2024年1月3日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 昨季ア・リーグMVPに輝いた大谷が、27日(日本時間28日)にニューヨークのホテルで開催されるニューヨーク全米野球記者協会(BBWAA)主催の授賞式ディナーに出席することが決まった。ニューヨークBBWAAに所属するニューヨーク・ポスト紙のマイク・プーマ記者が2日(同3日)「オオタニも出席予定になっている」と、X(旧ツイッター)で明らかにした。昨季サイ・ヤング賞に輝いたヤンキースのゲリット・コール投手(33)らBBWAA選出の各賞受賞者や、ニューヨークの地元記者が選んだ各賞受賞者も出席する。出席者はタキシードなどの正装スタイルでステージに登場し、スピーチなどを行う予定。ディナーショー形式で、観覧希望者には1枚325ドル(約4万5500円)で入場券が販売されている。 

 

◯ 大リーグ公式サイト「MLB.com」が2日(日本時間3日)、2024年の各チームのパワーランキングを紹介。大谷が加入したドジャースは2位となった。同サイトは「ドジャースが大谷、山本、グラスノーを獲得したからといって、ランキングで1位になるわけではない」とし、パワーランキングのトップには昨季、メジャー最多104勝を挙げたブレーブスが立った。その理由として、ナ・リーグMVPのロナルド・アクーニャを筆頭に同リーグ本塁打王のマット・オルソン、オースティン・ライリーら強打者がそろっていることを挙げ「現時点で勝つために構築されたチーム」と紹介した。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 2024年最初のパワーランキング発表 現時点の「最強チーム」はドジャースではなくブレーブス

(情報:MLBジャパン)

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 日本時間1月2日、MLB公式サイトは2024年最初のパワーランキングを発表した。30チームの順位は同サイトの11人の記者の投票によって決められており、投票に参加したうえで記事執筆を担当したウィル・レイッチ記者は「ドジャースが大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーを獲得したからといって1位になるわけではない」と記している。オフシーズンはまだ半ばだが、現時点の「メジャー最強チーム」にはブレーブスが選出された。

 今オフのブレーブスは細かなトレードを繰り返しているものの、目立った補強はレッドソックスからクリス・セール、マリナーズからジャレッド・ケルニックを獲得したくらい。それでも2023年シーズンに両リーグ最多の104勝をマークしたチームが「メジャー最強」という評価に変わりはなかった。打線にはMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.を筆頭に、オースティン・ライリー、マット・オルソン、オジー・オルビーズなど強打者がズラリ。奪三振王のスペンサー・ストライダーに加え、昨季は故障でフル稼働できなかったエース左腕のマックス・フリードも戻ってくる。投打とも大きな穴はなく、「メジャー最強」は決して過大評価ではないだろう。

 今オフの大型補強によって大幅な戦力アップに成功し、最強チームとなった感もあるドジャースだが、最初のパワーランキングでは2位にとどまった。打線の破壊力でブレーブスに見劣りするのに加え、確実に計算できる先発投手が不在であることが大きく響いたとみられる。大谷は右ひじの手術で投げられず、山本はまだメジャーのマウンドで1球も投げていない。グラスノーは自己最多が120イニングという「ガラスの右腕」であり、ウォーカー・ビューラーは2度目のトミー・ジョン手術明けだ。ド派手な補強のインパクトは強いものの、それがどれだけの効果を示すかはシーズンが始まってみないとわからない。

 MLB公式サイトが発表した2024年最初のパワーランキングの順位は以下の通り。

1 ブレーブス
2 ドジャース
3 レンジャーズ
4 オリオールズ
5 フィリーズ
6 アストロズ
7 レイズ
8 ヤンキース
9 ダイヤモンドバックス
10 ブルージェイズ

11 マリナーズ
12 メッツ
13 カブス
14 ブリュワーズ
15 レッズ
16 パドレス
17 ツインズ
18 カージナルス
19 レッドソックス
20 タイガース

21 マーリンズ
22 ジャイアンツ
23 ガーディアンズ
24 エンゼルス
25 ロイヤルズ
26 パイレーツ
27 ホワイトソックス
28 ナショナルズ
29 ロッキーズ
30 アスレチックス

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◆ 【連載コラム】第45回:大きな不安を残すドジャースの先発投手陣 180イニングを計算できる投手は皆無

村田洋輔氏/情報:SPOTV NEWS)

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年が明けて2024年になりました。皆様ご存じのとおり、MLBの2024年レギュラーシーズンはドジャース対パドレスの韓国開幕シリーズからスタートします。

エンゼルスからFAとなった大谷翔平と10年7億ドルの歴史的な契約を結んだドジャースは、ポスティング制度によるメジャー移籍を目指していた山本由伸と投手史上最高額となる12年3億2500万ドルで契約し、レイズからトレードで獲得したタイラー・グラスノーとも5年1億3656万2500ドルで契約を延長。昨季100勝を挙げ、11年連続のポストシーズン進出を成し遂げたチームにこれだけの新戦力が加わったことで「メジャー最強チームになった」とワールドシリーズ制覇を期待する声が高まっています。

しかし、昨季も弱点となっていたドジャースの先発投手陣は、決して盤石の布陣になったわけではありません。昨季はトミー・ジョン手術のリハビリに専念したウォーカー・ビューラーのほか、トニー・ゴンソリンやダスティン・メイが故障離脱。フリオ・ウリアスはDV疑惑で離脱してしまい、故障がちなクレイトン・カーショウの24先発&131回2/3がチーム最多という状況でした。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズにはカーショウ、ボビー・ミラー、ランス・リンという先発トリオで臨みましたが、3投手とも役割を果たせず、屈辱のスイープ負け。今オフ、ドジャースは「最優先事項」だった大谷獲得に成功したあと、先発補強に注力し、山本とグラスノーを手に入れたというわけです。

