2024年1月18日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷が、サプライズでビデオ出演した。18日、都内で第72回日本スポーツ賞表彰式が行われた。昨年WBCで3大会ぶりに優勝した侍ジャパンが大賞を受賞し、栗山英樹監督らが出席。大谷は、ビデオで登場し「みなさんこんにちは、大谷翔平です。昨年のWBC、日本スポーツ賞受賞、ありがとうございます。昨年に続き、今年もみなさんの期待に応えられるように、頑張ります。ありがとうございます」とメッセージを送った。

 

 

◯ 広島、ドジャース、ヤンキースで日米通算203勝を挙げた黒田博樹氏が18日、野球殿堂入りを果たし、ドジャースの後輩となった大谷について語った。

 

「エールですか。僕が言える立場じゃないと思いますけど、全くアメリカの中でもトッププレーヤーになってしまったので。僕がいちいち言えることではないと思いますけど。日本の代表として彼もたくさんの物を背負ってグラウンドに立っていると思うので、そういう部分では大変だと思うんですけど、今後また日本からアメリカに行く選手に少しでも勇気を与えられるように頑張ってほしいと思いますね」

 

「(ドジャース入りが決まった瞬間について)契約内容も含めてすごい契約をしたんだなっていうのと、日本人スタッフやスカウトの方といろんな交流がある中で、そういう人たちが非常に喜んでいたというのも、僕の中ですごく良かったなという気持ちになりました」

 

 

◯ ロサンゼルスタイムス紙が、エンゼルスのチームストアで大谷のお宝グッズを依然高値で販売していると紹介している。本塁打を打った時に着ていたユニホームは4万9995ドル(約740万円)、ホセ・アルテューベを三振に討ち取った時のボールは4995ドル(約74万円)、MVPの記念Tシャツは51・99ドル(約7700円)だ。お宝グッズについては在庫処分セールはしない。一方ドジャースのチームストアでは大谷関連グッズは売れ行き好調。大谷ユニフォームは190ドル(約2万8000円)、Tシャツは50ドル(約7405円)、ミニバットは42ドル(約6220円)だ。大谷ボールは売り切れで新たに仕入れている途中だという。

 

◯ MLBは17日(日本時間18日)、春季キャンプのバッテリー組、野手組の集合日などの日程を発表した。大谷、山本由伸が所属するドジャースは、韓国での公式戦開幕に備えて、最も早い2月9日(同10日)にキャンプインする。日本人選手が所属する球団の集合日は、以下の通り(日付はいずれも米国時間2月)。

 

 ◆カクタス・リーグ(アリゾナ州)

 

 ▽ドジャース(大谷、山本) バッテリー9日、野手14日

 

 ▽パドレス(ダルビッシュ、松井) バッテリー11日、野手16日

 

 ▽カブス(今永、鈴木) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽アスレチックス(富岡) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽ジャイアンツ(筒香) バッテリー15日、野手20日

 

 ◆グレープフルーツ・リーグ(フロリダ州)

 

 ▽レッドソックス(吉田) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽タイガース(前田) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽メッツ(千賀) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽レイズ(上沢) バッテリー14日、野手19日

 

 ▽ブルージェイズ(菊池) バッテリー15日、野手20日

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平&山本由伸をドジャースタジアムで生観戦したい! チケットを安全に購入する方法5選

千歳香奈子氏/情報:日刊スポーツ)

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大谷翔平投手と山本由伸投手が加入したロサンゼルス・ドジャース戦を本拠地ドジャースタジアムで観戦する計画を立てている方も多いことでしょう。日本からの観戦は、旅行会社のツアーに参加するか、個人でチケットを購入・手配するかのいずれかになると思いますが、現地でのチケット購入方法を紹介します。

 

いくつか購入方法はありますが、正規ルートや安全な購入方法を中心にまとめています。内容は1月15日時点のもので、変更になることもあります。

 

■ドジャースの公式サイトで購入

 

ドジャースの公式サイトを利用するのが、もっとも安全で確実な正規の購入ルートです。ただ、大谷人気もあってか、現時点でレギュラーシーズンの一般チケットの売り出しはしていません。

 

現時点で公式サイトから購入ができるのは、2月23日から3月13日のアリゾナで行われるオープン戦のチケットのみ。今後、追加販売される可能性もありますが、上記以外の試合のチケットを希望される方は、別の方法で購入する必要があります。

