image

 

2023年12月25日

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

-------------------------------------------------------------

 

特になし

 

-------------------------------------------------------------

 ■ ロサンゼルス・エンゼルス情報

-------------------------------------------------------------

 

◯ マイク・トラウトが24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムに新規投稿。家族写真をアップし「マイク・トラウトからメリークリスマス」と記した。抜群の実績に加え、大谷翔平と6年間、チームメートとして歩んできたことで日本のファンからも認知度が高い選手。大谷がMVPを獲得した際には「誇りに思うよ、ブラザー」とつづっていた。

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 球界情報

-------------------------------------------------------------

 

◯ オリオールズFAの藤浪晋太郎が25日、自身のインスタグラムを更新し、クリスマス恒例となっている筋トレ動画を配信した。ストーリーに、苦悶の表情でかなりの重量が予想されるバーベルをカールする動画を投稿し「日本男児たるものXmasは黙って筋トレやろ(3年連続3回目)」とコメントを添えた。藤浪は阪神時代からクリスマスに筋トレの様子を投稿するのが恒例。世間が聖夜の雰囲気に包まれる中、今季からメジャーに挑戦した右腕は、来季の活躍へ向けて黙々と汗を流した。

 

 

-------------------------------------------------------------

 ■ 注目記事&コラム

-------------------------------------------------------------

 

◆ 【独自】大谷翔平“企画”のビバリーヒルズ食事会 山本由伸と寿司や肉を堪能…おかわりした好物とは? 移籍祝いの特別コース“3万6000円”

(情報:FNNプライムタイム)

###

メジャーリーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平選手(29)が12月24日、自身のSNSに同じくドジャーブルーのユニフォームを着ることになった山本由伸投手(25)との食事会の写真を投稿。

 

笑顔で映る2人は、北海道産のウニを贅沢にのせた握りや冬に脂がのるヒラメなど、絶品の寿司に舌鼓を打ったという。

 

通訳の水原氏も一緒に ドジャース入団をお祝い

“青の最強タッグ”が寿司をつまんだのは、ドジャースタジアムから車で約20分の高級住宅街・ビバリーヒルズにある高級和食店「マツヒサ」。

 

大谷選手が真ん中、その右側に山本投手、左側には通訳の水原一平さんと並んで座っていたという。

 

今回のロスでの食事会は、山本投手のドジャース入団を祝うため、大谷選手が企画したものだということだ。最初に口にしたのも“めでたい一品”だった。

 

和食店の店員:

社長の奥さんがお赤飯を作って、社長からタイの姿焼きを最初に出しました。

 

お祝いの席ということで出されたタイの姿焼き。そして、メイン料理は、高級魚ノドクロやマグロの中トロなどの握り。

 

2人はそれぞれ好物を追加したという。

 

和食店の店員:

大谷さんは白身が好きなので、ヒラメを注文していましたね。山本さんの方はイカが好きだったみたいで、イカをおかわりしていました。

 

他にも、A5ランクの宮崎牛の網焼きにタラバガニの天ぷら、手打ちそばなど、ごちそうざんまい。この日のために用意された特別コースだ。

 

気になるお支払いは…?

 

和食店の店員:

社長のお祝いのプレゼントです。喜んでましたね。

 

2人は、日本円で1人約3万6000円以上のコース料理をお店から“ごち”になったという。

(「イット!」12月25日放送)

###

 

◆ メジャーが日本野球を認めた証し 野茂1000万円挑戦から29年経て大谷翔平、山本由伸が巨額契約

四竈衛氏/情報:日刊スポーツ)

###

<日本人ブランド 連載1>

 

 メジャーが、本当の意味で日本野球のレベルを認めた証しと言っていい。大谷翔平投手(29)がドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約したのに続き、山本由伸投手(25)もド軍と12年総額3億2500万ドル(約455億円)で契約を交わした。大谷はプロスポーツ史上最高額、山本はメジャーの投手史上最高額。なぜ、日本人選手がこれほど破格の評価を受けるのか。95年の野茂英雄以来、「日本人ブランド」が上がってきた過程を、3回にわたって探る。