今季は大谷が右ひじの手術のリハビリで投げられないため、山本、グラスノー、ビューラーが3本柱を形成。昨季メジャーデビューして11勝を挙げたミラーが4番手に入り、5番手はエメット・シーアン、ギャビン・ストーン、ライアン・ヤーブローらが争う見込みとなっています。しかし、山本はまだMLBのマウンドで1球も投げておらず、メジャー1年目からどれくらいやれるかは未知数。千賀滉大(メッツ)がメジャー1年目に中4日の登板が3度しかなかったように、1年目は慎重に起用される可能性もあります。エース級のポテンシャルを持つグラスノーは非常に故障が多い選手として知られており、昨季の120イニングが自己最多。メジャー8年間で規定投球回をクリアしたシーズンが一度もありません。2022年シーズンに開幕投手を務めたビューラーは2度目のトミー・ジョン手術からの復帰1年目。イニング制限が設けられる予定となっており、フル稼働は期待できないでしょう。

山本、グラスノー、ビューラーと名前だけを見れば非常に豪華な3本柱ですが、残念ながらシーズン30先発&180イニングを計算できる投手は一人もいないのが実情。4番手のミラーも「2年目のジンクス」に陥る可能性があり、過度な期待は禁物です。昨季のドジャースは135イニング以上投げた投手が一人もいないにもかかわらず、2位以下に大差をつけて地区優勝しており、「多くのイニングを計算できる投手がいない」というのは大した問題ではないのかもしれません。とはいえ、ワールドシリーズ制覇の可能性を高めるためにも、シーズン開幕までに計算できる先発投手を1人加えておくのが理想だと思います。

FA市場でブレイク・スネルを狙うのもよし。トレード市場でシェーン・ビーバー(ガーディアンズ)やコービン・バーンズ(ブリュワーズ)を狙うのもよし。ドジャース先発陣の「ラストピース」が誰になるか、今後の動向に注目です。

文=MLB.jp 編集長 村田洋輔

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◆ 大谷翔平愛犬Tシャツが爆売れ…次の一手は水原通訳? 会社代表も検討「OKであれば」

川村虎大氏/情報:フルカウント)

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すでに“次の一手”も頭の中にある。名前が判明してからわずか3時間後に発売されたドジャース・大谷翔平投手と愛犬「デコイ」のTシャツは四半期最大の売り上げになった。Tシャツの製作、販売会社「RotoWear」のケニー・テベロウィッツ代表が取材に応じ、今後の“大谷Tシャツ”の構想を明かした。


「RotoWear」はメジャーリーガーのTシャツを制作する会社で、デザインから発送まで全てテベロウィッツ代表ひとりで行っている。そのため「1度に10個くらいのデザインを発表することはありません。1つずつリリースしています」とするが、新たな“大谷Tシャツ”は既に製作済み。「シーズン開幕が近づいたら発表する予定です」と明かす。

 ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手やパドレスのマニー・マチャド内野手らだけでなく、日本選手でもパドレス・ダルビッシュ有投手、メッツ・千賀滉大投手らが過去に着用している。大谷は着用経験はないが「でも、イッペイ(水原通訳)が着たのは見たことありますよ」と教えてくれた。

 水原通訳が着用していたデザインは「兜Tシャツ」。昨季、エンゼルスのホームランセレブレーションで行われた兜を被る儀式をモチーフにしたシャツだ。他のチームメートとともに水原通訳もたびたび着用していた。

 テベロウィッツ代表は“水原通訳”Tシャツ作成も検討している。しかし、選手ではないため、本人の許可が不可欠。「彼1人のデザインですかね。彼がOKであれば、もちろん作ります」と笑った。

川村虎大 / Kodai Kawamura

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◆ 大谷翔平の“選ばれし200人”の1人になり歓喜 ウガンダ選手に海外祝福「良いこと起きる兆候だ」

(情報:THE ANSWER)

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 米大リーグ・ドジャースと10年契約を結んだ大谷翔平投手。メジャー屈指の大スターとなった二刀流は、インスタグラムのフォロワー数も693万人を誇る。そんな大谷からフォローされたウガンダ出身の選手が歓喜したことで話題に。海外ファンからも「これは良いことが起こる兆候だ」「彼は努力する人が好きなんだ」と注目を集めた。

 フォロワー693万人を誇る大谷。逆にフォローしているのは200人ちょっとだが、選ばれし1人となったのがデニス・カスンバ捕手だった。アフリカ・ウガンダの恵まれない環境でタイヤやレンガを使い、工夫してレベルアップに励んでいた様子が話題となり、米メディアからも注目された存在。2023年の「MLBドラフトリーグ」に招待されており、今後の成長に期待がかかる。

 そんなカスンバは、自身のXに歓喜の“証拠”を投稿。「フォローバック」の文字を黒く囲んだ大谷のプロフィール画面をスクショした画像とともに「野球史で最高の選手の1人にフォローされるのは夢のようだけど現実だ!! 僕の努力が認識されて誇りに思う。このフォローは僕にとって大きな意味を持つ! “it’s SHOWTIME”」と夢見心地で喜びを記していた。

 大きなモチベーションを得た様子の若手捕手のカスンバに、海外ファンも「とてもアメージング! いつかMLBであなたを見られることを願っているよ」「おめでとう!」「これは良いことが起こる兆候だ」「彼は努力する人が好きなんだ」「素晴らしい!」「夢を追いかけ続けて!」「これはとってもクールだ!」「誰かこの男にチャンスを与えてやってくれ。これはとてもハートウォーミングだ」などとコメントが集まっていた。

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