2024年1月4日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ ブルージェイズのロス・アトキンスGMが3日(日本時間4日)、オンライン会見を行い、大谷の争奪戦後、初めてメディアに対応し、最後まで候補に残りながら獲得を逃した経緯を振り返った。

「交渉の経緯には、手応えを感じていた。結果的に我々が望んだ結果にはならなかったが、オーナーシップや球団は一丸となって力を尽くした」

「我々はもちろん、結果に落胆した。私のキャリアで最も辛い電話を受ける形になったが、同時に、組織一体となって最大の努力したことは、この街、そしてカナダにとって、意味のあることだった。彼(大谷)が、このチーム、街、国に対して、比類ない愛着を感じてくれていたことを、私は信じる。しかしながら、我々は前に進んでいかねければいけない」

「(他球団とより良い条件で契約するために、大谷と代理人側に操作の意図があったと思うか)ノー。それは絶対にない。むしろ、その逆だと思う。交渉は、正真正銘であり、本物だった」

 

◯ ドジャースのマックス・マンシー内野手が、同僚となる大谷について語った。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したマンシーは、今オフのドジャースの補強について「金額には少し驚いたかもしれないけど、チームが獲得した選手については驚かないよ」と感想を口にした。さらに「(ドジャースは)ヤマモトについて何年も話題にしていた。僕の覚えているところでは、3~4年前に(山本由伸についてドジャースの)球団関係者が話をしていた。ショウヘイがFAになる際、どの球団が彼の獲得を狙うんだろうとかね。(山本の)名前は長い間僕の耳にも入っていたよ。チームが本当に欲しかった選手だと思う。だから、獲得した選手の名前を聞いても特に驚かないよ。大金だったから、お金については驚きだけどね」と話す。

 

◯ 2026年に行われる第6回WBCの開催地に、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークのあるテキサス州ヒューストンが立候補したと3日(日本時間4日)地元紙ヒューストン・クロニクルが報じた。昨年3月の大会では準決勝、決勝はフロリダ州マイアムで開催され、米国、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリスの5カ国による1次ラウンドC組がアリゾナ州フェニックスで行われた。過去、WBCは米国の都市ではカリフォルニア州ロサンゼルス、同サンディエゴ、サンフランシスコなどで開催されているが、ヒューストンはまだ開催経験がない。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ ドジャースが引き続きジョシュ・ヘイダーの獲得を狙う 昨季王者レンジャーズとの争奪戦か

(情報:MLBジャパン)

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 今オフの移籍市場は、ここまではドジャースの独り舞台と言っても過言ではなく、昨季100勝を挙げたチームに大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーが加わった。しかし、ドジャースの大型補強は完了したわけではなく、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、ドジャースは引き続きジョシュ・ヘイダーの獲得を目指しているという。同地区ライバルのパドレスからFAとなったヘイダーは、球界有数のクローザーとして活躍を続けている左腕。ドジャースは絶対的守護神まで手に入れることになるのだろうか。

 現在29歳のヘイダーは2017年にブリュワーズでメジャーデビューし、2018~19年と2021年にナ・リーグ最高のリリーフ投手に贈られるトレバー・ホフマン賞を受賞。2022年は大きく成績を落とし、シーズン途中にパドレスへトレードされたが、昨季は61試合で2勝3敗33セーブ、防御率1.28と復活を遂げ、3年連続5度目となるオールスター・ゲーム選出を果たしたほか、「オールMLB」の1stチームにも選ばれた(2年ぶり3度目)。抜群の実績を引っ提げてFAとなり、エドウィン・ディアス(メッツ)の5年1億200万ドルを上回る、リリーフ投手史上最高額の契約を望んでいることが報じられている。

 ドジャースは先発ローテーションに山本とグラスノーを加えた一方、ブルペンの補強にはほとんど手を付けておらず、今季もクローザーのエバン・フィリップスを中心に、ブルスダー・グラテロル、ケイレブ・ファーガソン、ジョー・ケリーらが試合終盤の重要な場面を担うことが予想されている。ヘイダーの獲得に成功すれば、昨季68試合で防御率1.20のグラテロルと62試合で防御率2.05のフィリップスがセットアッパーを務めることになり、球界トップクラスの勝ちパターンが形成される。