 

    ◇   ◇   ◇

 

 1015億円。一般社会とは比較にならない年俸を手にするプロアスリートとはいえ、だれもが現実味を感じられないほど桁外れの数字となった。「二刀流」で球界の常識を覆した大谷は、確かに特例かもしれない。だが、まだメジャーのマウンドで1球も投げていない山本も、巨額の契約を結んだ。それほど「日本人ブランド」への信頼感は着実に高まっていた。

 

 野茂英雄がメジャー移籍して以来、来年で30年目。当時は、米移籍のルールが整備されておらず、野茂と代理人の団野村氏は「任意引退」の手続きを経た末、球界全体から猛批判を浴びながらドジャースとの交渉を続けた。95年2月に交わしたのは、契約金200万ドルながらもマイナー契約で年俸はわずか10万ドル(当時のレートで約1000万円)。90年のデビュー以来、4年連続最多勝、最多奪三振などの実績を残し、「日本のエース」だった野茂は、移籍前の年俸1億4000万円から大幅ダウンを受け入れたうえで海を渡った。

 

 今でこそ「パイオニア」と呼ばれるものの、当時は周囲から「裏切り者」との声も聞かれ、好奇の目にさらされた。その後の活躍で「野茂マニア」と呼ばれるファンが出現するほどの人気を集め、球宴では先発投手も務めた。それでも、当時は日本人がメジャーで「活躍できるか」以前に、「通用するのか」のレベルで語られる時代だった。

 

 01年、NPBで7年連続首位打者を獲得したイチローが、初めてポスティング制度でマリナーズ入りした際も、依然として「半信半疑」の空気は残っていた。当時は、メジャー全体に筋肉増強剤の「ステロイド禍」が広がり、本塁打依存でパワー全盛の時代。体が細いコンタクト打者のイチローに対しては、冷ややかな視線が注がれていた。ところが、初の日本人野手としてデビューしたイチローは、周囲の「逆風」をはね返し、1年目に新人王&MVPを獲得。04年には262安打の年間最多安打をマークし、スーパースターへの階段を駆け上がった。

 

 時代によって物価も違えば、メジャー全体の収益も違うため、金額の比較をすることに意味はない。ただ、野茂が渡米した当時、日本人選手がメジャー最高額の年俸を手にすることなど、だれも想像できるはずがなかった。【四竈衛】

###

 

◆ 第2のピアザ誕生なるか…大谷翔平のドジャース移籍で注目集めたケリー&妻アシュリーさん

斎藤直樹氏/情報:日刊スポーツ)

###

 第2のピアザ誕生なるか。95年に野茂英雄がドジャースに移籍し、1年目から大活躍。日本でもメジャーリーグブームが起きた。毎日のようにドジャース戦が放送され、1番デシールズ(バトラー)、2番オファーマン、3番ピアザ、4番キャロス、5番モンデシーと、すっかり打順を覚えてしまった野球ファンは少なくなかった。今年でいえば、エンゼルスの選手についてはスターのトラウトだけでなく、オハピーやレンフロー、ウォードやネトを覚えたようなものだ。

 

 マイク・ピアザは主砲というだけでなく、野茂とバッテリーを組んでいたこともあり、日本でも特に人気を集めていた。イタリア系で、ひげと伸ばした後ろ髪もおしゃれだった。これに目を付けたのがCM業界。建設機械メーカーのコマツのCMに出演することになった。「ジャストミート」というセリフまであった。CMに野茂は登場することなく、ピアザが単独出演していた。石川県にルーツを持つコマツが、同県出身の松井秀喜のヤンキース移籍に伴い、ヤンキースタジアムの右翼席に広告を出す8年も前のことだ。

 

 前置きが長くなったが、今回取り上げたいのは、ドジャースのジョー・ケリー投手(35)だ。19年からドジャースでは背番号17をつけていた。今回、大谷が加入することで背番号を譲り、99番に変更となった。大学時代にもつけていただけに、愛着もあった。それでも「もし大谷がこれからも成績を残し続けるなら、彼は将来的に殿堂入りし、私の背番号も永久欠番となる。それが私が殿堂入りする最も近い方法だよ」。ジョークを飛ばすなど、快く譲った。ケリーはメジャー12年で450試合に登板し、53勝37敗7セーブ、90ホールドという中継ぎ投手だ。

