジョー」まで飛び出した。チーム再建に一役買ったオリオールズのブランドン・ハイド監督への厚い感謝を込めたマイク・エリアスGM兼副社長による紹介などは心に残った。

 ただし、この日一番のハイライトは、相席した須藤ご夫妻とのご縁。私が入り口で知人の「順子さん」と勘違いして声をかけたら、その人の名前も偶然「順子さん」だったという日本でもなかなかない出会い方をしたご夫婦。偶然は続くもので、ディナー席もお隣だった。

「たまたま大谷選手のスケジュールに関するユーチューブを見ていたら、食事会でニューヨークに来ることを知ったんですよ」と夫・和義さん。1981年に商社の仕事でニューヨークへ来たというアメリカ大先輩のお2人だが、大の大谷ファンである順子さんのために検索すると、記者協会のページからチケット購入が可能であることを発見。「彼女を驚かせようと思って、その場ですぐ買ったんです」。それが2日前で「一緒に食事ができるよ」と順子さんを招待したのだと言う。

 順子さんは「まさかそんな簡単にアワードディナーに参加できるなんてだまされているんじゃないかと思った」と目を白黒させていた。そんなエピソードを話してくれた夫婦の大谷選手を間近で見られた笑顔が本当にすてきだったので、あっという間に午前0時を過ぎてしまったが「また来たい」――。そんなふうに思えるイベントだった。

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◆ 「野球版オスカー」でも目立った大谷翔平の存在感、英語スピーチのみならず会を通し堂々たる姿

福島良一氏/情報:日刊スポーツ)

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 冬のニューヨークを訪れ、1月27日(日本時間同28日)に同市内のホテルで開催された全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の夕食会に参加しました。

 同会は由緒あるイベントで、初回は1924年1月27日、グランドセントラル駅に隣接したコモドアホテルで開催されました。約250人の球界関係者や記者たちがタキシードなどの正装に身を包み、地元ヤンキースの大スター、ベーブ・ルースらも来場し大盛況となりました。

 以来、毎年の恒例行事となり、ブロードウェイやハリウッドスターたちが会場を盛り上げ、49年にはドジャースのレオ・ドローチャー監督と結婚した新進女優ラレイン・デイも来場して花を添えるなど、いかにもエンターテインメントの街ニューヨークらしい華麗なる会となって行きました。

 その主役はもちろん球界を代表する大勢のスター選手たちです。

 毎年ア、ナ両リーグで新人王、サイ・ヤング賞、MVP、最優秀監督に輝いた全米野球記者協会選出の各賞受賞者や、地元記者が選んだ各賞受賞者も出席します。「野球版のオスカー」とも呼ばれるぐらい豪華な顔ぶれがそろいます。

 今年は99回目を迎え、ちょうど100周年という記念すべき会でもありました。

 ニューヨークのマンハッタン中心にある高級ホテルで開催された会には、約800人が参加しました。野球関係者や記者以外に一般人も参加できるとあって、大勢の日本人の姿が目立ちました。もちろん、2度目のMVPを受賞したドジャース大谷翔平投手(29)が目当てです。

 会は午後7時過ぎに始まり、昨年のハイライトシーンが映し出されたあと、ア、ナ両リーグの各賞受賞者が次々とステージに登場しました。大谷の隣に水原一平通訳、反対側に前アストロズ監督のダスティ・ベーカー氏が席に着きました。

 食事中は水原通訳を介さず、ベーカー氏と2人で談笑するなど終始リラックスした様子でした。その時、大勢の日本人が大谷の席に近づいて写真撮影。日本の人たちは食事どころでなかったようで、大谷を撮るのに一生懸命でした。

 約1時間の食事が終わると、いよいよ受賞者のスピーチが始まりました。両リーグの最優秀監督らに続き、ベーカー氏のプレゼンターによって早くも4番目に大谷が登場。最初から最後まで、約2分半にわたって英語でスピーチを行いました。

 大谷はア・リーグ新人王に輝き、19年に初めて同会に登場しました。21年MVP受賞の際はコロナ禍のため授賞式が中止になっており、これが5年ぶり2度目の出席です。前回はカンペで話題になりましたが、今回は米国人に聞いても「以前より発音が素晴らしく良くなった」と絶賛されていました。また「言葉の言い回しも良かった」と褒められていました。おそらく、水原通訳のアドバイスもあったのかと思います。

 その後も各受賞者のスピーチは続き、会は3時間以上にわたりました。その間、常に大谷は姿勢正しく、堂々とした姿が印象に残りました。

 【大リーグ研究家・福島良一】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「福島良一の大リーグIt's showtime!」)

 

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 ■ NOTE

 

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