 ただし、モロシ記者は「昨季王者レンジャーズをヘイダーの移籍先候補から排除することはできない」としている。レンジャーズの最大の弱点がブルペンであることは明白であり、決して強力とは言えなかったブルペンからウィル・スミスとアロルディス・チャップマンの両左腕が抜けている。ドジャース以上にヘイダーを必要としているチームであることは間違いない。モロシ記者は「レンジャーズがどれくらいお金を使えるかはわからない」としつつも「ヘイダーの争奪戦が長期化し、1月下旬から2月上旬ごろまで市場に残っていれば、レンジャーズがヘイダーをかっさらう可能性はある」との見解を示した。

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◆ 藤浪晋太郎 報道に「もうほっといてくれ」「お母さんに勉強しなさいと言われた時の心境」と振り返る

(情報:デイリースポーツ)

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 米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎(29)が3日、カンテレで放送された「鶴瓶×球児のスポーツな噺 8SPORTS新春SP」で、メジャーに挑戦した1年を振り返った。藤浪は昨年1月、阪神からアスレチックスに移籍。同7月にトレードでオリオールズに移籍した。

 密着映像とインタビューでひもといた、アメリカに渡った藤浪の姿。「人いっぱいおっても、誰も俺のこと知らん、ってのがええよね」と穏やかな微笑みを浮かべ、「別に見たくなくても、ヤフーを見たら(自分の記事が)上がってくるんで、『もうほっといてくれ』って感じなんですけど。なんですかね、落ち込む、腹立つ、っていうより、めんどくさい。勉強しようと思ってたのに、お母さんに『勉強しなさい』と言われてた時の心境みたいな感じですかね。もう分かってるから、と言うような」と苦笑いで振り返った。

 アスレチックス時代には、コーチや監督、選手から「フジ、お前は何で自分の真っ直ぐ(ストレート)に自信を持っていないんだ。お前が自分自身を一番疑っているじゃないか」と言われたという。「俺より俺のこと信じてくれているし、めちゃくちゃポジティブやなと」。当時最速164キロだったストレート。周囲の言葉にハッとしたという。

 「失敗に対して、日本は厳しいですよね。向こう(アメリカ)は、失敗すりゃいいやん、トライして失敗して。で、考えてより良くしていく。よりよい失敗をしようや、って考え方なんで」。トライ&エラーの精神を学んだ。

 オリオールズへの移籍は、監督室に呼ばれ、知らされた。監督がとっておきのウィスキーを出し、みんなで乾杯。翌日には大急ぎで荷物をまとめ、ボルチモアに飛んだ。「必要にされてるんだな」とうれしかったという。藤浪は「とんでもない濃い1年を過ごせた。全然後悔してることはないですし、いい人生を送っていると思います」と力強く語った。VTRを見終えた笑福亭鶴瓶は「大リーグがあって良かったですよね」とうなずいていた。

 大リーグで大きくなった藤浪。元阪神の投手、能見篤史氏は昨年11月、SNSに197センチの藤浪との2ショットを投稿し、「身体も人としての器も大きくなった感じがしました」「#私が小さくみえる」と記した。能見氏は180センチ。

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◆ 松井秀喜氏 指導者としての日本球界復帰は「ゼロだとは思っていない」「十分可能性はあると思います」掛布氏との対談で激白

(情報:デイリースポーツ)

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 阪神の4番として活躍し、ミスタータイガースの異名をとった掛布雅之氏が4日までに、自身のYouTubeチャンネル「掛布雅之の憧球」に新規投稿。「presented by DID大同工業」として巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏がゲスト出演し、指導者としての日本球界復帰について「ゼロだとは思っていない、自分の中で」と現在の胸中を語った。

 掛布氏との対談で巨人からFA宣言する際の経緯や、メジャーでの現役生活を赤裸々に振り返った松井氏。掛布氏から「指導者として日本の球界に戻るという気持ちはないんですか?」と問いかけられ「全く無いことはないですね」と明かし、「ゼロだとは思っていないです。自分の中で」と語った。

 「色んなタイミングが合えば。あとは先方の方も色んなタイミングがある。お互いのタイミングがあえばね、十分可能性はあると思います」と松井氏。これを聞いた掛布氏は笑顔で「安心しました」と語り、「もう一度、日本の球界のユニホームをね。まあ巨人になるんだと思いますけど。着て、松井さんの姿をちょっと見たいなという。本当に松井ファンの1人ですよ。あなたが私に憧れたように、もう一度あなたのユニホーム姿に憧れる掛布でいたいわけよ」と期待を寄せた。

 「良いこと言うだろ?」という掛布氏の言葉に、松井氏も思わず苦笑いを浮かべ「何か良いこと言いますね」と鋭いツッコミを繰り出す場面も。内容の濃い対談となった。

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 ■ NOTE