 

公式サイトは英語のみで、チケット代金に加えて1枚につき十数ドルの購入手数料が発生するので注意が必要です。

 

■チケット販売会社「チケットマスター」を利用する

 

アメリカでコンサートや舞台、スポーツ観戦チケットを購入する際にもっとも多く利用されるチケット販売会社が、Ticketmaster(チケットマスター)です。

 

サイトは英語のみですが、日本からも購入が可能です。名前やメールアドレスなどを登録してアカウントを作成し、クレジットカードで購入することができます。現在、3月28日のホーム開幕戦を含めてシーズンチケットを販売していますが、販売価格が高めなのとチケット価格の10%前後の手数料(2種類の手数料)が加算されるのがデメリットです。

 

■転売サイトからの購入

 

日本と異なり、アメリカではチケットの転売は合法のため、人気の高いスポーツイベントや入手困難なコンサートのチケットは転売サイトを利用するのが一般的。さまざまな転売サイトがありますが、名の知れた大手サイトが安全です。

 

有名どころでは、「StubHub(スタブハブ)」や「SeatGeek(シートギーク)」などがありますが、「viagogo」は日本語サイトがあるので言葉に不安がある人は安心です。

 

入手困難なチケットや公式サイトには出回らないプレミアムな座席もあるので、最前列など良い席で見たい人にもお勧めです。ただ、あくまで転売サイトなので通常チケット価格より高額だったり、値段も頻繁に変動するのを理解した上での利用となります。また、チケット代金とは別に30~40%くらいの手数料もチャージされ、購入後にキャンセルや変更ができなかったり、購入タイミングによってはチケットが直前まで届かない場合などもあります。

 

■現地の日系旅行会社の日帰りツアーを利用

 

日本語でやり取りができ、ホテルからの送迎もお願いできる現地の日系旅行会社なら言葉の不安や手配のわずらわしさ、移動手段などを心配せず観戦が楽しめます。チケットの代行手配も行っているLAダウンタウンにある「エレファントツアー」なら、出発前に日本からチケットの申し込みができるので安心です。

 

■球場で当日券を購入

 

空席がある場合は、当日に球場のバックネット側にあるチケット販売窓口にて直接チケットが購入できます。ただし、必ず買える保証はなく、人気試合は完売になることも多いので注意が必要です。ただ、購入手数料がない分オンラインより安く購入できるメリットもあります。

 

※現在、ドジャースは紙のチケットは廃止しており、電子チケットのみの取り扱いとなっているため、入場にはスマホとアプリのダウンロードが必要です。

 

(米ロサンゼルスから千歳香奈子。ニッカンスポーツ・コム「ラララ西海岸」、写真も)

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◆ 大谷翔平の「男気」巨額契約は本当に美談なのか?

プチ鹿島氏/情報:Newsweek)

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<スポーツ紙的な浪花節と相性の悪かった大谷だが、ドジャースと巨額の後払い式契約を結び、チームのため「男気」を見せたと書き立てられた。だが果たしてぜいたく税の回避は美談なのだろうか?>

 

私はスポーツ新聞が大好きだ。ド派手な見出しでにぎやかな紙面。毎日お祭りみたいでワクワクする。ただ、ここ10年ほどひそかに思ってきた。「新聞と大谷翔平は相性が悪いのでは?」。スポーツ新聞や一般紙のスポーツ面は大仰な表現、浪花節的語り、美談が得意だ。だからプロ野球や相撲など伝統的ジャンルと相性がいい。

 

だが大谷翔平はこうした「活字野球」には合わない印象がある。プレーそのものがすごすぎて大仰な表現が安っぽく見えてしまうのだ。例えば次の見出し。

 

「男気 黒田が魅せた」

「怪物 大谷が決めた」

 

これは2016年10月の日本シリーズ第3戦を伝えた朝日新聞スポーツ面の見出しだ。

 

■大谷がスポーツ紙に「ハマった」瞬間

 

当時の日本ハムには大谷がいて広島カープには黒田博樹投手がいた。黒田は大リーグの高年俸を蹴って広島に復帰したことが浪花節的に伝えられるなど、スポーツ新聞映えするスターだった。ここでも「男気」と書かれている。

 

一方でサヨナラ打の大谷を「怪物」と呼ぶ表現は全くピンとこなかった。アスリートとして優れていることを無理やり怪物と呼んでもなぁ。大仰な表現と大谷は相性が悪い。当時からそう感じていた。