 

 妻アシュリーさんがインスタグラムに投稿した動画が最高だった。軽快なワムの音楽とともに、ポンポンと夫の背番号17のTシャツを自宅の庭に投げ捨てた。そして、白いTシャツを着た夫の背中にマジックで「KELLY99」と書き入れた。ユーモアあふれる、すてきな動画で、大谷に喜んで背番を譲る様子が伝わってきた。大谷が返礼品として高級車ポルシェを贈った様子も披露。なんともハッピーな一件落着となった。

 

 一連の流れは、多くの日本人の心に深く刻まれたはずだ。ケリーと妻アシュリーさんは、今やオールスター選手より有名だ。しかも抜群の好感度。アシュリーさんは美人でもあり、夫婦ともに清潔感もある。これは、日本の企業がCMに起用してもおかしくはない。今年はヌートバー(カージナルス)が、WBCの日本代表入りをきっかけに、メガネや食品のCMに出演した。流れもきているだけに、ケリー夫妻の今後に注目したい。【斎藤直樹】

 

 (ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「斎藤直樹のメジャーよもやま話」)

###

 

◆ 大谷翔平、山本由伸…なぜメジャーは桁外れの巨額契約を実現できるのか?広がる日米格差、背景に『放映権料』と『スポーツベッティング』の恩恵

阿部太郎氏/情報:中日スポーツ)

###

◇番記者が見た

 

 大谷翔平が10年7億ドル(約1015億円)、山本由伸は3億2500万ドル(約463億円)と、大リーグでは日本のプロ野球選手とは比較にならない桁外れの巨額契約が結ばれている。2人がトッププレーヤーだとはいえ、山本はまだメジャーリーグで1球も投げていない。

 

 「これでは優秀な選手はみんなメジャーに行ってしまう。あまりにも金額の格差が大きすぎる」と漏らす声も、日本球界関係者から聞こえてくる。米社会ではインフレが進行しているとはいえ、ひとえに、MLBの資金力がNPBを圧倒的に凌駕(りょうが)しているからだ。

 

 MLBの総収益は、昨年過去最高の108億ドル(約1兆5350億円)に達した。パンデミックからようやく脱却した年に、ロックアウトの影響をもろともせず最高収益を上げた。

 

 MLBの収益の大きな柱は巨額の放映権料だ。昨年、MLBは米大手テレビ局のESPN、FOX、TBS(ターナースポーツ)と7年契約を結び、3社合計で年間総額17億6000万ドル(2630億円)の放映権料を得ることになった。

 

 この3社の他にアップルが手掛ける視聴配信サービスの権利料や、日本のNHKなど海外の放映権料も入る。これが30球団に均等に分配される。さらに、各球団はMLBの分配金とは別に地元テレビ局と契約を結んでいて、総額20億ドル(約2800億円)以上と言われる。ビッグマーケットのドジャースなどは地元放送局から莫大(ばくだい)な放映権料が入り、大谷や山本への資金を捻出することが可能になる。

 

 加えて、MLBは独自で「MLB・TV」というインターネットで視聴できる映像配信サービスを開始し、収益の増加につなげた。米国はケーブルテレビ局とネット配信サービスの競争が激化しており、これが放映権料が上がる要因ともなっているという。

 

 もう一つ、メジャーに精通している関係者が話すのは「2018年に合法化されたスポーツベッティング(賭博)の恩恵」だ。MLBは「ドラフトキングス」などスポーツベッティングサイトと提携し、データや映像などを提供。映像を通じて賭けられる商品にも人気が出ているようで、MLBがさらに潤う仕組みができてきているようだ。

 

 日本とは放映権料に格段の違いがあり、日本は米国の10分の1とも言われる。これが選手の年俸にも大きく影響し、日米格差は広がり続けている。(阿部太郎)

###

 

-------------------------------------------------------------

 ■ NOTE