 

ところがである。そんな大谷がついに浪花節的な見出しにハマったのだ。昨年12月にドジャースとの巨額の契約を発表したときだ。

 

米メディアによると10年7億ドル(約1000億円)の約97%が後払いで、年俸は200万ドル(約2億8600万円)。これでチーム年俸総額が一定額を超えると課されるぜいたく税を回避でき、ドジャースはさらなる補強を進められるという。

 

これを報じた日本のスポーツ新聞の見出しをいくつか紹介しよう(12月13日分)。

 

「大谷 986億円後払い! スーパー男気契約だった」(サンスポ)

「大谷 世界が驚く男気契約 97%後払い」(日刊スポーツ)

 

きたー、「男気」! 浪花節が合わないと思っていた大谷が「男気」である! チームのため後払いを選んだのが、スポーツ新聞が大好きな美談にぴったり。ここにきてスポーツ新聞と相性がいい大谷なのである。

 

プロスポーツの見方を揺さぶる大谷

 

しかしだ。記事を読み進めると、後払いは「本当に美談なのか?」と思ってしまった。各紙は「ぜいたく税を免れ、大谷もドジャースもメリット」と解説しているが、それって要は、資金力のあるチームがさらに資金をつぎ込めるようにするテクニックを駆使しただけでは? もっと言えば、ぜいたく税が導入された目的である「球団間の戦力差解消」の抜け穴を突いただけではないか?

 

これを美談として語ることのできる前提は1つある。それは「とにかく勝ちたい」というチームや選手の目的に皆が理解を示せばいいのだ。勝つためにカネを注ぐのは別に悪くないと認めればよい。

 

となると、今まで日本では選手獲得にカネをかけると「金権野球」「金満球団」と批判されたが、今後はそんな批判は成り立たなくなるのか? 大谷翔平はすごすぎて、スポーツ新聞の論調や私たちのプロスポーツの見方まで揺さぶっている。

 

プチ鹿島(時事芸人)

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◆ 大谷翔平の加わったドジャースは「気に食わない」 獲得逃した球団のエースが本心語る「あそこだけは…」

(情報:THE ANSWER)

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 米大リーグのドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1014億円)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円)という巨額で獲得し、金満補強として眉をひそめる人もいる。古くからライバル関係にあるジャイアンツのエース、ローガン・ウェブ投手も「彼らの何かが気に食わない」と対抗意識をむき出しにしている。

 

 米カリフォルニア州サンフランシスコの地元ラジオ局「KNBR」で語ったもの。同局が公式X(旧ツイッター)で動画を公開している。

 

 この中で司会は「ドジャースがオオタニとヤマモトと契約した。我々はすでにドジャースのことが嫌いで、彼らは2021年を除いてずっと地区優勝している。今、彼らはオオタニとヤマモトを加えた」と状況を説明。「ローガン・ウェブは怒っているのか、競争心メラメラなのか、不満が溜まっているのか、どんな言葉がふさわしいだろう」と質問を投げかけている。

 

 これにウェブは「ドジャースが彼らと契約して動揺したよ」と第一声。「自分はジャイアンツに2014年に入団してから今年で10年目だ。はっきりしたことは分からないけれど、彼らの何かが気に食わないんだ。説明できないんだよね。(今回の大型補強は)それをより増長させた」と、感情的な言葉を並べている。

 

 更に大谷のドジャース入りについても「見たくなかったね」とキッパリ。ジャイアンツも獲得に乗り出していたこともあり「我々が獲得できたらと思っていた。エンゼルス以外と契約するのであれば、あそこ(ドジャース)だけは避けてほしかった。我々ジャイアンツの選手たちはみんなで連絡を取り合っていたんだ。嬉しくなかったね」とした。

 

 ジャイアンツとドジャースは、両チームがともにニューヨークを本拠地としていた時代から長いライバル関係にある。ウェブは「今はその現実と向き合うしかない。話すばかりじゃなくてね。ただプレーして最善を尽くし、彼らを負かさないとね」と来るシーズンへ向け意欲満々だ。

 

 ウェブは3年連続2桁勝利を挙げており、昨季は11勝13敗、防御率3.25。投球回数216回は両リーグトップだった。大谷との対戦や山本との投げ合いが注目されそうだ。

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 ■ NOTE